デイリーニュース

  • NY市 計画7年遅れのコンピューター・プロジェクトで毎年230人の“コンサルタント”に7億2200万ドル支払い

    ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙の一面記事で、デモクラシー・ナウ!の共同ホストであるフアン・ゴンザレスがニューヨーク市の法外な支出をリポートしています。同市が、計画より7年も遅延していて、しかも大幅に当初予算を超過しているコンピューター・プロジェクトに毎年約230人の“コンサルタント” たちに1人平均40万ドルもの給与を払っているというのです。シティタイム(CityTime)と呼ばれるこのコンピュータ管理の就労時間記録と給与支払のシステムは、ブルームバーグ市長が「大失敗」と認めています。にもかかわらずこの支払いは続いているのです。
    dailynews date: 
    2010/3/26(Fri)
    記事番号: 
    1
  • カトリック女性司祭団体、性的虐待スキャンダルでローマ教皇の辞職を要求

    教皇になる以前のローマ教皇ベネディクト16世が、米国と教皇の母国ドイツでの性的虐待の実態について見て見ぬふりをしていた疑惑があるとの報道について、ローマ教皇庁(バチカン)は否定しました。前週、ローマ法王庁は、1950~60年代にかけて聴覚障害を持つ少年たち200人に性的虐待を行ったウィスコンシン州在住のローレンス・マーフィー神父の聖職をはく奪しなかったことについて、強く擁護しました。ナショナル・カトリック・レポーター紙は、ローマ教皇は今回の件に関する疑問に答える必要があると述べ、さらにこのスキャンダルを「この数世紀、いやおそらくはカトリック教会の歴史上最大の組織の危機」と呼びました。「Roman Catholic Womenpriests(ローマ・カトリック教会女性司祭の会)」の広報担当者ブリジッド・メアリー・ミーハンに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/3/29(Mon)
    記事番号: 
    3
  • TV司会者で作家のタビス・スマイリー、オバマ大統領とキング牧師を徹底比較する番組を放映へ

    オバマ大統領はアフガニスタン駐留米軍の意義を再強調しましたが、本日の番組ではオバマ大統領がしばしば比較される人物について取り上げました。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアです。テレビ司会者で作家のタビス・スマイリーは、公共放送PBSで放映されるスペシャル番組で両者を徹底的に比較し、イラクやアフガニスタンで戦争が続く現在の状況と共鳴するキング牧師の1967年4月4日の有名な反戦演説「ベトナムを越えて(Beyond Vietnam)」を取り上げました。

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    ★ DVD 2010年度 第1巻 「公民権運動」に収録

    dailynews date: 
    2010/3/29(Mon)
    記事番号: 
    2
  • オバマ政権の住宅差し押さえ抑制策「銀行救済でしかない可能性も」 経済学者ディーン・ベーカー

    オバマ政権は、住宅差し押さえ抑制プログラム「メーキング・ホーム・アフォーダブル」の修正を発表しました。1年前に発表された当初の対策は、窮地に陥った住宅保有者を最大で400万人支援する予定でした。しかし、これまでにローン返済計画の変更が実施されたのは20万人以下です。その一方、米不動産調査会社リアルティトラック社によると、差し押さえ通知を受けた住宅は過去最高の280万件に上りました。
    dailynews date: 
    2010/3/29(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「わが国の大統領は米国民を騙している」: ペンタゴン・ペーパーズの内部告発者、オバマ大統領とアフガニスタンとイラクでの戦争を批判

    1970年代にベトナム戦争終結への努力に大きな役割を担った人物が番組に参加します。 1971年当時、ランド研究所の研究員だったダニエル・エルスバーグは、後にペンタゴン・ペーパーズとして知られるようになる、米国のベトナムへの関与の真相を記した7000ページにわたる機密歴史文書をメディアに漏らしました。スパイ容疑による終身刑を逃れたダニエル・エルスバーグは、以来現在にいたるまで米国の軍国主義に対して、声高に反論を続けています。
    dailynews date: 
    2010/3/30(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 右翼の猛威: ミシガン州ではキリスト教武装集団摘発 テネシー州では白人至上主義者がオバマ暗殺計画で有罪を認める

    司法省は、ミシガン州のキリスト教武装集団のメンバー9人を、連邦政府に対する戦争を引き起こそうとした容疑で起訴しています。 一方、テネシー州では、当時大統領候補だったバラク・オバマを含むアフリカ系アメリカ人を狙った大量殺人計画を実行しようとしたことに対し、スキンヘッドの白人至上主義者が有罪を認めました。 南部貧困法律センター(Southern Poverty Law Center)のマーク・ポトクに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/3/30(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「私たちは自分たちの山々を破壊しているのだ」フォトジャーナリストのアントリム・キャスキー 山頂除去採炭法に反対するウエスト・バージニアの戦いを語る

    米環境保護庁(EPA)は先週、アパラチア山脈の最大かつ最も論争の的だった山頂除去採炭現場の1つを中止に追い込むための重大な一歩を踏み出しました。3月26日、EPAはウエスト・バージニア州のスプルース第1炭坑に対し、水質汚染防止法に基づいて米国陸軍工兵隊が発行していた採炭許可証を、同じく同法に基づき拒否する提案をしました。先日、私たちはアントリム・キャスキーにインタビューしています。彼女は山頂除去採炭に反対する非暴力の戦いを追い続けているフォトジャーナリストで、ショベル型大型掘削機との意味もある 『Dragline』 というタイトルの新写真集を出版しました。
    dailynews date: 
    2010/3/31(Wed)
    記事番号: 
    2
  • アルジャジーラの社長が語る オバマのアフガン戦争拡大 米国の中東政策 メディア界における独立系報道の役割

    米国と北大西洋条約機構(NATO)軍がこの6月にアフガンのカンダハルで大規模な軍事攻勢を準備する中、中東カタールに本拠を置く放送局アルジャジーラの社長ワダー・ハンファルに話を聞きました。「爆撃や殺戮はアメリカ人への怒りと不満を増大させる一方だ。逆にそれはタリバンにとって常に有利に働く」とハンファルは言います。また、ここでは米軍がアルジャジーラの記者たちを標的にしてきた歴史も振り返ってみます。その中には6年以上も罪状なしでグァンタナモに拘束されていたサミ・アルハジも含まれています。 

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    dailynews date: 
    2010/3/31(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 国連特別報告者フィリップ・アルストンが無人機攻撃の合法性を擁護する米国に意見

    オバマ政権は無人機攻撃の合法性を初めて正式に主張しました。米国務省の法律顧問ハロルド・コーは3月第4週、アルカイダとの戦いにおける無人機攻撃使用は合法であり必要であると述べました。コーがコメントを出したのは、国連の超法規的・略式・恣意的処刑に関する特別報告者フィリップ・アルストンが、この攻撃は「国際人道法と国際人権法を侵害している恐れがある」と述べた6ヶ月後でした。アルストンから、コーの反応について話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/4/1(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 国連のハイチ副特使ポール・ファーマー医師が語る壊滅的な地震と長年の西欧支配後のハイチの課題

    著名な活動家で医療人類学者のポール・ファーマー医師は2009年、国連のハイチ副特使に任命されました。ファーマーは、ハイチのほか世界8カ国以上のHIV/エイズ、結核、マラリアなどの患者らに医療を提供する慈善団体パートナーズ・イン・ヘルスの設立者です。彼はハイチの政情不安定を引き起こそうとする米国の企みと、世界中の人たちの健康を犠牲にすることで利益を上げようとしてきた米国の主要企業を声高に非難しています。デモクラシー・ナウ!は3月31日、国連の復興支援国会合でファーマー医師に話を聞きました
    dailynews date: 
    2010/4/1(Thu)
    記事番号: 
    5

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