アルジャジーラのピーター・グレステ記者はエジプト政府により自身が勾留される前、世界各地の難民危機を取材していました。グレステは、自国オーストラリア政府が、難民を収容している勾留施設への記者の立ち入りを拒否していることを批判しています。「政府は(亡命希望者を)メディアの目の届かない、遠い島に閉じ込め、メディアの接近を拒否しています。国家安全保障のための取材拒否でないことに、私は強い反発を感じています。こうした勾留施設へのジャーナリストの立ち入り拒否を正当化することはできません。民主主義国家では政府は国民を代表し、有権者、納税者である国民のために仕事しているはずです。国家安全保障に関わる、非常に明確で、非常に具体的な理由に基づいて立ち入りを拒否するするのでない限り、亡命希望する人たちに会わせない理由はありません。我々には、国が我々の名の下に何を行っているのか、知る権利があります」
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