デイリーニュース

  • 元ISIS人質ニコラ・エナン:難民受け入れがISISに対抗する最高の戦略

    フランス人ジャーナリストで作家のニコラ・エナンは、シリアでISIS(イスラム国)の人質となり、モハメッド・エムワズィのもとで10カ月間拘束されていました。欧米諸国では難民に門戸を閉ざす動きが強まっていますが、それについてエナンの話を聞きました。「難民を受け入れることは、私たちの国にとってテロの脅威ではありません。むしろ、ワクチンのように私たちをテロから守ってくれます。なぜなら異なる社会やコミュニティの間では、相互のやり取りがあればあるほど、緊張感は少なくなるからです。イスラム国は世界的な対立を信じています。彼らが最終的に望んでいることは、我々の国で内戦が起きる、もしくは少なくとも大きな社会の動揺が起きることであり、中東では大規模な戦争が起きることです。それを目指して、彼らは奮闘しているのです。なので私たちは、ISISの語る物語を無効にする必要があります。実際に難民が喜んで迎え入れられることを示し、彼らの説明を完全に粉砕しないとだめです」と、エナンは語ります。

    dailynews date: 
    2016/1/1(Fri)
    記事番号: 
    3
  • シリア空爆は罠 元ISIS人質のニコラ・エナンが警告

    米国がシリア空爆を拡大する中、シリア国内でISIS(イスラム国)の人質となり、拘束された10カ月の大半を地下牢で過ごしたフランス人ジャーナリストのニコラ・エナンに話を聞きます。彼と共に拘束されていた米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリーとスティーブン・ソトロフは、後に斬首されました。ふたりの処刑シーンは録画され、世界中に流されました。彼はまた、人質として拘束されている期間中に、米国人救援活動家のケイラ・ミューラーとも短い出会いを持ちました。彼女も捕虜にされており、監禁中に亡くなりました。米国主導の同盟軍の空爆によって殺された可能性があります。エナンは2014年4月に別のフランス人ジャーナリスト3人と共に解放されましたが、シリア爆撃への反対を切々と訴えています。「こうした爆撃は、恐ろしい効果をもたらしています。私たちはシリアの国民をISISの手中に押しやっているのです」とエナンは話します。

    dailynews date: 
    2016/1/1(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「死にたくない。これは私の戦争じゃない」 フランス最大の難民キャンプで シリア人が主張

    デモクラシー・ナウは12月に、パリから北へ1時間半のカレー市にあるフランス最大の難民キャンプを訪れました。6000~7000人が一時しのぎのテントでキャンプ生活をしています。彼らの最終目的地はイギリスで、毎晩のように、キャンプの住人が英仏海峡トンネルに向かって出発し、ハイウェイに沿って歩きながら、通過するトラックや貨物自動車に飛び乗って、イギリスに入国しようとします。キャンプに足止めされている難民のひとり、21歳のシリア人マジドに話を聞きます。マジドは最近、スーダン人の男性ジョセフがハイウェイで車に轢かれて亡くなったようすを説明します。キャンプの住民たちは、ジョセフの死亡事故を起こした車の運転手を警察が止めなかったことに抗議し、「私たちは人間だ、犬ではない」、「戦争を生き延びた人間が平和に生きるために何が必要だというのか?」などと書いたプラカードを掲げていました。現在世界で起きている難民の大量発生は、第二次世界大戦以降で最大の規模です。12月7日、国際連合は現状の資金拠出の水準で は「必要最低限の保護と救命援助すら提供することができない」として、200億ドルの追加支援を呼びかけました。国連関係者は、シリア、アフガニスタン、 イラク、イエメン、南スーダンにおける戦争が、世界中で6000万人近い人々が避難を強いられている主因のひとつだと述べました。

    dailynews date: 
    2016/1/1(Fri)
    記事番号: 
    1
  • エクソン社模擬裁判:気候変動の研究結果を隠蔽したエクソン社を活動家が「気候変動罪」で訴える

    エクソンモービル社が長年、化石燃料が地球温暖化の原因になるという研究結果を隠蔽していたことが明らかになり、ニューヨーク州検事総長が犯罪捜査を開始しましたが、連邦政府に対しても大手タバコ会社への捜査と同様の措置を求める声があがっています。先日のパリで開催された国連気候変動サミットでは、それを先取りして、活動家がエクソン社を「気候変動罪」で訴える「模擬裁判」のイベントが行われました。会場となった倉庫はエクソン社に対する告発を聴くため、COP21参加者を含む世界中から集まった数百人の聴衆で満員となりました。複数の判事の前で科学者、エネルギー問題専門家、そして気候変動で日々の生活が脅かされるコミュニティ在住者を含む証人が証言を行いました。主任検察官役は、著名な環境保護活動家で350.orgの共同創設者、ビル・マッキベンと、ジャーナリストのナオミ・クラインで、この2人が証人に対し尋問質を行いました。

    dailynews date: 
    2015/12/31(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 気候変動研究結果を隠蔽したのはエクソン社に限らず:他の主要石油企業も70年代から偽っていた可能性が資料で明らかに

    史上最も暑い年となった2015年は、エクソンモービル社の30年以上わたる嘘が明らかになった年でもありました。内部資料によれば、エクソン社は化石燃料が地球温暖化の原因となることを70年代には認識していましたが、その情報を隠蔽していました。しかし、このような隠蔽工作を行ったのはエクソン社だけではなかったことが明らかになりました。「インサイド・クライメイト・ニュース」(InsideClimate News)の新たな暴露記事によれば、米国および多国籍の大手石油企業や天然ガス会社のほとんどが、化石燃料が気候変動に及ぼす影響を、エクソン社と同時期に認識していたということです。この記事を執筆した「インサイド・クライメイト・ニュース」のニーラ・バナジー記者に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/31(Thu)
    記事番号: 
    1
  • エリン・ブロコビッチ: カリフォルニア州のメタンガス漏出はBP原油流出以来最悪の米国の環境災害

    ロサンゼルス北部で天然ガスの漏出により、1億5000万ポンドを超えるメタン・ガスが放出し、BPのメキシコ湾原油流出事故以来、米国最大の環境災害となりました。ポーターランチ地区に住む数千人の住民が仮設住宅に避難しています。ガスにより頭痛や鼻血の症状が起きています。事故を起こしたサザン・カリフォルニア・ガス会社(Southern California Gas Company)の話では破損の修理には3~4ヵ月を要します。高名な消費者運動活動家で法律研究家のエリン・ブロコビッチと、破損したガス貯蔵施設のすぐそばに位置するルネサンス住宅所有者協会(Renaissance Homeowners Association)のデビッド・ベイレン会長に話を聞きます。ブロコビッチは米国史上最大の集団訴訟の勝訴に貢献した人物で、現在はポーターランチ地区のガス漏出事故被害者への公正な対応を求めて活動しています。

    dailynews date: 
    2015/12/30(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米国史上最大の債務不履行の危機が迫るプエルトリコ 米国による統治権侵害を国連に訴え

    プエルトリコは米国史上最大の地方債のデフォルト(債務不履行)まであと1日に追い込まれていますが、米国議会は危機回避の手立てを講じようとはしていません。 米国自治領のプエルトリコは1月1日に期限を迎える約10億ドルの支払い義務を抱えています。債務総額は720億ドルにのぼっており、今回の支払額は、そのほんの一部にすぎません。プエルトリコはすでに、今回の支払の少なくとも一部は履行不可能であり、支払い可能分も実際には所有していない資金から引き出すことになると警告していました。米国議会は12月中にデフォルト回避の措置を講じることができたかもしれないのに、機会を逃してしまいました。プエルトリコ知事は国連に対し、米国はプエルトリコに内政自治権を与えると誓約したにもかかわらず、それを撤回しているとして不服を申し立てました。ハンター大学の都市政策学科の教授でプエルトリコ研究センターの所長を務めるエドウィン・メンデレスとデモクラシー・ナウ!の共同司会者で、プエルトリコの債務危機について徹底取材を行ってきたニューヨーク・デイリー・ニュース紙のコラムニスト、フアン・ゴンザレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/30(Wed)
    記事番号: 
    3
  • グアンタナモでハンスト中の収容者 釈放の認可を得たにも関わらず国防総省による妨害でいまなお悪夢の中

    ロイター通信による最新の暴露記事は、国防総省がグアンタナモ収容所の閉鎖に向けたオバマ政権の取り組みを阻止し、官僚的な措置を講じて収容者の釈放を遅延させたり頓挫させていることを明らかにしました。国防総省は、釈放された収容者の受け入れを他国に求める働き掛けも妨害してきました。ある事例では、ハンスト中のイエメン人収容者タリク・バ・オダーの引取りを検討していた国の代表団に対し、国防総省は医療記録の開示を拒否しました。バ・オダーは、釈放が認められてから5年が経過した現在もグアンタナモ収容所に収監されています。憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)のスタッフ弁護士で、バ・オダーの弁護士を務めるオマール・ファラーと国防総省の妨害を暴いたロイター通信の記者シャールス・レビンソンに、バ・オダーの事例について聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/30(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「画期的な」記事が暴露 国防総省がオバマ大統領によるグアンタナモ収容者移送の試みを妨害

    オバマ大統領がグアンタナモ収容所の閉鎖を命じてから7年近くにわたり、共和党は、終始一貫してオバマ大統領の企てを阻止してきました。新たな報道によりオバマ大統領を阻むもうひとつの障害が明らかになりました。阻止しているのは、大統領の部下である米国国防総省です。ロイター通信の記事によると、高級将校たちは移送の障害となる官僚的な措置を課して収容者の拘束を続け、外国政府による収容者の引き取りを邪魔立てしています。その結果、釈放が認められた大勢の収容者が何年にも渡り収監されたままです。2人のゲストに話を聞きます。チャールス・レビンソンは、この記事をスクープしたロイター通信の記者です。弁護士のオマール・ファラーは、5年前に釈放が認められたにも関わらず、国防総省の介入によりいまだに収監されているイエメン人の弁護を担当しています。

    dailynews date: 
    2015/12/30(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 億万長者の共和党の寄付者シェルダン・アデルソンにボスが「新聞を身売りした」として、コネチカットの記者が辞職

    億万長者の共和党の寄付者シェルドン・アデルソンの利益のために新聞社経営陣が重大な不当を働いたとして、コネチカットの新聞記者が辞職しました。スティーブ・コリンズはザ・ブリストル・プレス紙で20年以上働いてきました。しかし、コリンズは12月24日、偽名で執筆された盗作記事を同紙の経営者であるマイケル・シュローダーが掲載したことが明らかになると、辞職を発表しました。その記事は、アデルソンの商取引に異議申し立てをしたとされているネバダ州の判事を批判するものでした。シュローダーは、ニュース+メディア・キャピタル・グループ社の重役です。同社は、最近別の新聞ラスべガス・レビュー・ジャーナル紙を買収したアデルソンのペーパーカンパニーです。フェイスブックへの投稿で、スティーブ・コリンズは次のように記しました。「私の新聞の経営者は、前代未聞のスケールのジャーナリズム上の不正行為を犯しました。私たち記者がためらい、弱体化すればジャーナリズムはないも同然です。私たちは重要なことをしています。そしてシュローダー氏やアデルソン氏といった人たちが、たとえどんなにたくさんのお金を撒き散らせるとしても、私たちの邪魔をすることはできないのです」、スティーブ・コリンズから彼の試練と辞職の決心について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/29(Tue)
    記事番号: 
    4

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