テルアビブから番組に参加するイスラエル人ジャーナリストのギデオン・レヴィは、イスラエル政府がパレスチナナ人の基本的権利を否定することをやめるまで中東平和は決して達成できないと主張します。「もちろんイスラエルは平和を望んでいます。しかしが望んでいるのは公正な平和ではない。」と、レヴィは言います。「すべては正義の問題です。過去を振り返って、イスラエルがどの段階で、どの瞬間に占領を止めようとしたことがあったかを考えてみてください。占領を終わらせる本当の準備ができていたことがあったという一例を示してみてください。そんなことは今まで一度もなかったのです。いつも時間稼ぎと現状維持だけでした。現状維持とはすなわち、ヨルダン川西岸の占領とガザの包囲、イスラエルでの平和な生活でした。そのことの究極の証明にあたるのが、[ヨルダン川西岸の]入植地です。イスラエルは入植地を作ることを決してやめませんでした。そして[そうしながら]、パレスチナ人と世界に対して、[我々は]この土地を明け渡すつもりはないと言っているのです」。レヴィからさらに、彼がイスラエル空軍のパイロットたちにガザへの空爆を拒否するよう要求した後で脅迫を受けた理由と、イスラエルを国際刑事裁判所に提訴しようとするパレスチナの取り組みが前向きな一歩になると彼が考える理由についても話を聞きます。