デイリーニュース

民主党の大会での最も感動的な瞬間の一場面は、26 日（火）に『運動の母親達（the Mothers of the Movement）』が大会のステージに登場した時でした。彼女たちは、エリック・ガーナー、トレイボン・マーティン、ジョーダン・ディビス、マイク・ブラウン、ハディヤ・ペンドルトン、ドントル・ハミルトン、サンドラ・ブランドの母親で、それぞれの子供の死が「黒人の命も大事」運動に拍車をかけました。サンドラ・ブランドの母親のジェニバ・リード・ビール、ジョーダン・ディビスの母親のルシア・マクベス、そしてトレイボン・マーティンの母親のシブリナ・フルトンと話をします。

ヒラリー・クリントンが大統領候補の正式指名を受けた26 日の夜、デモクラシーナウ！は民主党大会会場で、バーニー・サンダースを支持していたものの、今はクリントン支持に回るつもりの全米各地からの代議員や政治家達の話を聞きました。その中には、米国労働総同盟産別会議（AFL-CIO）会長のリチャード・トランカや、ロサンジェルス市議のギル・セディロ、元シカゴ市長候補のジーザス・チュイ・ガルシアが含まれます。イリノイ州代表のキャロル・アモンズは、彼女の地元でサンダースが演説をした際にサンダースの紹介を務めましたが、「大統領候補指名は必ずしも個人についてではなく、本当は理念の問題なのです」と話しました。

26 日（火）、ヒラリー・クリントンは民主党の大統領候補に指名されることが決まり、米国史上初の主要政党の女性大統領候補誕生という歴史的な偉業を成し遂げました。民主党全国大会の指名投票で、バーニー・サンダース候補はバーモント州の代表団に加わり、クリントンを点呼投票ではなく満場の拍手をもって承認し大統領候補に指名するよう提案しました。

デモクラシーナウ！は7月25日の民主党全国大会（DNC）公式開幕を前に、バーニー・サンダース上院議員が彼を支持する1900人の代議員たちに向かって演説し、彼の元ライバル、ヒラリー・クリントン支持を宣言する場に立ち会いました。この夜の演説のハイライトを放送し、サンダースの代議員たちの何人かに話を聞きます。彼らは「心が痛む」と言いながらも、今はクリントンに投票するつもりだと言います。中には、誰に投票するかわからないが、サンダースの価値観が表現されることを確実にするためにDNCに参加すると言う代議員たちもいます。