デイリーニュース

  • オバマ政権イラクでの戦闘行動終結をアピール イラク人にとっては名前が変わっただけの同じ戦争が続く

    オバマ政権は最後の戦闘部隊がイラクから撤退したと言っていますが、これはイラク戦争の終結を意味するのでしょうか、それとも名前だけを変えた同じ米国占領に過ぎないのでしょうか?イラクにはまだ5万人超の米兵が残り、他にも4500人の特殊部隊と数万人の民間軍事会社の要員も残っています。駐バグダッド米国大使館は世界最大の大使館で、アメリカンフットボールのフィールドでいうとその80倍の広さがあります。この、いわゆる撤退について、米メディアではあまり聞こえないイラク人自身の考える今後の展望を聞きます。ピース・アクションのラーイド・ジャラールとイラク女性自由機構(Organization of Women’s Freedom in Iraq)のヤナール・モハメドに登場してもらいます。
    dailynews date: 
    2010/8/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 毒素量や海洋生物への影響を危惧するメキシコ湾の漁業関係者に話を聞く

    オバマ政権は前週、メキシコ湾の米海域の78%で漁業が再開され、ここで捕れた魚とエビは食べても安全であると発表しました。しかし依然として多くの人びとが、海水内の毒素量と海洋生物への影響について危惧しています。独立系ジャーナリストのダール・ジャマールはメキシコ湾沿岸で1か月以上取材を続けています。ジャマールは前週、海水にまだ原油や分散剤が含まれていることからトロール漁再開を拒否している漁業関係者に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/8/23(Mon)
    記事番号: 
    3
  • メキシコ湾の流出原油、「オバマ政権とBPは過小評価」と科学者が批判

    英BPの油井からメキシコ湾に流出した原油の大半が消え去ったとしていたオバマ政権の楽観的な説明は、新たな証拠の出現によって激しく揺らいでいます。今月初旬、政府に依頼された科学者グループは、4分の3の石油が回収または消失したためにメキシコ湾から消え去ったと宣言していました。しかし数多くのレポートが、汚染除去の成果についての政府の楽天的な描写と相反する内容を報告しています。海洋学者で原油流出の規模を測定する専門家でもある、フロリダ州立大学のイアン・マクドナルドに話を聞きました。同氏は前週、議会聴聞会に出席し、メキシコ湾から除去された原油の実際の量は全体の10%ほどであり、また流出した原油は今度数十年間にわたって危険性が残る可能性が高いと証言しました。
    dailynews date: 
    2010/8/23(Mon)
    記事番号: 
    2
  • クルド人の苦境を報じた米記者がトルコから本国送還される

    米ジャーナリストのジェイク・ヘス(25)は、2週間ほど前にトルコで拘束され、前週末に米国に本国送還されました。トルコは、ヘスが、トルコと米国に非合法のテロ組織に指定されたクルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)と関係していた疑いがあるとしています。しかし、ヘスと担当弁護士は、ヘスの執筆した記事のせいで標的にされたのだと主張します。インタープレスサービス(IPS)通信に寄稿したヘスの最新記事は、トルコ軍兵士が意図的に森林火災を起こしていることや、クルド人の村々の過疎化、イラク北部に暮らすクルド人を標的にしたトルコ-イラン国境への空襲などに焦点を当てたものです
    dailynews date: 
    2010/8/23(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ES細胞研究への予算を連邦裁判事が差し止め

    連邦裁判所判事がES細胞研究への予算を再開する、オバマ大統領の行政命令を阻止しました。地方裁判所のロイス・ランバース判事は、この予算は人間の胚を破壊し脅かすあらゆる研究に対し連邦予算支出を禁じる、1996年成立の法に違反すると述べました。オバマの大統領命令は、その前任者ジョージ・W・ブッシュによる、幹細胞研究助成を将来にわたり制限する政策を覆していました。
    dailynews date: 
    2010/8/24(Tue)
    記事番号: 
    4
  • レポート:貧困諸国での大企業と政府による「土地買い占め」で脅かされる、グローバルな食の安全と主権

    2008年の食料危機以来、食料正義運動家は多国籍企業と提携した各国政府が貧しい諸国での耕作地を広大に買い上げる、「土地買い占め」が世界的規模で加速されていると警告してきました。「エコノミスト」誌によれば、2006年から2009年半ばにかけて外国企業が関わった取り引きで、3700万から4900万エーカーの農地が転売されました
    dailynews date: 
    2010/8/24(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 過去最大数の卵を店頭から回収 大規模農業への警戒再燃

    米国史上最大となった卵の回収は、大規模農業の危険性と、一般米国人の食べ物に責任がある各種産業で進む合併に対する懸念を再び集めています。中西部でのサルモネラ菌発生後のこの2週間で、5億個以上の卵が店頭から回収されました。これまで1,300人近くが卵を食べて病気になったことが報告されています。この回収の規模にも関わらず、責任があるのはたった二つの会社です。ハイランデール・ファーム社とライツ・カウンティ・エッグ社で、共にアイオワ州の会社です。
    dailynews date: 
    2010/8/24(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「マイケル・ムーアを崖から突き落とせ」内部告発者が明かす 映画「シッコ Sicko」への保険業界の攻撃

    オスカーを受賞したマイケル・ムーア監督が2004年、アメリカの医療保険制度に関するドキュメンタリーを作ると公言したとき、医療保険業界は高度の警戒態勢に入り、当時大手保険会社シグナの広報主任だったウェンデル・ポッターはすぐに攻撃に回ったのでした。そのポッターが昨年、業界で最も顕著な内部告発者となりました。彼に、マイケル・ムーアの「シッコ」攻撃で自身がどんな役割を果たしたのか、さらに医療保険制度のシングルペイヤー方式を求める運動について話してもらいます。
    dailynews date: 
    2010/11/17(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ジョン・ルイスが語る 共和党勝利後の連邦議会 グアンタナモ閉鎖 アフガン戦争 ランゲル下院議員の倫理規定違反認定

    ジョン・ルイス下院議員(民主、ジョージア州)に、中間選挙での共和党勝利による政治状況の変化について、オバマ政権が公約したグアンタナモ収容所の閉鎖を断念したことについて、アフガニスタン戦争について、そしてチャールズ・ランゲル下院議員(民主、ニューヨーク州)が下院倫理委員会で倫理規定違反を認定されたことについて話してもらいます。
    dailynews date: 
    2010/11/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 45年後に罪を認める 黒人公民権運動家ジミー・リー・ジャクソン殺人で元アラバマ州警官

    白人の元アラマバ州警察官が、黒人公民権運動の全盛期であった45年前に黒人運動家を殺した罪を認めました。77歳となった元警官ジェイムズ・ボナード・ファウラーは、1965年にアラバマ州マリオンのレストランでの乱闘中に26歳だったジミー・リー・ジャクソンを射殺した罪で禁固6カ月の有罪判決を言い渡されました。今日はファウラーが最初に自分の罪を告白した新聞記者であるジョン・フレミングと、公民権運動の指導的立場にあるジョージア州選出の民主党下院議員ジョン・ルイスにも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/17(Wed)
    記事番号: 
    2

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