上院情報委員会は、トランプ大統領がCIA長官候補に指名したジーナ・ハスペルの就任を承認し、承認手続きは上院本会議へと送られました。ハスペルはCIAで33年の勤務経験を持つベテランで、2002年にタイのCIA秘密収容施設の運営責任者でしたが、その間に、同収容所で少なくとも一人の囚人に対し「水責め」やその他の拷問が行われました。彼女はまた、同秘密収容施設での拷問を示すビデオテープの破棄を命じました。「CIAの拷問プログラムは存在すべきでなかった」とのハスペルの発言後、多数の民主党有力議員が就任支持にまわりましたが、彼女は先週の指名承認公聴会において、9.11後の囚人の扱いを「拷問」と呼ぶことを繰り返し拒否し、拷問は道議に反すると思うかという質問に、明確に応えることを拒否しました。インターネットメディア「インターセプト」のワシントンDC支局長であるライアン・グリムから詳しく聞きます。彼の最新記事は、「ジーナ・ハスペルの承認投票に先立ち、上院は見られてはまずい秘密メモへのアクセスを妨害」(“Ahead of Vote on Gina Haspel, Senate Pulls Access to Damning Classified Memo.”)です。