デイリーニュース

  • 高校生たちは銃規制を求め 武器メーカーは「次世代の銃使用者」をターゲットにする

    フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒たちは25日、元生徒のニコラス・クルーズ(19)が半自動小銃AR-15で17人を殺害した14日以降初めて、学校に戻りました。26日は1週間の休暇を終えた議員が連邦議会に戻ってきます。事件の生存者の生徒たちが率いる若者の運動がかつてない盛り上がりを見せるなか、議会は銃規制措置の採択を強く迫られることになります。トランプ大統領は、教師に武器を隠しもたせろとの主張を繰り返しています。ニュースサイト『インターセプト』の調査記者で、“Even as a Student Movement Rises, Gun Manufacturers Are Targeting Young People”(「学生の運動が盛り上がっていても若者をターゲットとする銃器メーカー」)と題した記事を最近発表したリー・ファンに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「若きカール・マルクス」の監督ラウル・ペック NRA会長が銃規制活動家を共産主義者と呼んだことについて語る

    世界的に有名な映画製作者ラウル・ペックのカール・マルクスの生涯とその時代についての映画が本日ロサンゼルスとニューヨークで封切りになります。映画の題名はThe Young Karl Marx(『若きカール・マルクス』)です。死者17名を出した先週のフロリダ州の学校銃撃事件の後、全米ライフル協会(NRA)のウェイン・ラピエール会長が沈黙を破り、保守政治行動会議(CPAC)に招かれて行った演説の中で、銃規制論者を共産主義者だと非難をしました。高い評価を受けているハイチ出身の映画製作者で政治活動家のラウル・ペックに、彼の新作映画と銃規制改革を計画する際のマルクシズムの役割について話します。

    dailynews date: 
    2018/2/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • マーシャ・ゲッセン:ロシアゲートはトランプによる国の破壊を隠蔽する「陰謀説の罠」に陥っている

    ロシア系アメリカ人ジャーナリストのマーシャ・ゲッセンは、2016年の大統領選挙でロシアが担った役割をめぐる「陰謀説の罠」と彼女が呼ぶものからトランプ大統領がどんなに利益を得ているかを語ります。「ロシアゲートはトランプを助けています。もっと重要で証拠もたくさんある問題から国民の目をそらしてくれますし、また排外的な陰謀論者を排除するためといって排外的な陰謀説を広めてくれるのですから」と彼女は書いています。

    dailynews date: 
    2018/2/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • マーシャ・ゲッセン:ロシアの偽情報拡散組織による扇動的なネット投稿は本当に2016年大統領選でトランプを有利にした?

    米国司法省は先日、2016年の大統領選挙に介入しようとした疑いでロシア人13人と企業3社を起訴しました。被告らは、アメリカの選挙制度を密かに攻撃するインターネット上のプロパガンダを組織的に行った罪に問われています。起訴状によると、彼らはヒラリー・クリントン候補に関する否定的な情報をネット上で拡散する一方、ドナルド・トランプ候補やバーニー・サンダース候補については有利な情報を拡散しました。とはいえ一部の人々は、ロシア側が行った事の成果を誇張しないように警告しています。この問題について、受賞経験のあるロシア系アメリカ人ジャーアナリストのマーシャ・ゲッセンに詳しく聞きます。彼女は長年、ロシア大統領ウラジミール・プーチンについて批評しています。『ニューヨーカー』に掲載された彼女の最新記事は″The Fundamental Uncertainty of Mueller’s Russia Indictments"(ミュラーによるロシア人起訴の根本的な不確実性』)です。

    dailynews date: 
    2018/2/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「極悪非道の皆殺し攻撃」:シリア軍の攻撃による東グータの死者300人を超える

    国連は、シリアの首都ダマスカス郊外にある反体制派の拠点、東グータに対する政府軍の集中的空爆および砲兵射撃で多くの死者が出ていると非難しました。援助機関関係者の報告によれば、過去3日間に少なくとも300人以上が死亡。犠牲者の多くは女性と子どもです。病院や住宅ビルも標的になっています。3人のゲストに話を聞きます。アムネスティ・インターナショナルのラウィア・ラーゲ、シリア系米国人ジャーナリスト、アリア・マレク記者、そしてWe Crossed a Bridge and It Trembled: Voices from Syria(『私たちが渡った橋は震動していた--シリアの声』)の著者ウェンディ・パールマンです。

    dailynews date: 
    2018/2/22(Thu)
    記事番号: 
    3
  • パークランド元生徒「私はルビオ上院議員の元インターン。いま彼に銃への対応を懇願する。」

    フロリダ州で学生たちによる抗議行動が広がる中、ストーンマン・ダグラス高校の卒業生でもある、ルビオ上院議員の元インターンに話を聞きます。シャナ・ローゼンタールはつい最近、ニューヨークタイムズ紙に"I Interned for Senator Rubio. Now I’m Begging Him to Act on Guns"(「私はルビオ上院議員の元インターン。いま彼に銃への対応を懇願する。」)と題した記事を寄稿しました。同記事で21歳のローゼンタールは、これまで既に4件の銃乱射事件を身近に体験していると明かしています。フロリダ州立大学、フォートローダーデール国際空港、オーランドのパルス・ナイトクラブ事件、そして先週のストーンマン・ダグラス高校事件です。ローゼンタールは2月21日のCNN主催のタウンホール型対話集会にも出席しました。

    dailynews date: 
    2018/2/22(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「今こそ行動を起こすべき」:フロリダ高校銃乱射事件生存者が トランプとルビオに銃規制を求める

    「今こそ行動を起こすべき」2月3週にフロリダの高校で起こった銃乱射事件で生き残った人々はこう訴えています。2月22日、いまだ悲しみの癒えない、生徒、保護者、教師が、銃の規制をめぐって大統領と議員に対し説得力のある訴えを行い、その激しくまた多くの場合緊張をはらんだやりとりがテレビで放映されました。まずは、ミネソタ州やコロラド州、アリゾナ州を含む全米各地の学生が、いまよりも厳しい銃規制法を求めて授業をボイコット。そしてフロリダでは今回の銃乱射事件を経験した生存者が州都タラハシーまで出かけて行き、今期の州議会が終わる前に銃暴力への対処法案を通過させることを要求しました。午後にはトランプ大統領およびマイク・ペンス副大統領とベッツィー・デヴォス教育長官が、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の学生を含む最近の銃乱射事件経験者との意見交換会を主催しました。夕方には、ストーンマン・ダグラス高校事件経験者が、CNN主催のタウンホール型対話集会で政治家と鋭いやりとりを交わしました。

    dailynews date: 
    2018/2/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • フロリダ銃乱射事件の犯人ニコラス・クルーズを「射撃の名手」に育てた米国の兵士募集プログラムの内幕

    フロリダ州のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた銃乱射事件で、同校の生徒たち数十人が銃規制の新たな強化を求めて州都タラハシーに到着しました。共和党が過半数を占めるフロリダ州下院は20日、攻撃用ライフルの州内での販売を禁止する法案を上程する動議を否決しました。ダグラス高校で銃乱射をしたのは元生徒の白人ニコラス・クルーズ19歳で、退学処分を受ける前に同校に設置された陸軍予備役将校訓練課程(JROTC)に所属していました。クルーズが所属した4人一組のJROTC射撃チームは全米ライフル協会(NRA)から1万ドルの資金を得ていました。学校での軍国主義に反対する『生徒のプライバシー保護のための全米連合』(National Coalition to Protect Student Privacy)理事長のパット・エルダーから詳しく聞きます。エルダーはMilitary Recruiting in the United States(『米国における兵士募集』)を著しています。

    dailynews date: 
    2018/2/21(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ハイチ系米国人作家ダンティキャット 「オックスファムのセックス・スキャンダルが全ての支援組織に#MeToo をもたらすことを願う」

    英国の慈善団体オックスファムは、職員によるセックス・スキャンダルに関する内部報告書を公表しました。報告書は、ハイチ責任者を含むオックスファムの上級職員がハイチ内のオックスファム施設に売春婦を呼んだ事実をもみ消そうとしたとしています。内部調査はまた、職員3人が内部調査の際に、目撃者を身体的に脅迫した疑惑も明らかにしています。ハイチ系アメリカ人の小説家エドウィッジ・ダンティキャットに聞きます。全米図書賞(American Book Award)を受賞したThe Farming of Bones(『骨狩りのとき』)など数冊の著作があります。「女性の人身売買に反対する連合」(Coalition Against Trafficking in Women)事務局長タイナ・ビエン・アイム、スキャンダルを暴露した英タイムズ紙の報道部長であるショーン・オニールにも聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/21(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「人々が死んでいくそばで乱行」 国際NGOオックスファムは災害に苦しむハイチでの性的暴行を許していた

    英タイムズ紙は、国際NGOオックスファムが2010年の地震後に同幹部職員がハイチでおこなった性犯罪を隠していたことを暴露しました。オックスファムはその後も数十の不法行為の疑いで非難されています。オックスファムのトップは20日、職員によるハイチでの性的不品行について現地当局に報告しなかったことを英議会で謝罪しました。ハイチで売春は違法であるにもかかわらず、オックスファムは救援隊員の買春行為について現地の警察に通報することを拒否しました。この事件をめぐってハイチ政府はオックスファムを国外追放する構えを見せています。スキャンダルを暴露した英タイムズ紙の報道部長であるショーン・オニールに聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/21(Wed)
    記事番号: 
    1

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