デイリーニュース

  • 米国防総省がいかに内部告発者の人生を狂わせたか それがスノーデンの漏洩の布石となったことが明らかに

    今日は特別番組として、国防総省の元高官をゲストに招き、浪費や不適切管理、監視についての内部告発で重要な役割を果たした国家安全保障局(NSA)の職員を彼の上司らが法を破って罰した経緯について聞きます。彼の証言は、エドワード・スノーデンがいかにそしてなぜ、米国政府が世界中で数億人もの人々を監視していることを暴露することになったのかに光を当てるものともなります。ジョン・クレインは25年にわたって国防総省の監察総監室に勤務していました。連邦職員による不正告発を手助けする部門です。クレインは、内部告発者には体制の外に出る以外にほとんど選択肢がないと語り、国内監視の違法なプログラムが幅広く存在することを内部告発したNSAのトーマス・ドレイクに起こったことについて説明します。クレインはまた、ドレイクの弁護団が2010年12月に監視総監に訴えた事実にふれ、ドレイクが受けた罰は内部告発の報復であり、ドレイクが起訴された犯罪は「部分的に、または完全に」、彼が国防総省の監視総監に提供した情報に基づいていたことを主張したものだったと述べます。

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    2016/5/23(Mon)
    記事番号: 
    1
  • カナダの占拠:先住民運動と「黒人の命も大切」の運動が団結して暴力と軽視に抗議

    カナダの先住民活動家と「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)活動家が結束して、国家の暴力や軽視の問題を主張し、その活動を報道機関に取り上げさせる方法について、トロント市からの放送で座談会を主催します。先月、ファースト・ネーションズ (先住民族)活動家 がカナダの先住民問題省の事務所を占拠し、彼らのコミュニティ内で起きている自殺問題と水質と住居の危機的状況に対し措置を講じるよう要求しました。抗議のきっかけは、アタワピスカット川のクリー族コミュニティが自殺未遂について非常事態を宣言したことでした。デモ参加者は、トロント市、レジャイナ市、ウィニペグ市、ガティノー市、ケベック市内にあるカナダ先住民・北方問題省の事務所内外を占拠しました。ここトロント事務所の占拠に参加した者の中には、昨年7月に南スーダンからの難民アンドリュー・ロクを射殺した警官が無罪になるとの報道が出たのを受け、15日間にわたり警察本部外で数週間前に15日間の野営キャンプを行った地元の「黒人の命も大切」活動家もいました。トロント警察本部外の野営キャンプに参加した大勢の人の中にはファースト・ネーションズの活動家がいました。

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    2016/5/20(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 370人を乗せた移民船「駒形丸」の上陸拒否事件から100年 カナダ政府が人種差別を謝罪

    本日はカナダのトロント市からお送りします。今週、カナダ首相ジャスティン・トルドーが「駒方丸事件」について公式な謝罪を行いました。これは1914年に、シーク教徒、イスラム教徒、ヒンドゥー教徒を含む370人以上のインド人の移住を阻むためにカナダ政府が日本船籍の蒸気船の上陸を拒否した事件です。その目的は、インド人をカナダに入れないことだったと、広く認識されています。当時のブリティッシュコロンビア州首相リチャード・マクブライド卿は、「そして、この国を白人の国に保つ必要性を常に考えておかなければならない」と発言しました。駒形丸事件を描いて賞を受賞したドキュメンタリー映画Continuous Journey(『無寄港旅行』)の一部を紹介します。また、このドキュメンタリーの監督であり、Undesirables: White Canada and the Komagata Maru(『好ましくない人々:白人のカナダと駒形丸』)の著者であるアリ・カズィミに話を聞きます。現在のカナダの難民政策についても、勾留施設内で起きた一連の死亡事故を踏まえて、監督が話します。

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    2016/5/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 反骨の記者:詩人で活動家の故ジョン・ロスを振り返る 独立系記者についての新刊

    メキシコのエンリケ・ペニャ・ニエト大統領は、5月半ば同性婚を全国で合法化する法案を提出しました。現在は一部の州およびメキシコシティでのみで認められています。この発表は、2014年9月に学生43人が行方不明になった事件について、最近、大統領に対し圧力が再び高まっている中で行われました。この事件については、複数の報告が連邦当局の関与を指摘しており、学生らはドラッグ組織に殺害されたとする政府の主張に疑問を呈しています。フリーランス記者で活動家、詩人でもあった故ジョン・ロスは、正にメキシコの美しさと矛盾を理解していた一人でした。ロスはメキシコおよびラテン・アメリカの社会運動を50年近く取材し、2011年に亡くなるまでにノンフィクションを10冊、詩集を10冊執筆しました。ロスがジャーナリズムを学ぶ学生に、取材の仕方と、変化を起こすやり方を教える講義の一部を収めた新書が発売されました。Rebel Reporting: John Ross Speaks to Independent Journalists(『反骨の記者――独立系記者へのジョン・ロスの教え』)というタイトルです。同書を共著したノーム・ストックウェエルに話を聞きます。ストックウェルは、ウィスコンシン州マディソンのWORTコミュニティ・ラジオの運営管理も行っています。

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    2016/5/19(Thu)
    記事番号: 
    5
  • オバマ大統領の地元シカゴで 米国生まれの子ども5人の父親が 国外退去処分を恐れ教会に庇護を求める

    報道によれば米移民税関捜査局(ICE)は、中央アメリカ出身の不届移民母子を特に標的とした、ひと月に渡る一斉取り締まりを行う準備を進めています。今年はじめにはジョージア州、テキサス州、ノースカロライナ州でも親子を狙った同様の取り締まりが行われました。取り締まりに対する恐怖が住人の間に広がる一方、コミュニティ単位で国外退去処分を阻止する運動にも繋がっています。この運動はオバマ大統領の地元シカゴのハイド・パーク地区でも広がっています。任期終了間近のオバマ大統領は、米国史上最多の移民を国外退去処分にしたという、ユニークな遺産を残すことになりました。しかし、オバマ夫妻のシカゴ住居から1マイルも離れていない場所で、滞在許可の無しの移民である父親が、メキシコへの国外退去処分に抗うために教会に庇護を求めています。ホセ・フアン・フェデリコ・モレーノは現在、ユニバーシティ教会に住み始めてから1か月以上になります。在米16年のモレーノには、米国生まれの子どもが5人います。モレーノは7年前、酒気帯び運転で逮捕されたことで、国外退去処分される可能性があります。デモクラシー・ナウ! のマイク・バークが今週、シカゴでの取材中にユニバーシティ教会でモレーノと彼の支援者にインタビューを行い、処分が実行された場合の影響について質問しました。「子どもたちと妻は、私に会いに頻繁に教会来てくれます。

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    2016/5/19(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ロバート・マクチェズニー:フェイスブックの独占状態と監視活動は 報道の自由と自由な社会とは相容れない

    5月18日、フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグは、保守派メディアの有力者と会見を行いました。同社が政治的理由から一部の報道を隠しているとの非難を受けたからです。会見したメンバーは、元保守系トークショーのホストで、保守系メディア企業「THE BLAZE」の創設者グレン・ベック、元ブッシュ政権報道官で現在は政治コメンテーターであるダナ・ペリーノ、そして保守系ニュースサイト『The Daily Caller』の創設者タッカー・カールソンを含みます。事の発端は、元フェイスブックの社員が、テクノロジー・ニュースサイト『ギズモード』(Gizmodo)に、フェイスブックは日常的に保守的読者が興味を持つようなニュースをサイドバーの「人気記事」欄に掲載しないで隠していると語ったことにあります。「その懸念は妥当です」とメディア・アナリストのロバート・マクチェズニーは言います。「しかしもっと重要なのは、これほどの政治的影響と政治的権力を、一民間企業が独占するべきなのか? という点です」。マクチェズニーは、フェイスブックの監視活動と、ユーザーデータへのアクセス、そしてこの手の企業の国営化の可能性についても語ります。

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    2016/5/19(Thu)
    記事番号: 
    3
  • トランプ候補 ニューヨーク・タイムズ紙を訴えると宣言 報道の自由軽視の発言をまたも繰り返す

    共和党の大統領候補ドナルド・トランプが、彼の過去の女性に対する扱いをニューヨーク・タイムズ紙が大きく報じたことで、同紙を訴えることを考えており、また報道機関を訴えることを容易にする法律を作ると公言しことが報道されました。そのことについてメディア学者ロバート・マクチェズニーの反応を聞きます。裁判ではなにも解決しないとマクチェズニーは言います。「メディアとは、視点を広げ、向上させ、新たな声を創造し、投資することで、多様なアイディアの市場を作るためのものなのです。……ドナルド・トランプの視点はその正反対だ。自分のやり方に従わない者は、出ていけ、という考えですから」

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    2016/5/19(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ロバート・マクチェズニー:大手の企業メディアは クリントン陣営の視点で2016年大統領選を報じている

    「大手の企業メディアによる選挙報道は過去最低のレベルだ」と語るメディア学者ロバート・マクチェズニーに、メディアがどのように今回の米大統領選を報道しているかについて話を聞きます。「サンダース陣営の動きはほぼ無視され続けてきました……。そして取材の範囲も、取上げ方も、ほぼ既成勢力であるクリントン陣営の視点からなされているのです」とマクチェズニーは言います。先週末ネバタ州の民主党大会で起こったことに対して、記者たちは実際に何が起こったかという質問さえしなかったと彼は言います。ネバダ州の党大会では、突然規約が変更され、サンダース支持者64人が不当に代議員として認められなかったという事態が起こり、それに対してサンダースの支持者が抗議したのです。このことで「ジャーナリズムと呼べる活動がほとんど行われていない現状が浮き掘りになった」とマクチェズニーは指摘します。「権力側が言うことを、そっくりそのまま繰り返す報道がどのくらい蔓延っているか」。マクチェズニーはイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のコミュニケーション学部教授で、全米報道改革組織「フリープレス」(Free Press)の共同創始者です。

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    2016/5/19(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 活動家達がシカゴ警察による「恐怖支配」の終焉を求める中 レキア・ボイド殺害警官が辞職

    今日のデモクラシーナウ!は、イリノイ州シカゴからの放送です。当地で起き大きな話題を呼んだ、武器を持たないアフリカ系米国人男女の警官による銃撃事件数件のその後の大きな進展、さらに独立系メディアが警察の不祥事の暴露にいかに主要な役割を果たしてきたかを見ていきます。非番の日、自分の家の近くで友達とたむろしていたレキア・ボイドを銃撃した件で懲戒免職処分に処されるべきかいなかを問う公聴会を数日後に控えていた警官ダンテ・サービンが 17 日、シカゴ警察を辞職しました。辞職は、シカゴ市長ラーム・エマニュエルが、懲戒処分をもたらすことなどまずない生ぬるい捜査で批判を浴び問題となっていたシカゴ市の警察監視局を撤廃すると今週発表したのと期を一にして起こりました。エマニュエル市長自身も、2014 年に警官から 16 回の発砲を受けて死亡したラクアン・マクドナルド事件の隠蔽疑惑で辞職要求に直面しています。「インビジブル・インスティチュート」(Invisible Institute)設立者でフリーランス・ジャーナリストのジェイミー・カルベンに話を聞きます。カルベンは、ラクアン・マクドナルドが 16 回銃撃されたことを示す検視報告書を公表し、銃撃が写っているビデオの存在を最初に報道した記者でした。

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    2016/5/18(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 712 人の民主党特別代議員が 2016 年大統領選の明暗をわけるのか?特別代議員の秘史を解明

    バーニー・サンダースと民主党幹部との関係は、2016 年の大統領選挙選開始のしょっぱなからぎくしゃくしたものでした。前国務長官のヒラリー・クリントンが特別代議員たちの支持を確保して 代議員数で400 人以上リードして予備選をスタートしたからです。特別代議員は 連邦議会上下両院議員、知事、その他の選挙で選ばれた役人など712 人の民主党エリートで構成されています。ブランコ・マルチェティックが執筆し非営利の独立系マガジン『イン・ディーズ・タイムズ(In These Times)』に掲載された最新記事は、1982 年のハント委員会で創設された「特別代議員の秘史」を明るみに出しました。ウェブサイト『イン・ディーズ・タイムズ』の編集責任者で 6 月号のメイン特集を編集したジェシカ・スタイツと、シカゴを拠点とする記者で Nixonland: The Rise of a President and the Fracturing of America (『ニクソンランド:ある大統領の興隆とアメリカの破砕』) など多数の著書があるリック・パールスタインをゲストに迎えています。

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    2016/5/18(Wed)
    記事番号: 
    2

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