デイリーニュース

  • 水を守るため、ダコタ・アクセス・パイプライン建設現場の大型機械を人々が占拠

    「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設予定地の一部に6日、工事の一時停止命令が出されました。これを受けて同パイプラインの別の現場では、約100人が設備を妨害し建設を中断させました。重機によじ登り動こうとしない人々もいました。米国とカナダから先住民が抵抗の現場に押し寄せています。「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)の全国キャンペーン代表タラ・ハウスカから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/7(Wed)
    記事番号: 
    2
  • スタンディング・ロック・スー族の弁護士:連邦判事の判断は「ダコタ・アクセス・パイプライン」による聖地の冒涜を許すものだ

    ワシントンD.C.の連邦判事は6日、建設費用38億ドルに上る「ダコタ・アクセス・パイプライン」建設の継続を認める判断を示しました。パインプラインの経路の近くには先住民部族の聖地である埋葬地が含まれています。ジェームズ・ボースバーグ連邦地裁判事は6日、国道1806号線とオアへ湖を結ぶ区域での建設を一時停止する命令を出しましたが、これより西側への建設は許可しました。建設会社の警備隊が3日、犬と催涙ガスを使って抗議に参加した群衆を攻撃したにもかかわらず、工事は多くの先住民の抗議によって一時停止に追い込まれました。しかしこの命令は抗議の対象となっている土地を保護するものではありません。建設予定地には、先住民部族の聖地である先祖の埋葬地が含まれます。「ダコタ・アクセス・パイプライン」に関して、「地球正義」(Earthjustice)の弁護士ステファニー・ツォシィから最新情報を聞きます。スタンディング・ロック・スー族による陸軍工兵隊への訴訟の共同代理人を務めています。

    dailynews date: 
    2016/9/7(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 新たな調査が総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプラインの背後にいるウォール街の銀行を名指し

    総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプライン建設に反対するため、100以上の部族を代表する1000人以上がスタンディング・ロック・スー族の居留地近くのキャノンボール川沿いに集まっています。これは、数十年来最大のアメリカ先住民部族の結団と言われています。ダコタ・アクセス・パイプライン会社は9月3日、38億ドル・パイプラインが部族の聖なる埋葬地のひとつを通ることに反対するアメリカ先住民たちを犬と催涙スプレーで攻撃しました。9月3日はまた、総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプライン建設計画に融資している金融機関に対する2週間の抗議行動の初日でもありました。新たな調査によって、24社以上の大手銀行と金融機関がダコタ・アクセス・パイプラインに資金援助していることを明らかになっています。この調査は、リサーチ団体「リトルシス」(LittleSis)によって発表されました。同調査は、バンク・オブ・アメリカ、HSBC、UBS、ゴールドマンサックス、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェースや他の金融機関が、ダコタ・アクセスの親会社であるエナジー・トランスファー・パートナーズに、合計で37億5000万ドルまで融資限度を拡大したことを詳述しています。

    dailynews date: 
    2016/9/6(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 犬の専門家:埋葬地を守ろうとしたアメリカ先住民たちへの犬による攻撃を「言語道断」で「恐ろしい」と非難

    ノースダコタ州では9月3日、ダコタ・アクセス・パイプライン会社のために働く警備員たちが、総工費38億ドルの同パイプラインが部族の埋葬地のひとつに建設されることに反対するアメリカ先住民たちを犬と催涙スプレーで攻撃しました。9月3日の行為の映像はあっという間に広まり、人々はすぐにスタンディング・ロックでの犬による攻撃と公民権運動中のアフリカ系米国人に対する暴力的な弾圧とを比較し始めました。9月3日の抗議行動に対する犬による攻撃について、ジョニ・ジョイスにさらに詳しく話を聞きます。彼女は法執行機関による犬の扱いの専門家で、25年以上の経験があります。彼女はサウスダコタ州にあるコンサルティング会社「ジョニ・ジョイス・セミナーズ・インターナショナル」(Jonni Joyce Seminars, International)の代表です。

    dailynews date: 
    2016/9/6(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ダコタ・アクセス・パイプライン会社は故意にスー族の聖なる埋葬地を破壊したのか?

    スタンディング・ロック・スー族を代表する弁護士たちが、ダコタ・アクセス・パイプラインで計画されているルートの一部が聖なる埋葬地を通ることを示す文書を連邦裁判所に証拠として提出してからわずか数時間後、建設会社はまさにその埋葬地で予定されていなかった作業を開始しました。複数のブルドーザーが整地作業をするなか、多くの異なる部族の数百人のアメリカ先住民たちが、聖なる土地を守ろうと作業現場に急行しました。これに対して、建設会社の警備隊は犬と催涙スプレーでアメリカ先住民たちを攻撃。現在、スタンディング・ロック・スー族の弁護士は、同パイプラインのこの地域の建設を停止させる緊急暫定差し止め命令を要請しています。スタンディング・ロック・スー族の9月6日の連邦裁判所での審理を代表する「地球正義」(Earthjustice)の常任弁護士ジャン・ハッセルマンに、さらに詳しく話に聞きます。また、スタンディング・ロック・スー族の代表デーブ・アーシャンボルトからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/6(Tue)
    記事番号: 
    3
  • スタンディング・ロック・スー族の代表がアメリカ先住民抗議者たちへの犬による攻撃の捜査を要求

    ノースダコタ州では9月3日、ダコタ・アクセス・パイプライン会社のために働く警備員たちが、総工費38億ドルの同パイプラインが部族の埋葬地に建設されることに反対するアメリカ先住民たちを、犬と催涙スプレーで攻撃しました。500人以上の人々が9月4日、建設地まで行進し、彼らの先祖たちの墓が破壊されたことを悲しみ、祈りを捧げました。本日9月6日の午後、ワシントンDCの連邦裁判所判事は、スタンディング・ロック・スー族の居留地近辺のダコタ・アクセス・パイプラインの今後の建設を一時的に停止させる暫定差し止め命令を交付するかどうかを決める予定です。スタンディング・ロックでの対立の詳細について、スタンディング・ロック・スー族の代表デーブ・アーシャンボルトから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/6(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 完全独占レポート:ダコタ・アクセス・パイプライン会社が犬と催涙ガスで先住民たちを攻撃

    ノースダコタ州では9月3日、ダコタ・アクセス・パイプライン会社のために働く警備員たちが、総工費38億ドルの同パイプライン建設に反対するアメリカ先住民たちを犬と催涙スプレーで攻撃しました。ダコタ・アクセス・パイプラインは、完成すれば、ノースダコタ州のバッケン油田からイリノイ州まで1日50万バレルの原油を輸送することになります。イリノイ州は既存のパイプラインへの接合地点で、そこからは原油をテキサス州にまで輸送できます。同パイプラインは、スタンディング・ロック・スー族と、全米およびカナダの100以上の部族からのメンバーたちから、数カ月にわたる抵抗を受けています。同部族の弁護士たちは9月2日、ダコタ・アクセスが9月3日にブルドーザーで整地しようとしている土地が実は部族の埋葬地のひとつであることを示す文書を法廷に提出しました。デモクラシー・ナウは9月3日に現地にいました。独占レポートをお届けします。

    dailynews date: 
    2016/9/6(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ビリー・ブラッグが"There is Power in a Union"を演奏

    伝説的フォークシンガーで活動家のビリー・ブラッグが、デモクラシー・ナウ!のスタジオで、"There is Power in a Union"(「団結はパワーだ」)を歌います。

    dailynews date: 
    2016/9/5(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 『ドナルド・トランプができるまで』 デイビッド・ケイ・ジョンストンが解き明かすトランプとギャングや麻薬密売人とのつながり

    本日の米レイバー・デー祝日特別番組の次の話題は、ピュリッツァー賞受賞ジャーナリスト、デイビッド・ケイ・ジョンストンについてです。ジョンストンは長年、ドナルド・トランプを取材してきました。取材を始めたのは、フィラデルフィア・インクワイヤラー紙のアトランティックシティ支局長を務めていた1980年代です。その後、ニューヨークタイムズ紙でも取材を続けました。ジョンストンによるトランプの伝記が刊行されました。The Making of Donald Trump(『ドナルド・トランプができるまで』)です。

    dailynews date: 
    2016/9/5(Mon)
    記事番号: 
    2
  • クリス・ヘッジスとロバート・ライシュが討論:クリントン 第三党 資本主義 サンダース支持者の次の選択肢について

    米民主党全国大会の開催中、フアン・ゴンザレスとエイミー・グッドマンは今年の大統領選について白熱した討論を主催しました。議論したのはピュリッツァー賞に輝くジャーナリスト、クリス・ヘッジスと元労働省長官ロバート・ライシュです。ヘッジスは米「緑の党」ジル・スタインへの支持を表明しています。ライシュは予備選挙の期間中はバーニー・サンダースを支持していましたが、現在はヒラリー・クリントンを支持しています。ライシュは1993から97年まで、ビル・クリントン政権の労働長官を務めました。現在はカリフォルニア大学バークレー校で教鞭を取っています。

    dailynews date: 
    2016/9/5(Mon)
    記事番号: 
    1

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