デイリーニュース

  • ノーム・チョムスキー イスラエルの極右化と「ユダヤ人国家法」を批判

    イスラエル議会は、幅広い批判を集めていた「ユダヤ人国家法」を採択しました。イスラエルをユダヤ人国家と定義し、ユダヤ人だけに自己決定権を与える法律です。この法律はさらにヘブライ語をイスラエルの唯一の公用語とし、ユダヤ人専用入植地を占領地域に建設することを国家的価値(national value)として奨励しています。この法律は国際的な非難を呼び、アパルトヘイトの合法化との批判の声も上がっています。世界的に有名な政治的反体制派で作家、言語学者のチョムスキーと話します。チョムスキーは、アリゾナ大学言語学部門の栄誉教授(laureate professor)で、それ以前にはマサチューセッツ工科大学で50年以上にわたって教え、現在も名誉教授の職にあります。

    dailynews date: 
    2018/7/30(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ノーム・チョムスキー:気候変動と核兵器のせいで人間社会は存亡の危機に

    カリフォルニア州では気候変動によって山火事が州全体に広がる勢いを見せており、この山火事で少なくとも8人が亡くなりました。消防士らは現在、カリフォルニア州の17カ所で山火事と戦っています。山火事は20万エーカー(約810平方キロメートル)以上を飲み込み、ヨセミテ国立公園を含む広範なエリアで大規模な住民避難が発生しています。この山火事は、世界各地で死傷者を出している異常気象の急増と重なりました。インドでは、ここ数週間の洪水や大雨で500人以上が死亡しています。科学者は、大雨と洪水の頻発は気候変動と関係していると指摘してきました。世界的に有名な政治的反体制派で作家、言語学者のノーム・チョムスキーと話します。チョムスキーは、アリゾナ大学言語学部門の栄誉教授(laureate professor)で、それ以前にはマサチューセッツ工科大学で50年以上にわたって教え、現在も名誉教授の職にあります。

    dailynews date: 
    2018/7/30(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ノーム・チョムスキー:米国はNATOの拡大に反対し ロシアとの関係を改善すべし

    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がトランプ大統領をモスクワに招待しました。ホワイトハウスは秋にワシントンでの首脳会談を計画していましたが、11月の中間選挙後に延期したばかりでした。モスクワへの招待は、フィンランドのヘルシンキで7月におこなわれた米露首脳会談をうけたものです。米国とロシアの関係について、世界的に有名な政治的反体制派で作家、言語学者のノーム・チョムスキーと話します。チョムスキーは、アリゾナ大学言語学部門の栄誉教授(laureate professor)で、それ以前にはマサチューセッツ工科大学で50年以上にわたって教え、現在も名誉教授の職にあります。

    dailynews date: 
    2018/7/30(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキー:アレクサンドリア・オカシオ=コルテスの「劇的」勝利と米民主党の分裂について

    2018年の米中間選挙シーズンは、民主党内部で、進歩派の支持層拡大と、より保守的な党の支配層のあいだの分裂が起き、混乱しています。ニューヨーク市では28歳のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスが、当選10期を誇る現職で下院民主党派第4位の重鎮ジョー・クロウリー議員に軽々と勝利して、今回の選挙シーズンで最も衝撃的な番狂わせとなりました。オカシオ=コルテスは社会民主主義者として進歩派の草の根運動を展開、「メディケアを全国民に拡大」することと移民関税捜査局(ICE)の廃止を公約しました。オカシオ=コルテスの勝利と、民主党におけるその意味について世界的にも著名な反体制政治活動家で言語学者、作家のノーム・チョムスキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/27(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ノーム・チョムスキー:トランプ時代のマスコミのロシア疑惑への妄執と報道されない話題について

    ニューヨークタイムズ紙の報道によれば、ロバート・ムラー特別検察官は、トランプ大統領とロシアの関係について捜査を拡大する中で、トランプのツイートを綿密に調べています。このムラー特別検察官の捜査の最新情報は、ほぼ24時間体制で繰り広げられるトランプ、ロシア、現政権の様々なスキャンダルについての報道合戦の一つです。しかし大手マスコミは「ロシアゲート」に明け暮れる中で、本当のニュースネタを見逃してはいないでしょうか?世界的にも著名な反体制政治活動家で言語学者、作家、大学教授のノーム・チョムスキーに、トランプ時代のメディア操作について詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/27(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 独裁的ニカラグア政府をチョムスキーが批判 オルテガ大統領に新たな選挙を求める

    国際的人権グループによれば、ニカラグアでは4月に抗議活動が起って以来、300人以上が死亡、その多くは政府側勢力により殺害されています。ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は今週、抗議の声が高まり騒乱が広がっているにもかかわらず辞任の求めを拒否しました。現在の危機について、そして1980年代に米国がニカラグアで果たした役割についてノーム・チョムスキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/27(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「野蛮で残酷」ノーム・チョムスキー 家族分離と現在の移民危機を招いた米国の責任を語る

    国境で引き離された移民の子供たちを親元に帰すよう裁判所がトランプ政権に命じた期限は7月26日でしたが、連邦当局によれば未だ711人の子供が親から引き離されています。400人以上の親が祖国へ国外退去処分になりましたが、子供たちは全米各地の施設に保護されたままです。トランプ政権の家族引き離し政策および現在の移民危機の根源にある米国の責任について、世界的に著名な反体制政治活動家で言語学者、作家、大学教授のノーム・チョムスキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/27(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 小児科医モナ・ハナ=アティシャ 死者数が増えたフリント市で鉛中毒を暴くまでの戦い

    米公共放送ネットワークPBSの番組『フロントライン』の新たな報道によれば、フリント市の飲料水危機による死者数はミシガン州当局が認めるよりも多い可能性があります。ミシガン州は、同市が財政緊縮目的で水源をフリント川に切り替えた後、レジオネラ症が増加し12人が死亡したことを認めています。しかしPBSの『フロントライン』によれば、フリント市では飲料水危機の間、肺炎による死亡者も急増しました。これらの死者の一部は、元々の死因がレジオネラ症だった可能性があります。2014年4月から15年10月の間、フリント市では119人が肺炎で死亡していますが、これは前年同期に比べ46パーセントの増加です。飲料水危機中、レジオネラ症の危険を市民に広めなかったことも含める容疑で当局者10人以上が刑事責任を問われています。7月25日、当時ミシガン州保健社会福祉省のトップだったニック・リオンが、過失致死の容疑で裁判にかけられるべきかの審理が裁判所で行われました。フリントの子どもたちの血液検査で鉛レベルが高かったことから、同市の飲料水が危険なレベルの鉛を含有していることを暴いた小児科医モナ・ハナ=アティシャに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/26(Thu)
    記事番号: 
    3
  • イラク系米国人小児科医モナ・ハナ=アティシャ 親から引き離された子どものトラウマと 入国禁止令を語る

    移民の子ども900人以上は未だ親との再会を果たせずにいますが、本日はミシガン州フリントの小児科医モナ・ハナ=アティシャに話を聞きます。彼女は子どもたちの血液検査で鉛レベルが高かったことから、同市の飲料水が危険なレベルの鉛を含有していることを暴いたイラク系米国人医師です。ハナ=アティシャが先日出版した新著はWhat the Eyes Don’t See: A Story of Crisis, Resistance, and Hope in an American City(『目には見えなくても--米国のある町で起こった危機、抵抗そして希望の物語』)です。本日はハナ=アティシャ医師に、トランプの移民政策、イスラム教徒の入国禁止令、そして自身の家族史について話しを聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/26(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 裁判所命令の期限を迎えるも 移民の子ども900人以上は未だ親との再会を果たせず

    トランプ政権が米・メキシコ国境で移民の子ども2500人以上を強制的に親から引き離し、全米で非難が巻き起こってから9週間になります。移民の多くは故郷のエルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラでの暴力から逃れ亡命を希望していました。しかし、移民たちは米連邦裁判所で違法越境の罪で刑務所や勾留施設で拘束され、一部の乳児も含む、彼らの子どもたちは各地のシェルターに送られました。連邦地方裁判所の判事デイナ・サブロウが、移民の親子を再開させるよう命令を出しましたが、本日、7月26日はその期限の日です。しかし手続きは混乱を極め、当局は少なくとも900人の子どもが未だ親との再会を果たせていないと認めました。移民の親たち約463人は子どもを米国内の拘留センターに残したまま国外退去処分となりました。親たちは自らの意志で子どもを残して去ったと当局者は言っています。しかし、25日に裁判所に提出された文書によれば、多くの親は強制ないし誤解を招くような説明を受け、理解できない外国語の書類に署名、合意した内容もわからずにいると米国自由人権協会(ACLU)は主張しています。移民弁護士のオフィーリア・カルデロンと、カルロス・ガルシアに話を聞きます。二人は子どもと引き離された移民の親の弁護を無料の法的支援として引き受けており、依頼人の一部は、裁判所命令の期限である26日現在、子どもとの再会を果たせていません。

    dailynews date: 
    2018/7/26(Thu)
    記事番号: 
    1

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