デイリーニュース

  • グレン・グリーンウォルドが語る アサンジの引渡し裁定 ブラッドリー・マニングの拘置 ウィキリークス支援者への攻撃キャンペーン

    英国の判事は24日、性犯罪疑惑に関する審問のため、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジのスウェーデンへの引渡し許可の裁定を下しました。 アサンジは10日以内に不服申し立てを行う予定です。弁護団は、アサンジが結果的に米国に引き渡され、政府の機密文書公開という死刑判決もありうる犯罪で起訴される可能性があることを理由のひとつとして、スウェーデンへの引渡しに反対してきました。憲法弁護士で法律問題ブロガーのグレン・グリーンウォルドが、アサンジの事件、内部告発者とされている陸軍上等兵ブラッドリー・マニングに対する米陸軍による拷問の疑い、そして最近露見した、ウィキリークスおよび公然とウィキリークスを擁護するグリーンウォルド自身を含む支援者を標的とした3つの民間諜報会社による計画について語ります。

    dailynews date: 
    2011/2/24(Thu)
    記事番号: 
    2
  • フアン・ゴンザレス 「シティ・タイム」の8000万ドル詐欺の暴露で2010年度ジョージ・ポーク賞を受賞

    デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスは、ニューヨーク・デイリーニュース紙のコラムで、マイケル・ブルームバーグ市長によるシティタイムと呼ばれるNY市の給与システムのコンピュータに絡んで仕組まれた詐欺スキャンダルを暴露し、ジョージ・ポーク賞を受賞しました。ゴンザレスの記事をきっかけに、NY市民の税金8000万ドル以上をくいものにする詐欺を画策した4人のコンサルタントと共犯者2人が連邦地検に起訴されました。

    dailynews date: 
    2011/2/24(Thu)
    記事番号: 
    1
  • CIA諜報員の逮捕が光を当てたパキスタンでの米国の秘密戦争 米パ関係にも影響

    米政府当局は 男性2人を殺害した容疑でパキスタンで拘束されたアメリカ人の1人がCIA諜報員で、もう1人は民間警備会社ブラックウォーター(現Xeサービス社)の元社員だったことを認めました。オバマ政権は21日まで、逮捕されたレイモンド・デイビスは外交官であり、その犯行は正当防衛だったと主張していました。デイビスの逮捕は米国とパキスタンの関係を悪化させ、パキスタン国内でCIAが展開している秘密戦争の一部である米国の秘密工作網を暴き出すことになりました。デイビスとCIAの関係を最初に報じたのは20日付けの英紙ガーディアンでした。その記事によれば、米国の報道各社もこの事実を知っていましたが、米政府当局の要請でその報道を控えていたと言う事です。この逮捕をスクープしたガーディアン紙パキスタン特派員デクラン・ウォルシュに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/2/23(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「人々はやっと自分たちの声を持った」 デモクラシー・ナウ!のシャリフ・アブドゥル=クドゥースが語るムバラク後のエジプト

    米国が支援してきたムバラク政権に反対する民衆蜂起を数週間にわたって取材していたデモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル=クドゥースがエジプトから帰ってきました。「世界中が今回のエジプトの行動を目撃していたのはすごいことだと思う」とクドゥースは言います。「エジプトが米国に民主主義を輸出しているんだ」

    dailynews date: 
    2011/2/23(Wed)
    記事番号: 
    2
  • リビアの作家ヒシャム・マタル カダフィの非道な弾圧を語る 「我々はのたうち回る瀕死の ケダモノを目撃しているのだ」

    反体制派の民衆がリビアの主要都市で主導権を握る中、独裁者ムアンマル・カダフィ大佐は自分は国外へは逃亡しないと断言しています。デモ開始から1週間、カダフィ派の警察や傭兵部隊によって抗議参加者の数千人が殺傷され、さらに千人以上が行方不明です。リビア情勢の詳細についてロンドン在住の著名なリビア人小説家ヒシャム・マタルから話を聞きます。マタルの両親もまたリビアの著名な反体制活動家でした。彼は現在、リビア情勢を西側メディアに伝える暫定的なニュース配信サービスの運営を手伝っています。「世界がいま目にしているのは大虐殺だ。歴史はやがて国際社会の責任を問うことになろう」と彼は言います。「なぜなら、これは単に選挙を経ていない独裁者が自国民たちを虐殺している現場だというだけではなく、それを行っているのが、国際社会がその体制と緊密な関係を持つことで利益を得てきた独裁体制そのものだからだ」

    dailynews date: 
    2011/2/23(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「キッズ・フォー・キャッシュ」計画で有罪判決を受けた判事が長期の禁固刑と集団訴訟に直面

    連邦陪審は、「キッズ・フォー・キャッシュ」と呼ばれる計画に加担していたペンシルバニア州の元判事に有罪判決を下しました。彼は過去数年にわたり、少年犯罪者を営利目的の少年刑務所に送る見返りに金銭を受け取っていました。ルザーン郡の元判事マーク・チアバレラ・ジュニアは2月18日、PAチャイルド・ケア社とその姉妹会社ウエスタン・ペンシルバニア・チャイルド・ケア社が運営する拘置所に少年を送り込んで賄賂とリベートを受けったことに対し、有罪判決を受けました。チアバレラともう一人の判事マイケル・コナハンは、この行為によって260万ドルを受け取ったとされています。チアバレラは最高157年の禁固刑の他、少年の家族たちによる集団訴訟にも直面しています。未成年法律センター(Juvenile Law Center)のマルシャ・レビックと、チアバレラが刑務所に2度送り込んだことで息子が自殺したと主張するサンディ・フォンゾにさらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/2/22(Tue)
    記事番号: 
    6
  • マット・タイビ:「ウォール街はなぜ刑務所に入らないのか?」

    「誰も刑務所には行かない。」ローリング・ストーン誌の最新号で、マット・タイビはこう書いています。「これは、すべての主要銀行と金融会社が、数百万人を貧困化させ、合わせて数千億ドル、実際は数兆ドル規模で世界の富を破壊した非常識な犯罪スキャンダルに関わっていた金融危機時代の御題目なんだ。」タイビが、米国民がウォール街の投資家たちによって、いかにだまし取られ、金融危機がウィスコンシン州やオハイオ州の現状にいかに関連しているかを説明します。

    dailynews date: 
    2011/2/22(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 団体交渉権を擁護する労働デモがオハイオ州にも拡大

    オハイオ州では2月22日、上院法案第5号に反対する集会のために、数万人がコロンバスの州議事堂に押し寄せようとしています。同法案は州職員らの団体交渉権の放棄し、医療保険料の自己負担の増加、いわゆる“能力給”制度への変更などを要求しています。オハイオ州の共和党知事ジョン・ケーシックは、ストライキに参加する公務員は職を失うことになるだろうと述べました。オハイオ州の約3万5000人の州職員を代表するオハイオ公務員組合(Ohio Civil Service Association)の本部長ドナルド・コンリーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/2/22(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「今日が決戦」:反組合法への投票を前に数千人がウィスコンシン州議事堂を占拠

    ウィスコンシン州州議会は2月22日、共和党のスコット・ウォーカー州知事が提案している公務員の賃金カットと団体交渉権の排除について討論を始める予定です。組合は、医療保険の12%と年金経費の半額を自分で払うことになる、ウォーカーの提案する賃金カットをすべて受け入れることには合意しましたが、団体交渉権を放棄することは拒否しています。ウィスコンシン大学マディソン校の教員助手連盟(Teaching Assistants’ Association)の活動家で、法案に抗議するための1週間の州議事堂占拠を手助けしたピーター・リックマンから話を聞きます。「人々はこれが基本的な労働者の権利に対する根本的な攻撃であると理解しています」と、リックマンは言います。「これがすべての労働者のためだからこそ、消防隊員や鉄鋼労働者、看護師、在宅介護労働者らの人々がわれわれと共に闘ってくれるのです。」

    dailynews date: 
    2011/2/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 数千人が公務員と組合を擁護する中、ジェシー・ジャクソン師がマディソン郡をデモ行進

    1週間にわたる教員デモの後に再開された学校に向かうマディソン郡の学生グループと行進する、著名な公民権運動指導者ジェシー・ジャクソン師に話を聞きます。ジャクソン師は、州政府が可決しようとしている公務員を標的にした反組合法案に反対する数万人と行動を共にしました。「問題はいまや労働者の経済的譲歩ではなく、州知事が、労働者の団体交渉権を否定しようとしていることにあります」とジャクソンは言います。

    dailynews date: 
    2011/2/22(Tue)
    記事番号: 
    2

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