デイリーニュース

  • ウィスコンシン州知事が公務員と組合への攻撃を開始、抗議デモ鎮圧のために州兵配備と威嚇

    最近選出された共和党のスコット・ウォーカー、ウィスコンシン州知事は、大半の公務員のほぼすべての団体交渉権を排除し、彼らの賃金と福利厚生を削除する法案を提出しました。ウォーカーはさらに、これを不満とする州、郡、市職員らによる抗議行動を警戒するようウィスコンシン州兵に通達しました。2月14日、数百人の抗議者がウィスコンシン州の州都マディソンをデモ行進し、さらなるデモも計画されています。マディソンから、ネイション誌のジョン・ニコルズと、ウィスコンシン州の公立学校教師、ブラッド・ルーツに話を聞きます。ニコルズは同知事の行動の全米への悪影響を警告しています。「ウォーカー知事が法案を通し、ウィスコンシン州で1930年台に設立された米国州・郡・市職員同盟(American Federation of State, County and Municipal Employees=AFSCME)の団体交渉権を排除するなら、そして彼が、全米で最も大きく影響力の強い教員組合の一つウィスコンシン州教育組合審議会(Wisconsin Education Association Council=WEAC)を屈服させるなら、この動きが全米中に広まることになるでしょう」。

    dailynews date: 
    2011/2/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 軍事費増大と社会福祉プログラムの大幅削減を求めるオバマの3.7兆ドルの予算教書

    オバマ大統領は、主に社会福祉と教育を中心に200あまりの連邦プログラムを削減または廃止することで連邦政府の財政赤字削減を求める一方、軍事費と原子力発電所の建設資金を増やす予算教書を発表しました。3兆7000億ドルの予算案を発表したオバマは、既発表の公約である非国防裁量予算の5年間凍結を強調しました。オバマの計画には、銀行と石油会社への小規模な増税が含まれています。また、ブッシュ政権時代の富俗層への減税を2013年に終わらせ、相続税を2009年の水準に戻すことを求めています。オバマの予算教書を分析するために、ネイション誌のワシントン支局記者ジョン・ニコルズから話を聞きます。

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    2011/2/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • イエメン、反政府デモに軍がテーザー銃やライフルを使用

    チュニジアとエジプトで起こった民衆蜂起は、域内のいくつかの政府の安定性への疑問をもたらしています。イエメンでは前週末、数千人の平和的なデモ隊が、警官隊や政府支持者らと衝突しました。テーザー銃、警棒、ナイフ、バット、そしてアサルトライフルなどがデモ参加者たちに向けて使われました。イエメンタイムズ紙の編集者アイオナ・クレイグ、ヒューマンライツ・ウォッチ(HRW)の中東・北アフリカ担当者、サラ・リー・ウィットソンに話を聞きました。

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    2011/2/14(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「この民衆蜂起には前史がある」革命の基礎を築いたエジプトの労働・社会運動を分析、モナ・エルゴバシャイ

    ムバラク大統領を辞任に追い込むことになった大規模デモにエジプトの労働運動も参加してから数日後、軍事評議会は、労働運動指導者たちにストライキとデモの中止を求めました。政治学が専門で、中東と北アフリカの政治・社会運動に関して数多く執筆しているバーナード・カレッジのモナ・エルゴバシャイは、「エジプトの政治は1月25日にはじまったのではありません」と語りました。「このデモが起こるまでの前段階といえる歴史が存在します。現在起こっている状況の意義を真に理解するためには、2000年からのエジプトの政治構造と関連づける必要があります」。

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    2011/2/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 革命の後:30年のムバラク体制は終わった、だが移行プロセスに不透明さ残る

    エジプト軍は、デモ参加者の要求のいくつかに応じる一方で、非常事態法の解除や、ムバラク政権時代に投獄された数千人の政治犯の釈放を拒否しています。デモクラシー・ナウのシニアプロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥース、そしてArabist.netのブロガー、イサンドル・エル・アムラニが、カイロから番組に出演しました。またスタジオでは、バーナード・カレッジで政治学を教えるモナ・エルゴバシャイに話を聞きました。★ 字幕動画はこちら

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    2011/2/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「夢が実現した」ムバラク辞任を祝うエジプト国民

    デモクラシー・ナウのアンジャリ・カマト記者はカイロの街頭で取材を行っていました。1月25日にはじまり、18日間にわたって行われた街頭デモの後ムバラク大統領が辞任したことを受けて、人々は歓喜の声を挙げていました。このビデオレポートでカマトは、カイロのタハリール広場を取材しています。この広場では現在、市民が清掃を行っているだけでなく、パブリックな場所で政治的表現を行える権利の主張や、エジプトの先行き不透明な将来にも今後関わっていくという意思を示しています。

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    2011/2/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「政権が去るまで我々は家に帰らない」エジプト人ブロガーのカイロ報告

    カイロの国営テレビ局前では大きなデモが行なわれ、別のデモ行進が大統領宮殿に向かっています。デモ参加中のエジプト人ブロガー、アッラー・アブドゥル=ファタハと話します。デモクラシー・ナウ!のシャリフ・アブドゥル・クドゥースとアンジャリ・カマトがエジプト全土に広がる最新のデモの様子をふりかえります。
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    2011/2/11(Fri)
    記事番号: 
    9
  • 「オマール・スレイマンはCIAの手先、エジプトの拷問責任者」

    エジプトのホスニ・ムバラク大統領は2月10日、国営テレビを通じて行なった演説で、自らが後継者として選んだオマール・スレイマン副大統領に大統領の権限の一部を委譲すると宣言しました。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校のリサ・ハッジャー教授がスレイマンの経歴を紹介し、米国の特例拘置引き渡しプログラムでの役割、イスラエルとの密接な関係、囚人の拷問に個人としてどう関与したかなどを語ります。
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    2011/2/11(Fri)
    記事番号: 
    8
  • ナワル・エル・サーダウィ「私たちの希望は日に日に大きくなる」

    フェミニスト人権活動家として名高いナワル・エル・サーダウィにムバラク留任について聞きます。サーダウィは過去30年、米国がエジプトに対して果たしてきた役割を批判しました。エジプトで政治犯として収監されたこともあるサーダウィは数年にわたる亡命生活を送りました。
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    2011/2/11(Fri)
    記事番号: 
    7
  • 蜂起の日:ムバラク政権打倒のため数百万人がカイロ、アレクサンドリア、スエズに集結

    デモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースがカイロから生中継です。「エジプト全土で起きている数千のストライキがムバラク政権を窮地に追い込んでいる」とシャリフは言います。

    dailynews date: 
    2011/2/11(Fri)
    記事番号: 
    6

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