「プログレッシブ誌」(The Progressive magazine)と、「メディアと民主主義センター」(Center for Media and Democracy)は、物議を呼んでいる右派団体ジョン・バーチ協会が1960年代の公民権運動に反対するキャンペーンをしていた間、億万長者で石油産業の実業家チャールズ・コークが同協会の活動的なメンバーだったことを示す新たな文書を発表しました。チャールズ・コークは、設立当初からジョン・バーチ協会のリーダーだった彼の父親フレッド・コークの跡を継いでいました。プログレッシブ誌のリサ・グレーブスから、彼女の新たな記事The Koch Cartel: Their Reach, Their Reactionary Agenda, and Their Record(『ザ・コーク・カルテル:その影響範囲、復古主義的計略と実践』)について話を聞きます。グレーブスは、チャールズ・コークが青年時代に吸収した復古主義的思考が、数十年経った後も彼の行動の多くを、いかに駆り立て続けているかを詳述しています。チャールズと彼の弟デビッド・コークは、ティーパーティーや、民主党に対する中傷広告に資金提供する際に寄付者の身元を隠すことができる「黒い金」政治同盟を使って、主流政治の中に自分達の信念に似通った政策課題を押し込むために彼らの財産を使ってきました。