米連邦最高裁が全50州においてLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア)カップルに「基本的な婚姻の権利」を認めたのを受け、先週末、全米で同性カップルの結婚式が行われました。この歴史的な判決によって、残る14州が施行する同性婚禁止には終止符が打たれます。判決の影響を受けるカップルは数万組に上ります。判決の多数意見を支持したアンソニー・ケネディー判事は「結婚に対する理解の変遷は、自由が持つ新たな側面を新しい世代に明らかにしていく国の特徴だ」と述べ、「国家がゲイとレズビアンの人々を社会の中心的制度から閉め出すことは、国家としてかれらを貶めることだ」と付け加えました。先週末には各地でゲイプライドの祝典が行われ、同性婚の支持者達がLGBTの権利の為にやるべきことはまだあると強調しました。同性婚に関する最高裁訴訟で原告となった二組のゲストに話を聞きます。エープリル・デボアーとジェイン・ラウズはミシガン州の裁判でお互いの子供を養子にする権利を勝ち取りました。マーク・ソロモンはFreedom to Marry(結婚する自由)の全国キャンペーンの代表です。