デイリーニュース

  • 解放して破壊する:イラクのシーア派武装集団、スンニ派の村を略奪し焼き尽くした疑い

    新たな報告によると、イラクのシーア派の武装集団がスンニ派の村全域を「イスラム国」(ISIS)の支配から解放した後で焼き尽くしました。この報告は、イラク軍とイランが支援するシーア派の武装集団が、ISISからティクリートを奪還するための戦い4週目に入る中で伝えられました。イラクの町アメルリから報告する「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(HRW)の映像を放送し、HRWのイラク調査員であるエリン・エバースから話を聞きます。彼女はHRWの新たな報告書After Liberation Came Destruction: Iraqi Militias and the Aftermath of Amerli(『解放の後の破壊:イラクの武装集団とアメルリのその後』)を共同執筆しました。

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    2015/3/24(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ダニー・シェクター追悼:アパルトヘイト下の南アフリカ、オキュパイ運動、キッシンジャーを取材したメディア先駆者

    先週すい臓がんで72歳で亡くなった、先駆的な著述家で映画制作者、メディア改革活動家のダニー・シェクターの親しい同僚であり友人の2人に話を聞き、シェクターのキャリアにおけるさまざまな時期からの抜粋を放送します。シェクターはあるインタビューで、1970年にボストンのWBCNラジオで「ニュース解剖学者」としてキャリアをスタートさせてノーム・チョムスキーらのファンを獲得した経緯について語っています。シェクターはその後、ABCテレビ「20/20」のプロデューサーとなりそこでエミー賞を2度獲得し、発足時のCNNでもプロデューサーを務めました。The More You Watch, the Less You Know (『見れば見るほど無知に陥る』)をはじめ、著作は12冊にのぼります。また彼は、南アフリカのアパルトヘイトに反対する活動家、ジャーナリストとして第一人者で、ネルソン・マンデラについて6本のドキュメンタリーをつくるため企業ジャーナリストの世界を去り、画期的なテレビシリーズ「南アメリカ・ナウ」を製作しました。「南アメリカ・ナウ」は1980年代後半から1990年代初頭にかけて150局の公共放送局で放送されました。本日は、イェール大学によって最近デジタル化されたこのテレビ番組の一部をお送りします。

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    2015/3/23(Mon)
    記事番号: 
    2
  • イエメンの危機:米国が無人機基地を閉鎖して部隊撤退 国連は内戦を警告

    米国は、イエメンでの「効果的な」対テロ対策モデルを大いに宣伝した後、対アルカイダの無人機作戦の鍵とみられていた軍事基地から、特殊部隊100人を含む残りの人員全てを退避させました。これは、政府軍とフーシ(シーア派反政府組織)の衝突が激化し、イスラム国が犯行声明を出した2つのモスクで数十人の礼拝者が死亡した攻撃が行われた中で起きました。国連は、イエメンで「イラク・リビア・シリア」タイプの内戦が起きる寸前だと警告しています。本日は、ロンドンのタイムズ紙のイエメン特派員としてサヌアを4年間拠点にしていたジャーナリストのアイオナ・クレイグに話を聞きます。

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    2015/3/23(Mon)
    記事番号: 
    1
  • エクソンモービルへの贈り物?100年の汚染の除去をめぐる和解案でニュージャージー州知事に非難ごうごう

    ニュージャージー州上院は、共和党のクリス・クリスティ知事がエクソンモービル社と交わした2億2500万ドルの和解案に対し、巨大石油企業に数十億ドルを節約させたとして非難する投票を行いました。ニュージャージー州はエクソンモービル社の2カ所の石油精製所での汚染をめぐる訴訟で、当社は89億ドルの賠償を求めていましたが、やがてこっそり、その3%にも満たない額で手を打つことに決めていたのです。州議会は16日、この取り決めは「はなはだしく不適切で、不十分で、間違っている」として、判事に却下を求めました。NPR(全国公共ラジオ)のニューアーク局(WBGO)の政治分析・調査レポーターで、Salon(『サロン』)、City and State (『市と州』)、WhoWhatWhyにもよく寄稿するボブ・ヘネリーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/3/20(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「ニュースの解剖者」ダニー・シェクター追悼 先駆的ジャーナリスト 映像作家 アクティビスト

    著述家、映像作家、メディア改革活動家のダニー・シェクターが、すい臓癌で亡くなりました。享年72。ダニー・シェクターは1970年代にボストンのWBCNラジオで「ニュースの解剖者」として有名になりました。その後も、ABC局の20/20でテレビのプロデューサーとして活躍し、エミー賞を2度受賞しました。また、発足時のCNNでもプロデューサーを務めました。しかし、シェクターは企業メディアを去り、MediaChannel.orgおよびグローバル・ビジョン(Global Vision)の代表になりました。The More You Watch, the Less You Know (『見れば見るほど無知に陥る』)はじめ著作は12冊にのぼります。シェクターは、南アフリカのアパルトヘイトに反対するアクティビスト兼ジャーナリストとしても第一人者で、ネルソン・マンデラに関するノンフィクション映画6作を撮りました。長年にわたり、デモクラシー・ナウ!の常連ゲストでもありました。最後に番組に登場した際には、ネルソン・マンデラの生涯と功績について語りました。

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    2015/3/20(Fri)
    記事番号: 
    5
  • エクアドルのパティニョ外相の談話 報道の自由 反コレア抗議行動 シェブロン訴追について

    エクアドルでは12日、首都キトの他12以上の都市で、ラファエル・コレア大統領の政府に抗議する街頭デモに数千人が参加しました。キトの抗議行動では、「民主主義がほしい」「再選にノー」ろ書かれたプラカードが見られました。デモの目的の一つは、大統領や政府高官たちが無制限に再選を重ねることを容認する憲法改正への反対です。エクアドルのリカルド・パテイニョ外相に、この抗議運動について、エクアドルにおける報道の自由について、さらにシェブロン社の石油流出事故に関する係争中の訴訟に国際司法裁判所が下した最近の裁定について聞きます。

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    2015/3/20(Fri)
    記事番号: 
    3
  • エクアドル外相 「米州の真の脅威はベネズエラではなく米国 」

    オバマ政権は、ベネズエラに対し新たな制裁を科し、同国を「米国の安全に対する並外れた脅威」と表明したことで、中南米諸国から非難されています。14日、南米諸国連合12カ国の外相が、制裁の撤回を要求しました。外相らは声明の中で、「(米国による制裁は)他国の主権に介入し、内政不干渉の原則を脅かすもの」だと述べました。12日、首都ワシントンでの米州機構の会合でも、米国のベネズエラ政策が議論の的とされ、メキシコ、ブラジル、コロンビア、アルゼンチンをはじめとする各国代表が、こぞって米国のアプローチを批判しました。19日の米州機構の会合に出席したエクアドル外相のリカルド・パティニョに話を聞きます。エクアドルは米国とベネズエラとの対話の仲介を申し出ています。

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    2015/3/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • エクアドル外相 スウェーデン当局がジュリアン・アサンジの英国での事情聴取容認に1000日も要したことに慰問

    スウェーデン検察当局が、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジへの事情聴取をロンドンのエクアドル大使館で行う意思を表明したという最近の報道に、エクアドル外相リカルド・パティニョが応えます。アサンジは婦女暴行罪の容疑で起訴されたわけでもないのに、2012年以来ずっとエクアドル大使館に逃げ込んだまま一歩も外に出られません。大使館の外に出れば、イギリス当局に逮捕されてスウェーデンに引き渡されますが、そうなった場合はスウェーデンから米国へと送還される恐れがあるからです。米国ではウィキリークスが機密文書を公開したことでアサンジを調査しています。「スウェーデンの検察官がようやく、わが国の大使館に出向いてでもジュリアン・アサンジの供述をとりたいと言い出したことは喜ばしいことです。でも同時に、ここに至るまでに1000日もの時間が過ぎ、その間ずっとジュリアン・アサンジがわが国の大使館に軟禁状態に置かれてきたことは問題だと思います。スウェーデンの検察当局がようやく始める気になったことは、アサンジが大使館に逃げ込んだその日から行われていてしかるべきでした」とパティニョは言います。

    dailynews date: 
    2015/3/20(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「FBIはどうやってテロリストを作り上げたか」 フロリダの精神病男性を罠にかけた捜査機関

    「FBIはどうやってテロリストを作り上げたか」は、FBIがおとり捜査で情報提供者をどのように使っているかを調査しているジャーナリストのトレバー・アーロンソンがニュースサイト『インターセプト』(The Intercept)で公表した暴露記事の副題です。記事は、2012年はじめにFBIが巧妙に仕組んだおとり捜査の標的にされたサミ・オズマカッチという、精神疾患を抱え、経済的にも不安定な若い男性の話が紹介されています。この捜査では、FBIから報酬を受けている情報提供者が、武器を購入するような金は持っていないオズマカッチを雇い入れました。オズマカッチのいわゆる「殉教宣言ビデオ」に映っている武器は、FBIが提供したものでした。このビデオを取った後、オズマカッチは、車爆弾だと思い込んでいたものを、フロリダ州タンパのバーに運ぶ計画でした。オズマカッチの家族は、FBIなしで彼がこのような計画を思いつくことなど、ありえないと考えています。アーロンソンが入手した会話の録音を起こした文書によれば、FBI捜査官も、オズマカッチは「知能遅れの馬鹿」で、テロリストになるという野心も「単なる幻想でしかなかった」と同意しているようにうかがえます。この文書によれば、オズマカッチが武器の手付金を支払うことができるように、FBIが彼の手に500ドルがわたるように画策しています。

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    2015/3/19(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 「どんな進歩的政策も」阻止しかねないTPPの締結のためオバマ大統領は貿易促進権限を要求

    オバマ大統領はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の成立に向けて本格的に圧力をかけ始めましたが、連邦議会では民主党の議員たちが、この異論の多い協定の交渉過程が秘密のベールに閉ざされていることを公然と批判しています。米国がラテンアメリカとアジアの11か国と交渉中のこの貿易協定は、、世界経済の40パーセントを占める地域を含むことになります。それにもかかわらず同協定の条項のほとんどが秘密にされています。米政府が同協定に関するブリーフィングを「機密扱い」とした後、コネチカット州選出のローザ・デラウロ下院議員は、この処置を「不必要な秘密主義」と呼び、「もし彼らが言う通りTPPが米国の雇用にプラスになるのであれば、隠すことなど何もないはずです」と語っています。この発言は、ちょうどオバマ大統領が議会に対し、同協定についての審議を円滑にするため、貿易促進権限(ファーストトラック)法案を通すよう求めたのと重なりました。一方、米国労働総同盟産業別組合会議(AFL-CIO)は、貿易促進権限を否決させるため、民主党議員への寄付を一時停止して圧力をかけると発表しています。また、ティーパーティーの後援を受ける一部の共和党議員は、オバマ大統領は信用できないので、過去の大統領に与えられたのと同様の交渉権限を与えるわけにはいかないと主張しています。

    dailynews date: 
    2015/3/19(Thu)
    記事番号: 
    3

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