デイリーニュース

  • ジャーナリストが標的にされた組織的メディア弾圧、エジプトからの報告

    エジプトの抗議運動に関する報道は困難なだけでなく、国内外の多くのジャーナリストにとって危険でもあります。メディアに携わる人々に対して、電話線の切断、繰り返される拘束、嫌がらせ、機材の没収、脅迫などが行われています。ジャーナリストの死亡も前週、報じられました。デモクラシー・ナウ!シニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースが、カイロのタハリール広場で取材を行なっているジャーナリストらに話を聞きました。また活動家らにより設置されたメディアテントに足を運び、路上でデモに参加する人々からの話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/2/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「帝国の仲介者」:オバマ政権のエジプト特使フランク・ウィズナーがムバラク政権存続を支持

    エジプトの現在の状況に対する米国政府の反応は、依然として曖昧なままです。前週末、「特使」として国内からエジプトに派遣したフランク・ウィズナー元駐エジプト米大使がムバラク大統領支持を表明した事に関して、オバマ政権は距離を置きました。英ジャーナリストのロバート・フィスクは、「エジプト軍と経済開発庁への助言を行い、ムバラク政権のために欧米で訴訟や仲裁に携わったこと」を公言する国際法律事務所パットン・ボグスでのウィズナーの仕事について報告し、利益相反の可能性があることを指摘しました。トリニティ・カレッジのビジェイ・プラシャド教授が番組に出演しました。同教授は米国務省時代のウィズナーについて、そしてウィズナーのムバラク大統領との親密な関係についての文章を発表しています。

    dailynews date: 
    2011/2/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 政府の譲歩案発表後も高まるムバラク政権への退陣要求

    新たに任命されたエジプトのオマル・スレイマン副大統領は6日、国内中で巻き起こっている反政府運動を抑える事を目的とした対話を、野党と行いました。スレイマンは、数十年にわたって適用されていた非常事態法の終結(ただしその時期に関しては語りませんでした)、報道の自由(アルジャジーラの記者がまた逮捕されましたが)、そして憲法改正のための委員会の設置等を含めた大きな譲歩を行うことで同意しました。しかしデモ参加者の最大の要求である、ホスニ・ムバラク大統領の即時退陣に関しては言及されませんでした。抗議者らはエジプト各地でのデモを本日も引き続き行い、何万人ものデモ参加者が、軍が展開するタハリール広場に集結しました。カイロ滞在中のデモクラシー・ナウ!シニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースと、エジプトの人権活動家ホッサム・バーガトに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/2/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • エジプトの蜂起 2時間スペシャル 

    土曜日に放送した特別番組です。ハイライトは以下のとおり ・カイロから生中継 デモクラシー・ナウ!シニアプロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースと報道員アンジャリ・カマトがライブ報道 ・エジプト人作家アーダフ・スエイフ: タハリール広場で繰り広げられる「本当の民主主義の実践」 ・コロンビア大学教授ラシード・ハーリーディ: エジプトとチュニジアの民衆蜂起が中東全体に与える影響 ・ジャーナリスト保護委員会のムハメド・アブドゥル・ダイェム: ムバラク政権支持派によるジャーナリストへの攻撃が続いている ・カイロ・アメリカン大学教授ハレド・ファフミー: ホスニ・ムバラクが与党NDP(国民民主党)党首を辞任するとの報道について ・カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授ポール・アマル: ムバラク退陣後のエジプトにおける軍の役割について ・スタンフォード大学教授ジョエル・ベイニン: エジプトの労働運動と1.25蜂起の歴史的なルーツ ・エジプト系アメリカ人活動家ムスタファ・オマール: エジプトの抗議運動における若年層の役割 ・革命に火をつけたビデオ: 1月25日タハリール広場に抗議の結集を呼びかけたアスマア・マフーズの映像メッセージを放映

    dailynews date: 
    2011/2/5(Sat)
    記事番号: 
    1
  • 内側から見るタハリールの攻防:ムバラク派襲撃後、民主化活動家たちが広場を奪還

    3日、民主派活動家たちが身を挺してタハリール広場に乗り込みました。ムバラク大統領追放のための戦場となったカイロ中心部の公共空間を取り戻すためです。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースとハニ・マスードが街を歩いてカイロの住民と話をしました──多くの人たちが前日の襲撃でケガをしていました──ゴミや石の散乱する広場を片付けている人たちもいます。再び襲撃すると脅すムバラク派勢力から広場を守ろうと草の根の抵抗やコミュニティの互助システムを組織している人たちもいます。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/2/4(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 目撃者を消せ:ジャーナリスト保護委員会がムバラク政権の報道関係者襲撃を非難

    ムバラク政権の暴力的な弾圧は、エジプト全土の抗議活動を取材するジャーナリストたちも意図的に標的にしています。アルジャジーラ、CBSニュース、ABCニュース、Foxニュース、CNN、BBC、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、オーストラリア放送、デンマークのTV2ニュース、スイスのテレビ局などの報道機関が自社の職員に対する襲撃、脅迫、逮捕を報じています。ジャーナリスト保護委員会(CPJ=Committee to Protect Journalists)のフランク・スミスと話をします。彼によると、これまでにジャーナリストへの襲撃が100件、身柄拘束30件、暴行26件、取材機材の差し押さえ8件が確認されています。報道に携わって約24年、CPJで10年の経験を持つスミスは、「これは報道に対する露骨な暴力の最悪のケースだ」と言います。「もちろん責任はムバラク政権にある。今起きていることの目撃者を抹殺する政策を実行しているのだ。ムバラク政権は、エジプトを世界につなげるプラグを文字どおり引き抜こうとしているようだ」

    dailynews date: 
    2011/2/4(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 退場の日:エジプト全土でがムバラク追放デモ クドゥースがカイロから生中継

    ここ2日続いたムバラク大統領支持派による襲撃をものともせず、数十万のエジプトの民主化を要求する人々がカイロのタハリール広場に戻っています。ニューヨークタイムズ紙はオバマ政権がムバラクの即時退任に関してエジプト政府と交渉を始めたと伝えています。米国側の提案は、副大統領のオマル・スレイマンが横滑りして今年9月の選挙までの残余任期のあいだ暫定政府を率いるというものです。しかしスレイマンは、エジプトでは従来まったく人気がありません。民主化デモの指導者たちは今日のこの日を「退場の日」と名付け、ムバラクの即時退陣に向け最後の一押しを行っています。金曜の礼拝後、デモは急激にふくれあがりました。タハリール広場から生中継のデモクラシー・ナウ!シニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースと話をします。

    dailynews date: 
    2011/2/4(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ホスニ・ムバラクの本当の顔』全世界でテレビ放映: デモクラシー・ナウ! カイロのダウンタウンから生レポート

    エジプトで暴力的衝突が続く カイロからの最新報告によると、7人のデモ参加者が殺害され、1000人以上が負傷しました。ムバラク支持の煽動者たちの多くは、覆面の治安部隊であるとみられています。蜂起の震源地であるタハリール広場では、数千人のエジプト人たちが非暴力の抵抗を続けています。デモクラシー・ナウ! のシニアプロデューサーのシャリフ・アブドゥル・クドゥースが10月6日橋近くの屋上から生放送でレポートします。2日からタハリール広場内にいる活動家のモナ・エル・セイフからも話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    6
  • ロバート・フィスク: オバマ政権は、ムバラク政権との交渉で根性なしで腰抜け

    著名な中東ジャーナリストが、カイロから、歴史的な蜂起、そしてオバマ大統領が中東での民主主義運動を支援する機会をいかにして失ったかを語ります。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    5
  • カイロの鎮圧で逮捕、殴打されるジャーナリストと人権活動家たち

    人権活動家のホッサム・バーガトの報告によると、エジプト軍は、民主主義支持デモ参加者に対する法律的な保護活動の本拠地であるカイロのダウンタウンのヒシャム・ムバラク法律センターのオフィスの強制捜査を行いました。 バーガトの話では、軍はタハリール広場を閉鎖し、広場に入ろうとする人々を検問所で追い返しています。 「現時点で最も危険な兆候は、初めて軍自らが、外国人ジャーナリストとエジプト国内外の人権擁護組織を標的にしようとしていることです」とバーガトはいいます。 「タハリール広場に近づけないとなると、いまにも最悪の事態が起きはしないかと心配です。軍部が外部の世界の人々に目撃させたくない何かが、起きているのではないか、と」。

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    4

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