デイリーニュース

  • ノーム・チョムスキー:シャロン辞任をもたらした「サブラ・シャティーラ大虐殺」はユダヤ人による最悪の大虐殺

    イスラエルのアリエル・シャロン元首相の経歴の中で最も衝撃的な事件、サブラ・シャティーラ大虐殺を取り上げます。1982年9月16日から17日にかけて、イスラエル軍がキリスト教系民兵による難民キャンプ襲撃を許可し、2000人ものパレスチナ人が死亡しました。虐殺を調査したイスラエルの特別委員会が、当時の国防相だったアリエル・シャロンに「個人的な責任」があると結論づけたことを受け、シャロンは辞任に追い込まれました。襲撃時にサブラ難民キャンプのガザ病院に勤務していたユダヤ系アメリカ人看護師のエレン・シーゲルによる殺害の記述を紹介し、コロンビア大学「アラブ研究のエドワード・サイード教授」を務めるラシード・ハーリディーと、世界的に有名な反体制知識人、言語学者、作家でマサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/1/13(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ノーム・チョムスキーが語るアリエル・シャロン:死人の悪口を言わない慣習が「沈黙の誓いをもたらしている」

    8年間昏睡状態にあったイスラエルのアリエル・シャロン元首相が11日、85歳で死去しました。シャロンは、イスラエルの1948年の建国以降の主な戦争の全てに関与したイスラエルの歴史上最大の政治家の1人です。パレスチナ人にとっては、シャロンはイスラエル・パレスチナ対立の歴史上最悪の政治家の1人でした。彼は入植地建設運動の父とみなされており、また、パレスチナ人とレバノン人2万人を殺害したとされるイスラエルのレバノン侵攻の立案者だったと認識されています。シャロンの遺産について世界的に有名な反体制知識人、言語学者、作家、マサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキー、そしてコロンビア大学「アラブ研究のエドワード・サイード教授」を務めるラシード・ハーリディー、さらにオックスフォード大学国際関係学名誉教授のアヴィ・シュライムの3人のゲストに話を聞きます。「亡くなったばかりの人の悪口を言ってはいけないという慣習があり、それにより残念ながら沈黙の誓いのようなものがもたらされている。なぜならば良いところが何もないからだ。彼は残忍非道な人殺しでした。彼には『可能な限り偉大で力を持った、可能な限りパレスチナ人の少ないイスラエル』という彼を生涯動かし続けた固定観念がありました。彼はこの理想の実現のために紛れもなく勇気と責任を示しましたが、それは醜く恐ろしいものでした」とチョムスキーは語ります。

    dailynews date: 
    2014/1/13(Mon)
    記事番号: 
    1
  • アミリ・バラカ(1934‐2014):革命的な政治、ブラックカルチャーを形作った詩人、劇作家、アクティビスト

    1月9日、アミリ・バラカが79歳で逝去しました。本日は、番組の時間いっぱいを使って、詩人、劇作家、政治活動家で、1960年代および1970年代にブラックアーツ運動の中心的な原動力だったバラカの生涯と功績を振り返ります。バラカは1963年に、アフリカ系アメリカ人によって書かれた初めてのブラックミュージックの主要な歴史書として知られる『ブルースピープル:白いアメリカ、黒い音楽』)を出版しました。1年後の1964年には、詩集The Dead Lecturer(『死んだ講師』)を出版し、戯曲 Dutchman(『ダッチマン』)でオビー賞を受賞しました。1965年にマルコムXが暗殺された後、バラカはハーレムに移り、「ブラックアーツレパートリーシアター」を創設しました。1960年代後半には、生まれ故郷であるニューアークに戻り、政治的組織活動により多くの力を注ぎ始め、FBIから「汎アフリカ運動の米国での主導者として頭角を現す人物になると見られる」とみなされました。バラカは昨年後半に入院するまで著作と詩のパフォーマンスを続け、一連の作品は、若い世代のヒップホップアーティストやスラムの詩人たちに多大な影響を及ぼしました。バラカの長年の同志で友人だった4人のゲストが番組に参加します。ソニア・サンチェスは、高名な作家で詩人、劇作家、アクティビストです。

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    2014/1/10(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米国が兵器を緊急支援する中 ファルージャでの新たな攻撃で イラクの宗派間闘争激増の危機

    イラク軍は、ラマディの一部も掌握したスンニ派ゲリラからファルージャ奪回に向けた攻撃の可能性に備え、街を包囲しました。戦いに巻き込まれるのを避けるため、ファルージャ市民数千名が既に避難しています。この事態と時を同じくして、「イラクとレバント地域 イスラム国家」(Islamic State of Iraq and the Levant)とよばれる武装組織をの「包括的な」駆逐のために、米国はヘルファイア・ミサイルと監視用無人機の投入量を増やしていたところでした。イラク系フランス人ジャーナリストで2003~08年にバグダッドを本拠にRoadtrip Iraq(『イラクでロードトリップ』)とFallujah: A Lost Generation?(『ファルージャ:失われた世代?』)を含む複数のドキュメンタリーを制作したフェラット・アラニと、米国務省に24年勤務しイラク駐在経験もあるベテランで、後に米のイラク政策を批判した著書We Meant Well: How I Helped Lose the Battle for the Hearts and Minds of the Iraqi People(『あれは善意だった:イラク人の心をつかみ損ねる戦いの一端を担った私』)を執筆したピーター・ヴァン・バーレンです。ヴァン・バーレンは、イラク国家再建の米の方針批判後、解雇の危機に晒されました。

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    2014/1/9(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ジョンソン大統領の「貧困撲滅への戦い」より50年 21世紀の不平等への新たな戦いを求める

    50前の1964年1月8日、リンドン・B・ジョンソン大統領は「貧困撲滅への戦い」(war on poverty)創始を宣言しました。その政策は、現在も米国の低所得者を支える、メディケイド(低所得者や身体障害者向けの医療保健)、メディケア(高齢者向け医療保健)、政府の住宅費補助、就学援助プログラム「ヘッド・スタート」、様々な司法サービス、食料補助、最低賃金の引き上げ、そして後からできたフードスタンプやペル奨学金などの連邦政府や州政府によるプログラムの基礎となっています。あれから50年が経ち、再び貧困撲滅への戦いが必要だという声が多数上がっています。So Rich, So Poor: Why It’s So Hard to End Poverty in America(『とても金持ちで、とても貧乏:米国の貧困撲滅はなぜそれほど難しいのか』)を執筆したピーター・エーデルマンに話を聞きます。ジョージタウン大学「貧困、不平等、公共政策センター」(Center on Poverty, Inequality and Public Policy)学部長を務めるエーデルマンは、ロバート・F・ケネディ上院議員の上級アドバイザーを務め、1996年に数百万人を切り捨てることになった福祉制度改革法の大統領署名に抗議して辞任するまで、クリントン政権の一員も務めました。

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    2014/1/9(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 変換を遂げるニューヨーク市政 デブラシオ市長の下で 重要な地位に革新派

    ビル・デブラシオ新市長就任から1週間が経ち、ニューヨーク市議会議長にメリッサ・マーク=ヴィヴェリトが選出されました。デモクラシー・ナウ! の共同司会者で、ニューヨーク・デイリー・ニュースのコラムニスト、フアン・ゴンザレスは、マーク=ヴィヴェリトの議長選出で、ニューヨーク市政が、市長を筆頭に、いくつもの重要な地位を革新派が占める新時代を迎えたと語ります。

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    2014/1/9(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ニュージャージーの交通スキャンダルがクリスティ州知事の2016年大統領選出馬へ与える影響は?

    ニュージャージー州の知事、クリス・クリスティの側近が政治的意趣返しを目的に意図的に交通渋滞を引き起こしたことが発覚し、知事をめぐる政治的なスキャンダルへと広がっています。新たに公開された文書によれば、州知事再選に出馬したクリスティを支持しなかったフォートリー市長に仕返しするため、知事の副首席補佐官、ブリジット・アン・リーが、ニュージャージーとニューヨーク市を結ぶジョージ・ワシントン橋へ通じる道の車線を封鎖するよう直接指示を下したとされています。知事の高校の頃からの友人で、同じくクリスティ知事に指名を受けたデヴィッド・ワイルドスティーン宛のメールのなかで、ケリーは「今度はフォートリーに渋滞問題を起こしてやりましょう」と書いていました。4日間に渡り1車線を除いたすべての車線が封鎖され、大渋滞を引き起こしました。声明でクリスティ知事は関与を否定、自らの側近の行為に「憤慨すると同時に、非常に悲しい思いだ」と発表しています。このスキャンダルが、2016年大統領選で予想されているクリスティ知事の共和党候補指名に与える悪影響の可能性について、エイミー・グッドマンとフアン・ゴンザレスが議論します。

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    2014/1/9(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「抗議活動以上のことをする時がきていた」:1971年にFBIの諜報活動を暴露した泥棒たちへのインタビュー

    ベトナム戦争時代の大きな謎の一つが解けました。1971年3月8日、タクシーの運転手、デイケアーセンターの所長、そして二人の教授を含む活動家グループが、ペンシルバニア州のメディアにあるFBIのオフィスに侵入しました。彼らは手当り次第に持てる限りの書類を盗み、盗んだ情報の多くをメデイアに漏えいしました。そこにはFBIの権限乱用の詳細やコインテルプロ(COINTELPRO」と呼ばれる対敵諜報活動の情報が含まれていました。コインテルプロは、社会・政治運動組織に潜入して監視し、活動を崩壊させる目的のFBIのプログラムです。自らを「FBIを調査する市民委員会」と名乗る、この窃盗グループからは一人の逮捕者も出てていません。この侵入者達の身元は今まで隠されていましたが、今週この歴史を変えた盗難事件の功績を認め語りるため名乗りをあげました。本日は、その活動家のうちの3人、ジョン・レインズ、ボニー・レインズ夫妻、キース・フォーサイスと彼らの弁護士デイビット・ケイリーズ、そして当時のワシントンポストの記者ベティー・メツカーに話を聞きます。メツカーは1971年に、この盗まれたFBIの資料についての暴露記事を書いた記者で、今回は新著「泥棒たち: J.エドガー・フーバーのFBI内で隠された秘密組織を明かす(The Burglary: The Discovery of J.

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    2014/1/8(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 気候変動否定者への資金援助から正体不明の団体まで、コーク兄弟のネットワークが2012年に4億ドルを出費

    ワシントンポスト紙と「責任ある政治のためのセンター」(Center for Responsive Politics)は、億万長者のコーク兄弟が関連している17の非課税団体と有限会社の複雑怪奇な連携が、いかにして2012年の米大統領選で少なくとも4億700万ドルの資金を集めたかを明らかにする記事を最近発表しました。この信じがたいほどの金額は、州、連邦、地方選ですべての組合が使った額を合計したものとほぼ同じで、2012年の他の政治資金源のほとんどすべてが小額に見えてきます。この17の団体は、資金源を隠すことを助けるように意図され、その資金源の多くは、投票者の動員とオバマ大統領と議会の民主党議員らを攻撃するテレビ広告費に使われました。「メディア民主主義センター」(Center for Media and Democracy)の代表で、PRWatch.orgとALEC Exposed.orgの発行人であるリサ・グレーブスから話を聞きます。

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    2014/1/7(Tue)
    記事番号: 
    4
  • サンディからハイエンまで、異常気象の2013年は気候変動に関する報道が増加

    2013年の世界的気候変動の報道についての新たな調査によると、気候変動についての主流メディアの記事や社説は30%増加しました。「日刊気候」(The Daily Climate)というウェブサイトは、気候変動についての記事を毎日集めていますが、その結果、2009年以来初めて地球温暖化についての報道が増加したことがわかりました。地球温暖化についての報道は2013年は約2万4000件で、2012年は約1万8000件でした。ロイター、AP通信、ガーディアン紙はそれぞれ1000件以上を掲載しました。主流メディアの中で、2013年に気候に関する報道が減少したのは、ニューヨークタイムズ紙だけでした。一方、フォックス・ニュースの気候報道は相変わらず、気候変動はでっちあげだと主張する専門家たちを特集し続けました。最近の年次調査で「気候に関する報道はエネルギーと天候によって加速され、2013年に急増した」ことを発表した「日刊気候」の発行人ピーター・ディクストラから話を聞きます。ディクストラは元ジャーナリストで、17年間働いたCNNで、環境と天候について報道していました。

    dailynews date: 
    2014/1/7(Tue)
    記事番号: 
    3

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