ミズーリ州セントルイスで8月25日に行われたマイケル・ブラウンの葬儀に参列するため、数千人が列を作りました。18歳のアフリカ系米国人がファーガソンで白人警察によって射殺された事件は、数週間に渡って米各地および地元社会で人種問題についての抗議と対話のきっかけとなりました。デモクラシー・ナウ!のアーロン・マテはセントルイスで、フレンドリー・テンプル・ミッショナリー・パプティスト教会に列を成して入っていく会葬者たちにインタビューしました。「マーティン・ルーサー・キング師のことも、エメット・ティルのことも知ってます。でも、私のまわりでは、何十年も前に終止符が打たれた筈のことがいまでも起きているんです」と、地元住人のアン・ハミルトンは言います。「私たちアフリカ系米国人は、公平に扱われること、同じ恩恵を得られることを求めているだけです」。セントルイスの住民であるエルウッド・ハリスは、ときには略奪も行われている抗議行動に対して「他にどうしろというのでしょう? 我々は平和的に抗議するというマーティン・ルーサー・キングのやり方をやってみました。でも平和はないし、正義もありません」と言います。「でも今回の件には正義があるはずです。私は本当にそう信じています」。