デイリーニュース

  • カミングス教授:北朝鮮はトランプ大統領と安倍首相の会食時を狙ってミサイル実験を実施した

    北朝鮮が2月に行った弾道ミサイル実験は国際的非難を巻き起こしました。この実験は国連安保理事会決議に違反したものでした。北朝鮮は、これは中距離弾道ミサイルの実験であり、成功したと発表しています。実験が行われたのは、トランプ大統領が2月の週末、フロリダ州パームビーチに所有するマララゴ・リゾートで安倍晋三首相と会食しているさなかでした。この実験が実施されたタイミングの重要性についてブルース・カミングス教授と話します。

    dailynews date: 
    2017/3/13(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 大統領を退陣させる方法:汚職スキャンダルの中、大衆の抵抗運動が韓国大統領を罷免

    朴槿恵(パク・クネ)韓国前大統領は12日の日曜日、大統領公邸青瓦台を退去しソウル市南部にある私邸に戻りました。同国の憲法裁判所が贈収賄の容疑に関して朴氏の罷免を裁判官の全員一致で決定した2日後のことです。この判決は朴氏から、現職大統領に与えられる訴追免除の権利をはく奪し、朴氏は刑法違反の訴追に直面することになります。判決に至るまで、何カ月もの抗議運動がありました。朴氏の権力は、韓国議会が彼女の弾劾を圧倒的多数で可決した12月以来、すでに失墜していました。シカゴ大学ブルース・カミングス教授、「ウィメン・クロスDMZ」(Women Cross DMZ)の創設者であり、国際調整担当のクリスチーン・アンと話します。

    dailynews date: 
    2017/3/13(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 電子フロンティア財団代表:ウィキリークスがCIAのハッキングツール情報をテクノロジー大手企業に教えれば「皆の安全が増す」

    今週ウィキリークスが公開した、Vault 7(第7保管庫)と呼ばれる数千の文書について、電子フロンティア財団(EFF)代表のシンディー・コーンに話を聞きます。Vault7は、アップルやアンドロイドの携帯、スマートテレビ、そして自動車までもハッキングするCIAのプログラムについて書かれた文書です。その中には、携帯電話を丸ごと乗っ取って、Signal、Telegram 、WhatsAppなどの暗号化メッセージアプリをCIAが回避できるようにするツールについての記載もあります。他の文書には、サムソン社のスマートテレビをハッキングし、電源を切っても会話の音声を録音できる監視装置に変えてしまう、「垂れこぼしの天使」(Weeping Angels)と呼ばれるCIAと英国諜報機関のプログラムの概要が書かれています。また別の文書では、CIAが欧州、中東、アフリカを監視するための秘密拠点としてドイツのフランクフルトにある米国総領事館を使用していたとの記載がありました。「CIAがこうした情報をずっと抱え込んでいたのは大問題です。テクノロジー企業に渡して、私たちの安全のために問題点を修正するようにさせるべきです」とコーンは話ます。

    dailynews date: 
    2017/3/10(Fri)
    記事番号: 
    4
  • パレスチナ人ヒップホップスターのタメール・ナファール 新作映画『ジャンクション48』でイスラエルの人種差別政策と闘う

    公開されたばかりのJunction 48(『ジャンクション48』)という映画を通して、イスラエルについて引き続き考えていきます。この映画は、テルアビブ近郊のパレスチナ人とユダヤ人が混住する貧しい都市に住むラップシンガー志望のパレスチナ人カリームに焦点をあてています。『ジャンクション48』ではカリームとパレスチナ人の恋人マナールや友人たちが、ヒップホップを使ってイスラエルの政策に立ち向かっていく様子を描いています。カリーム役はパレスチナ人ヒップホップグループ「DAM」のラップシンガー、タメール・ナファールが演じています。この映画について、監督のウディ・アローニと主演のタメール・ナファールに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/3/10(Fri)
    記事番号: 
    3
  • BDS支持者を狙ったイスラエルの入国禁止措置に 活動家は「我々が勝っている証拠」と挑戦的態度

    トランプ大統領は難民や一部のムスリム多数国の出身者に対する一時的な入国禁止を試みて国際的な注目を浴びましたが、最も親密な同盟国の一つも独自の入国禁止令を制定しました。今週イスラエル議会は、「BDS」として知られる、イスラエルに対する「ボイコット、投資引き揚げ、制裁」運動の支持者を入国禁止とする法案を可決しました。BDS運動は、イスラエルに圧力をかけて国際法の順守と、パレスチナ人の人権尊重を求める国際的なキャンペーンです。イスラエル議会は、イスラエル人以外の者が、ボイコット運動を支持したり、支持する団体に所属している場合は、入国を禁止するという法律を可決しました。採決後、議会のウェブサイトには「近年、イスラエルをボイコットする呼びかけが広まっている。これはイスラエル攻撃の新段階であるが、我が国はこれまできちんと準備してこなかった」というメッセージを掲載しました。本日は3人のゲストに話を聞きます。ユダヤ系米国人団体「平和のためのユダヤ人の声」(Jewish Voice for Peace)代表レベッカ・ヴィルコメーソンと、新作映画 Junction 48(『ジャンクション48』)の関係者2人。監督のウディ・アローニはイスラエルと米国の二重国籍です。主演のタメール・ナファールはパレスチナ人の俳優です。

    dailynews date: 
    2017/3/10(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 移民権利運動のリーダー 数百人の支持者が見守る中 移民税関捜査局への定期出頭から帰還

    10日(木)のデモクラシー・ナウ! で、著名な移民権利保護活動家ラヴィ・ラグビアが、移民税関捜査局(ICE)に赴いて定期チェックを受ける直前に話を聞きました。その後どうなったかの情報をお送りします。トリニダード・トバゴ出身のラグビアは、合法的に米国に移民しましたが、15年前に刑事犯罪で有罪判決を受けました。2011年からは何度も執行延期措置を得て強制退去を免れていましたが、トランプ大統領の下では延期措置を受けられないかもしれません。デモクラシー・ナウ! のスタジオを去った後、ラグビアは記者会見を行い、集まった数百人の支持者を前にスピーチを行ってからICEに出頭しました。このまま拘束される可能性もあります。定期チェックには彼の妻と弁護士、牧師、4人の選挙で選ばれた公職者が同伴しました。結果は玉虫色でした。2018年までの執行延期を得たものの、来月に再度出頭するよう言われました。彼は米国籍者と結婚し、米国で生まれた娘がいるにもかかわらず、ICEの職員は彼に渡航文書を準備するよう指示しました。これはしばしば強制退去の最初の手続きとなります。

    dailynews date: 
    2017/3/10(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「堂々と立ち上がり意見を述べたい」:ニューヨーク「女性のいない日」集会でのニューヨーカーの声

    ニューヨークでは、数千人の女性がワシントン・スクエア・パークから、トライアングル・シャツウェスト工場の火災跡地を経由して行進しました。この跡地はニューヨーク市史上最多の死者を出した火災現場であり、米国の労働者権利運動の発祥地でもあります。デモ隊はウエスト・ビレッジにあるLGBTQ運動の歴史的名所ストーンウォール・インの前を通り、最後に2011年のオキュパイ・ウォールストリート蜂起の中心地ズコッティ・パークにたどり着きました。デモクラシー・ナウ!のディーナ・ガズダーと、チャリナ・ナドゥーラが、参加者に話を聞きました。

    dailynews date: 
    2017/3/9(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「女性のいない日」:ニューヨークの女性ストライキ集会で 参加した運動活動家の声を聴く

    3月8日、国際女性デーを記念して世界各地で女性がデモを行いました。米国ではこの日を「女性のいない日」と名付け、企画者らが女性たちにその日の仕事をストライキするよう呼びかけました。メリーランド州プリンス・ジョージズ郡では、教師1700人が欠勤を申し出たため、同郡の全学校が休校となりました。バージニア州でも、職員300人が欠勤を申し出たため全公立学校が休校となりました。ニューヨークでは、トランプ・インターナショナル・ホテル前に集まった数千人がデモを行いました。1月21日にワシントンで行われた歴史的「ウィメンズ・マーチ」の組織を先導したリンダ・サースアなどがスピーチを行いました。この日はサースアを含む活動家13人が、トランプ・タワー前で市民的不服従行為のために逮捕されています。ニューヨークでは同時に、ワシントン・スクエアでのデモにも数千人が集まりました。このデモでの参加者の声をお届けします。

    dailynews date: 
    2017/3/9(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 独占報道: 移民活動家ラビィ・ラグビア 国外退去の恐れもある 定期出頭前にインタビューに応じる

    アップデート: 数百名の支援者に囲まれ移民税関捜査局(ICE)との定期的なミーティングに出頭したラヴィ・ラグビアは、その後、解放されました。デモクラシー・ナウ! によるフェイスブック・ライブ中継はこちら。(https://www.facebook.com/democracynow/videos/10155067024968279/

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    2017/3/9(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ハレイ・フォー・ザ・リフ・ラフが語るトランプ時代のフェミニズム、都市再開発&高級化、ジェンダーを理由とした暴力、アート

    高い評価を得ているバンド「ハレイ・フォー・ザ・リフ・ラフ」のリーダー、アリンダ・セガーラは17歳の時、ブロンクスの家を出て、貨物列車に飛び乗り旅を始めました。ニューオーリンズにたどり着いたセガーラは、この地でバンジョーの演奏を学びました。セガーラの率いるバンドはここ10年で、現代フォーク音楽で最も人気のあるバンドの一つとなっています。音楽誌『アメリカン・ソングライター』は2014年、セガーラの曲「The Body Electric(ボディ・エレクトリック)」を同年のベストソングに選出し、公共ラジオ局NPRはこの曲を、2014年を代表する政治フォークソングに選びました。ハレイ・フォー・ザ・リフ・ラフは新アルバムThe Navigator(『ナビゲーター』)を今週リリースします。アリンダ・セガーラに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2017/3/8(Wed)
    記事番号: 
    3

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