デイリーニュース

  • 「解放されても自由ではない」:ヴェネチア・ビエンナーレの芸術家たちの「#黒人の命も大切」運動への反応

    マイケル・ブラウンの死に抗議するデモが4日続いた後、関係当局がセントルイス郡の非常事態を宣言し、世界中の注目を集めました。イタリアのヴェネチア・ビエンナーレと同時に開催されている「クリエイティブ・タイム・サミット」の2人の参加者と共に、「黒人の命も大切」運動と芸術界の状況を検証しましょう。「今のところ私たちは、「黒人の命も大切」運動と、米国での肌が黒い、または茶色い人々に対する暴力に取り組んでいます。しかし、ここヨーロッパでも、黒人が信じられない死にかたをすることがあるのです。」と、「白人至上主義と資本主義に虐げられた世界中の人々の危機的状況」について触れながら、作家のシャリファ・ローズ=ピッツは言います。ローズ=ピッツは、アフリカ系米国人とユートピアについて取り組んでいる3部作の1つであるHarlem is Nowhere: A Journey to the Mecca of Black America(『ハーレムはどこにもない:ブラック・アメリカのメッカへの旅』)の著者です。カリフォルニア芸術大学で教えている、先駆者的コンセプチュアル・アーティストであるチャールズ・ゲインズからも話を聞きます。

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    2015/8/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 芸術、政治、「世界の未来のすべて」について  ヴェネチア・ビエンナーレ初のアフリカ出身のキュレーター、オクウィ・エンヴェゾー

    最も古くて有名な2年に1度の国際芸術展であるヴェネチア・ビエンナーレの開催地イタリアのヴェネチアから、初のアフリカ出身のチーフキュレーターであるナイジェリア人のオクウィ・エンヴェゾーの拡大インタビューをお届けします。エンヴェゾーは、この120年続いてきた祭典に政治的芸術を再び持ち込んだとして評価されています。彼は、チリの民主政権を転覆させた米国支援のクーデターに抗議するために一部の展示がチリに捧げられた1974年のヴェネチア・ビエンナーレから一部のアイデアを思いついたと言います。「芸術家が内にもっている自ら作り出した趣意といったものを通じて、私たちは、より深く、意味深く、より細部にわたって世界を見ることができるのです」と、エンヴェゾーは言います。2015年におこなわれる7ヶ月の展示の一環として、カール・マルクスの『資本論』全3巻の壮大なライブ朗読があります。一方、芸術家アダム・ペンドルトンは「黒人の命も大切」というスローガンを、ベルギー館で公開されている彼の展示に取り入れました。また、ブラジル人芸術家ヴィック・ムニーズは、2013年10月にイタリアのランペドゥーザ島沖で約400人の移民が溺れ死んだ翌日のヴェネチアの新聞の1面で覆われたボートを制作しました。

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    2015/8/11(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 芸術と社会変動 ヴェネツィア・ビエンナーレで芸術家と民主主義をテーマにしたサミットが開催

    最も歴史が古く高名な国際的美術展ヴェネツィア・ビエンナーレでは3日間にわたり、「カリキュラム」と銘打ち、ニューヨークを拠点とするグループ「クリエイティブ・タイム」主催のサミットが開かれます。登壇者にはアフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領と娘のアーティスト、マリアム・ガニ、スペイン左派連合ポデモスのメンバーたち、著名なイタリアの政治的哲学者で活動家のアントニオ・ネグリも含まれます。ブルックリン美術館の新館長で「クリエィティブ・タイム」主任キュレーターのアン・パステナックに話を聞きます。新著は Seeing Power: Socially Engaged Art in the Age of Cultural Production (『見る力:文化的生産の時代における社会派アート』)です。

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    2015/8/10(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 美術と抗議 ヴェネツィア・ビエンナーレが浮き彫りにする労働環境、気候変動、緊縮財政

    最も歴史が古く高名な国際的美術展覧会、ヴェネツィア・ビエンナーレが開催されているイタリアのベニスから中継します。今年のテーマは「全世界の将来」です。この展覧会も物議をかもしたことがないわけではありません。2015年5月、ベネチアはアイスランドのパビリオンを閉鎖しました。これはアイスランドのアーティスト、クリストフ・ビュッヘルが、ベネチアのムスリム・コミュニティとアイスランドのコラボレーションの中で、40年間閉鎖されていた10世紀建築の教会を実際のイスラム教寺院に改変したことを受けたものでした。警察は、このアート作品は「市民の安全に脅威をもたらす」と主張しました。先週には「湾岸諸国労働連合」(the Gulf Labor Coalition)がイスラエルの展示場の2階を一時間にわたって占拠しています。同連合はまた、グッゲンハイム美術館がアブ・ダビに新館を建設した際の移民労働者の使用についても抗議しました。ビエンナーレにおけるこれまでの抗議行動について、ベネチア在住のアーティストであり活動家、著者でもあるマルコ・バラバーレに聞きます。バラバーレは「誰が美術館とビエンナーレを必要とするか?」と題された同連合主催のパネルディスカッションに出席しました。気候変動と緊縮財政がベネチアに及ぼす影響についても検証します。

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    2015/8/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ノー・モア・拷問 世界最大の心理学者団体 安全保障尋問への関与を禁止

    米国心理学会(APA)の評議会は7日、安全保障に関する尋問に心理学者が参加することを禁ずる新方針をほぼ満場一致で採択しました。この決議は、グアンタナモ基地、CIAの秘密基地、ジュネーブ諸条約や国連拷問等禁止条約に違反するとみなされる場所で心理学者が働くことを禁止するもので、これによりAPAは国際法を支持する立場に置かれます。ただし拘留された当事者および人権保護を目的とした第三者独立機関のために直接働く場合を除きます。APA指導部は先に、報告書の中で国防総省およびCIAの拷問プログラムに積極的に共謀したと指摘されていましたが、これは報告書の公表以来、初めてとなるAPA総会での採択となります。唯一反対したのはグアンタナモとアブグレイブ刑務所で陸軍情報心理学者のチーフを務めたラリー・ジェームズ元大佐でした。APA会長に選出されたスーザン・マクダニエルの発言と彩決のハイライトを放送します。10年近く尋問に関する方針変更をAPAに求めていた倫理的心理学連合(the Coalition for an Ethical Psychology)創立メンバー、スティーブン・ライズナーとスティーブン・ソルズに聞きます。英国心理学会(British Psychological Society)の会長に選ばれたピーター・キンダーマンとも話します。

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    2015/8/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 2016年大統領選に向けた初の共和党討論会に FOXニュース会長が選んだ候補が並ぶ

    6日夜、2016年の米国大統領選挙に向けた初の討論会で、共和党候補上位10人が顔を合わせました。FOXニュースが討論会に招待した10人の候補者は、ジェブ・ブッシュ、ベン・カーソン、クリス・クリスティー、テッド・クルーズ、マイク・ハッカビー、ジョン・ケーシック、ランド・ポール、マルコ・ルビオ、ドナルド・トランプ、スコット・ウォーカーです。アナリストの中には、これを「ロジャー・アイル予備選」と表現する人もいます。FOXニュースのロジャー・アイル会長がプライムタイム帯の番組への参加者選定に多大な発言権を行使したためです。選定にもれた7人の候補は、夕方の早い時間帯に別の討論会に参加しました。FOXニュースは、5つの全国世論調査の平均値を計算して上位10人のリストを作成したと説明していますが、この方式については今週になって世論調査機関から批判が殺到しました。この討論会のハイライトを紹介します。

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    2015/8/7(Fri)
    記事番号: 
    4
  • グアンタナモは「人権自由区」 反対派の心理学者 CIAと国防総省の拷問へのアメリカ心理学会の関与を暴露

    世界最大の心理学者の団体「アメリカ心理学会」(APA)の年次総会が開催されているカナダのトロントから放送しています。心理学者が国家安全保障関連の尋問に関与することを禁止する決議を採択する投票を目前にして、「社会的責任を果たす心理学者の会」(Psychologists for Social Responsibility)がタウンミーティングを開催しています。その中のハイライトを紹介します。

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    2015/8/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ジェームズ・ライゼン:過去との決別 アメリカ心理学会が心理学者の尋問関与の禁止に向けた投票へ

    ピューリツァー賞を受賞したニューヨークタイムズ紙の記者ジェームス・ライゼンに話を聞きます。ライゼン記者はCIAと国防総省の拷問プログラムへのアメリカ心理学会(APA)の関係について詳細に報じてきました。アメリカ心理学会の年次総会を取材するため、現在トロントに滞在しています。 本日予定されている、APA理事会による心理学者の尋問関与禁止の決議の意義について、「従来の路線からの大転換です。独立調査の結果、心理学者とブッシュ政権が尋問プログラムをめぐり結託していたことが判明したことへの応答です」とライゼンは語ります。

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    2015/8/7(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「尋問室からの脱出を導け」 アメリカ心理学会は拷問関与に終止符を打てるのか?

    本日は、世界最大の心理学者の団体であるアメリカ心理学会(APA)が年次総会を開催しているトロントからお送りします。この会合は、同学会の幹部が国防総省や中央情報局(CIA)と結託して、拷問プログラムへの支援を保証するために、学会内部の方針や人員や会合を巧妙に操っていたことを確認する衝撃的な報告が公表された後、初めて開かれる総会です。過去数十年の間、反体制派の心理学者のグループは、CIAのブラック・サイトやグアンタナモ基地で取り調べを行う際に心理学者を使うことに対し抗議してきました。長年にわたり彼らは無視され、嘲笑されてきましたが、これを変えたのが先日公表された『ホフマン報告書』、すなわちAPA理事会の依頼による独立調査団の542ページの報告書です。APAは会員13万人の中に拷問に共謀した者がいることを繰り返し否定してきましたが、この報告書はその信憑性を失わせます。公表に基づき、APAトップの4人が辞職もしくは早期退職を表明しました。本日、APA理事会は、心理学者が尋問に関与することを禁止する決議を予定しています。この決議が採択されるかどうかは、まだわかりません。投票に先駆けて、昨夜、「社会的責任を果たす心理学者の会」(Psychologists for Social Responsibility)が、トロントでタウンミーティングを開催しました。

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    2015/8/7(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 広島「原爆の日」に 原爆誕生の地ロスラモス国立研究所で 平和を訴える行進が行われる

    米国による広島および長崎への原爆投下70周年を記念して、原子爆弾誕生の地であり、米国の核兵器研究の中核として現在も核開発が行われるニューメキシコ州ロスアラモス国立研究所に、全米から集まった平和活動家に話を聞きます。8月6日午後、活動家らは研究所の正門に向かって行進を行い、核軍縮を求めます。The Nonviolent Life(『非暴力主義に生きる』)およびThomas Merton, Peacemaker(『平和活動家トーマス・マートン』)を執筆したジョン・ディア師に話を聞きます。ディア師は週末に予定されている、広島および長崎原爆投下70周年を記念して行われる「非暴力キャンペーン全米会議」(Campaign Nonviolence National Conference)の開催を手伝いました。また、同会議で基調演説を行う、公民権運動の象徴であり、ホルマン統一メソジスト教会の名誉牧師でもあるジェームズ・ローソン師にも話を聞きます。マーティン・ルーサー・キング師は、ローソン師のことを「世界の非暴力主義理論および戦略における指導的人物」と呼びました。

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    2015/8/6(Thu)
    記事番号: 
    2

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