デイリーニュース

  • 「フードチェーン」 巨大企業から公正賃金を勝ち取ったイモカリー労働者を描く新作映画

    21日、全米各地で公開される新作映画Food Chain (フードチェーン:食物連鎖、食品の生産と供給のシステム、食品チェーン店など多義)は、農場労働者、フロリダのトマト農場、世界最大級のファストフードと食料品のチェーン企業による画期的な連携を描いたドキュメンタリーです。映画の主役のひとりヘラルド・レイエス=チャベスがゲストです。彼は農場労働者でイモカリー労働者連合(Coalition of Immokalee Workers)のオーガナイザーです。レイエス=チャベスは、フェアフード・プログラム(Fair Food Program)に企業12社を参加させることに成功しました。マクドナルド、タコベルに加え、巨大小売企業ウォルマートも加わりました。提携企業は、「1ポンドに付き1ペニー」のボーナスを支援するため、収穫されたトマトにプレミアム(報奨金)を支払うことに合意しました。このボーナスは、トマト摘み作業者に支払われます。まもなく、参加店では、フロリダのトマトに「フェアフード」のラベルが付くことになっています。

    dailynews date: 
    2014/11/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 米国が煽る麻薬戦争にメキシコで抗議が起こる中 教会に避難する無資格移民を支援するサンクチュアリ運動

    メキシコのアヨツィナパ師範学校の学生43人が9月に警察の攻撃を受けて以来行方不明になっている事件に対し、11月20日、世界各地で正義を求める抗議の日が実施されました。11月になってメキシコの当局は、2人の容疑者が学生たちの殺害と遺体の焼却を自白したと発表しました。自白に基づき、捜査員たちは焼却で著しく損傷した遺体を発見し、身元の分析が行われています。学生たちの家族と級友たちのキャラバンが20日にメキシコシティに集結したのを契機に、メキシコ全土で怒りの声が沸きあがりました。何万人もが、都市の中心にある広場で集会を開き、エンリケ・ペーニャ・ニエト大統領の高さ30フィートの彫像に火をつけました。この日の抗議行動の組織者のひとり、フアン・カルロス・ルイスがゲストです。司祭でコミュニティ活動家でもあり、エピスコパル派ロングアイランド司教区の移民連絡役も務めています。ルイスは新サンクチュアリ運動の共同創設者でもあります。この運動は、国外退去を避けるため教会に避難している全米の移民を支援しています。

    dailynews date: 
    2014/11/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • オバマの措置で移民の権利に歴史的な勝利 だが先は長いと活動家は警告

    20日夜、プライムタイムに行われた演説で、オバマ大統領は500万人に及ぶ在留資格をもたない移民に、大統領権限で暫定的な法的地位を与える措置を取る計画を発表しました。これにより、米国の市民権または合法的な永住権をもつ人物の親は、5年以上の在住実績があり身元調査に合格すれば、暫定的に米国に滞在し合法的に働くことを許可されることになります。しかし、この新しい計画では、子供に在留資格が無い場合は救済対象になりません。たとえその子供が2012年のDACAで滞在を許されていても、だめです【訳者註:DACAとは、16歳未満で入国し、2012年現在で31歳未満だった在留資格のない若者たちを対象に、彼らの国外強制退去処分を一時的に引き延ばす暫定措置】。また、今回の大統領命令は、在留資格の無い移民に、正式な永続的法的地位を与えるものではありません。多くの人々が、労働許可を取得し、社会保障番号を与えられ、自分の名で働くことができるようになりましたが、3年後に再申請しなければなりません。デモクラシー・ナウ!の共同司会者でニューヨーク・デイリーニュース紙コラムニストのフアン・ゴンザレスが分析します。ゴンザレスは20日夜、この演説を大勢の在留資格をもたない移民と共に視聴しました。シアトルの活動家家族チームも番組に参加します。

    dailynews date: 
    2014/11/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 『慈悲の気持ちで十分』:ファーガソン、 刑務所改善と 貧困の対極に正義がある理由を ブライアン・スティーブンソンが語る

    ミズーリ州ファーガソンが、黒人青年マイケル・ブラウン射殺事件の大陪審の判決を待つ中、弁護士で新刊Just Mercy: A Story of Justice and Redemption(『慈悲の気持ちで十分 ――正義と贖罪の物語』)の著者ブライアン・スティーブンソンに話を聞きます。米国の刑事司法制度の欠点への注目が大きくなりつつありますが、スティーブンソンはそれらの不正義にひとつずつ戦いを挑んできました。スティーブンソンは、アラバマ州を中心に貧者や冤罪被害者といった、米国社会の最周辺にいる人々の代理を務める団体、「平等な正義イニシアティブ」(Equal Justice Initiative)の創設者であり、代表を務めています。スティーブンソンは数十名の死刑囚の釈放を勝ち取り、米最高裁でも6度弁護を務めています。2012年には、歴史的な最高裁裁判で、子どもに仮釈放なしの強制的終身刑の言い渡しを禁ずる判決を勝ち取りました。ノーベル平和賞受賞者の南アフリカのデスモンド・ツツ大司教は、スティーブンソンのことを「米国の若きマンデラ」と呼んでいます。また、彼をハーパー・リー作の名作『アラバマ物語』に登場する恐れを知らぬ弁護士アティカス・フィンチに例える人もいます。

    dailynews date: 
    2014/11/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 『マーク・デフリーストの人生とその思い』:フロリダ刑務所の受刑者のショッキングな試練を描く新作映画

    13回も逃走を試み、内7度を成功させたたことで、フロリダ刑務所のフーディーニとして知られる、マーク・デフリーストのショッキングな人生について見ていきます。1979年、デフリーストの父親が死んだ際、、彼に一式の道具を遺しましたが、彼は遺言が執行される前にそれを持ち去りました。10代だったデフリーストは盗難の罪で逮捕され、4年の刑を言い渡されました。34年後、デフリーストは受刑を解かれることもなく、内27年を独房で過ごしました。デフリーストはそのほとんどを、フロリダ州刑務所の悪名高き「X棟」(X wing)で過ごし、そこでは何年も日光を見ることなく過ごしました。デフリーストの人生を描いた新作映画The Life and Mind of Mark DeFriest(『マーク・デフリーストの人生とその思い』)を監督したゲイブリエル・ロンドンに話を聞きます。

    画像クレジット: defriest.com

    dailynews date: 
    2014/11/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 最も暖かい10月から一番寒い11月へ 極端な天気の背後に気候変動?

    11月第4週、全米で記録的な寒さが観測されています。もっとも極端なのはニューヨーク州西部で、少なくとも7人が死亡しています。同州バッファローの一部地域では少なくとも6フィートの降雪があり、20日には更に2~3フィートの雪が降ると見られます。米国では、18日には1976年以来11月としてはもっとも寒い朝をむかえました。18日と19日はハワイ州一部地域を含め、全州で氷点下となりました。記録開始以来、もっとも暖かい10月だったとNASAが発表したのがほんの数日前のことです。極端な天気と気候変動の関係について、オンラインマガジン「スレート」(Slate)で天気と気候を担当する気象学者エリック・ホルトハウスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/11/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • スー族が「戦争行為」と呼ぶキーストーンXL トランスカナダ社は広報会社を雇い反対派のあら探し

    18日、米上院でキーストーンXLパイプラインの建設の可否を問う議決が行われ、承認に必要な最小得票数60票にわずかに及ばない劇的な幕引きになりました。45人の共和党上院議員全員に加え、14人の民主党上院議員がこの法案を支持しましたが、賛成票59票で可決にはいたりませんでした。エリザベル・ウォーレン民主党上院議員が投票集計を発表した後、後ほどサウスダコタのラコタ族と報じられた男性が突然たからかに歌を歌い始め、それを呼び水に抗議者たちもパイプライン賛成に投票した民主党員の名前を叫びました。18日の投票後、共和党は同党議員が上院の過半数を占めることになる1月以降にただちに再度、議案をあげると断言しました。一方、最近リークされた資料によるとキーストーンXLパイプライン建設をめざすトランスカナダ社は、米国内の反対をかわすべく、カナダ国内だけでオイルサンド油田と海港とをつなぐ別のパイプラインを考案し支持を集める「恒久的キャンペーン」に取り組んでいます。世界最大規模の広報会社で株式非公開会社のエーデルマンがトランスカナダのために起草したこの戦略文書には、ロビー戦略と3万5千人の支持者を動員する作戦が詳述されています。サウスダコタのローズバッド・スー族の代表シリル・スコットとガーディアン紙の環境レポーターのスザンヌ・ゴールドバーグに話を聞きます。

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    2014/11/19(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「パレスチナ人は恐怖の中で生きている」 エルサレムの襲撃事件に先立つ数カ月間の緊張と入植地拡大

    エルサレムのユダヤ教会堂で5人のイスラエル市民が殺害された18日の襲撃事件を受け、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領がエルサレムの暴力行使を煽っていると非難し、この殺害事件は「エルサレムをめぐる紛争」の一部だと述べました。でも実際には、アッバース大統領は襲撃を強く非難しています。この襲撃の背景には、ムスリムが「高貴なる聖地」、ユダヤ人が「神殿の丘」と呼ぶエルサレム最大の聖地をめぐる紛争と、拡張を続けるイスラエル人入植地により、数週間にわたり不穏な状態が続いていたという事情があります。イスラエルと占領地の間の緊張が先鋭化する現状ついて、コロンビア大学アラブ研究所の「エドワード・サイード基金教授」で、多数の著書があるラシード・ハーリーディと、元イスラエル戦闘兵で、現在は反占領運動家で調査研究員でもある エラン・エフラティの二人のゲストに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/11/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イスラエル市民に対する過去3年で最大の襲撃事件でエルサレムに動揺

    イスラエル市民5人が殺害された襲撃事件を受け、エルサレムでは不穏な空気が高まっています。被害者は、ユダヤ教会堂で朝の礼拝中に、武装したパレスチナ人による襲撃を受けました。イスラエル市民への襲撃としては過去3年間で最大、エルサレムでは2008年以来最悪の事件でした。殺害されたのは米国生れのラビ3名、英国生れのラビ1名、ドルーズ派の警察官1名でした。礼拝者7人が負傷しました。襲撃者(2人)は警察により射殺されました。この攻撃に先立ち、エルサレムでは数週間にわたって緊張が続いていました。背景にはムスリムが「高貴なる聖地」、ユダヤ人が「神殿の丘」と呼ぶエルサレム最大の聖地の扱いや、拡張を続ける東エルサレムのイスラエル人入植地の問題があります。ユダヤ教会堂での殺害後、イスラエル人入植者は西岸地区で報復行為を開始し、ナブルス近郊の学校とヘブロン周辺の路上で車を走らせていたパレスチナ人を襲撃しました。イスラエル軍が発射したゴム弾で少なくとも5人のパレスチナ人が負傷しました。数年にわたりガザ地区と西岸地区に住み、現地から報道を行っている唯一のイスラエル人ジャーナリストで、ハアレツ紙の通信員であるアミラ・ハスに話を聞きます。

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    2014/11/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 議論なし:米国によるイラクとシリア攻撃の前に大企業系テレビニュースで欠けていた反戦の声

    大企業系報道機関のテレビニュースを分析をした新たな報告によると、米国がイラクとシリアで戦争を始めるべきか否かについての討論がほとんどなかったことがわかりました。「公平正確な報道」(Fairness and Accuracy in Reporting: FAIR)というメディア監視団体は、米大手ネットーワーク局の番組に出演した200人以上のゲストのうち、軍事行動に反対したのは、たった6人だけだったという結論を出しました。"Debating How — Not Whether — to Launch a New War"(「新たな戦争の、是非ではなく、始め方だけが議論された」)という題名のこの報告書は、米国のイラクとシリアへの介入がテレビ放送の中心だった9月の2週間の期間を検証しています。同報告書はまた、人気が高い日曜日のトークショー番組では、89人のゲストのうち、たった一人、ネイション誌の編集者であるカトリーナ・バンデン・フーベルだけが反戦意見だったことも明らかにしています。FAIRの活動ディレタクーであるピーター・ハートから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/11/18(Tue)
    記事番号: 
    3

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