デイリーニュース

  • カバノ米最高裁判事候補の公聴会で隠蔽? 関連文書が意図的に留保されたため 拷問および国内のスパイに関する彼の見解が明らかにならず

    ブレット・カバノー判事の米最高裁判事指名承認公聴会は9月6日で3日目を迎えます。5日、連邦議事堂警察はカバノー指名に抗議する73人を逮捕しました。この抗議は、上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長が公聴会をはじめようした直後に起こりました。抗議者には26州から集まった「ウィメンズ・マーチ」の主導者たちも含まれます。その一人である10代の抗議者は椅子の上に立ち、「私は18歳です。今日は米国の若者を代表してここに来ました。あなたは私の未来を台無しにしている」と発言しました。米国自由人権協会(ACLU)「国家安全保障プロジェクト」(National Security Project)のヒナ・シャムシと、「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)のビンス・ウォーレン理事長に話を聞きます。

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    2018/9/6(Thu)
    記事番号: 
    1
  • スクープ:アマゾンの倉庫で身元を隠して実動・取材したレポーターが 虐待的な労働条件とトイレ休憩なしの実態を

    スクープ:アマゾンの倉庫で身元を隠して実動・取材したレポーターが 虐待的な労働条件とトイレ休憩なしの実態を 独立系のバーニー・サンダース上院議員は、米国での賃金格差拡大の一端を担っているとして、アマゾンをターゲットにしてきました。サンダースは今週、アマゾンなどの大企業の雇用主に、連邦政府が支払っている従業員への公的支援を負担するよう要求する法案を発表する予定です。ジャーナリストのジェームス・ブラッドワースは、アマゾン受注センターで1か月間、身分を隠して「ピッカー」(商品運び)として働き、労働者たちが、トイレ休憩がなかなか取れないために、ボトルに排尿していることに気づきました。彼の新刊書は、Hired: Six Months Undercover in Low-Wage Britain(『雇われてみて:英国低賃金の6カ月潜伏労働』)です。

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    2018/9/5(Wed)
    記事番号: 
    5
  • アマゾン社 時価総額1兆ドルに到達 倉庫労働者は「奴隷状態」を糾弾

    アマゾン社は4日、時価総額1兆ドルを達成し、アップルに続き、この記録を作ったアメリカ第2の企業となりました。 アマゾンの創設者兼最高経営責任者のジェフ・ベゾスは、世界一の金持ちで、純資産は1,670億ドルを超えます。しかし、その富の背後にあるものは?労働者の実態は?アマゾンの倉庫での労働条件は、数々の抗議や組合による糾弾、学生を含むいくつもの調査の的になっています。新学期で全米の学生が学校に戻ってくるこの時期、ラトガース大学のジャーナリズム・メディア学科の学生による調査レポートを取り上げます。

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    2018/9/5(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 事例で民衆の公益に反した判決を下す

    ブレット・カバノー判事に関するホワイトハウスでの記録は隠されたままですが、司法記録から多くを学ぶことができます。判事間で意見が分かれた判決における、カバノー判事の意見を分析した「パブリック・シチズン」(Public Citizen)のロバート・ワイスマン代表に話を聞きます。同団体の調査によるとカバノーは、首都ワシントンの巡回控訴裁判所判事を務めた12年間に、消費者問題や環境問題、労働者の権利を扱う裁判の87%で、市民の利益に反した判決を下したり、そのような意見書を書いてきました。

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    2018/9/5(Wed)
    記事番号: 
    3
  • パークランドの高校乱射事件被害者の父 フレッド・グテンバーグ:最高裁判事承認公聴会でブレット・カバノー判事に対面

    9月4日の最高裁判事承認公聴会でフレッド・グテンバーグは、最高裁判事指名候補ブレット・カバノー判事に話しかけ握手を求めました。今年のバレンタインデーにフロリダ州のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた銃乱射事件で殺害された娘のジェイミーについて話したかったのです。ところがカバノーは背を向けて歩き去りました。フレッド・グテンバーグに、カバノーの最高裁判事承認公聴会について、また合衆国憲法修正第二条[米国市民が武器を保有する権利を認める条項]に関してこれまでどのような裁定・発言を行ってきたか、その記録について話を聞きます。

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    2018/9/5(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 連邦最高裁長官の指名を受けたでカバノー判事の承認公聴会 抗議者と民主党による延期要求動議で大荒れ

    抗議の叫び、逮捕、そして民主党上院議員による度重なる散会の動議。これが9月4日、トランプ大統領が最高裁判事アンソニー・ケネディ退任後の後任候補として指名したブレット・カバノーの、公聴会初日の様子です。4日のカバノー公聴会に一番のりで参加した市民であり、性と生殖に関する権利を擁護する投票を促進する全国組織「プロチョイスに投票しよう」(VoteProChoice) の共同創設者、ハイディ・シークに話を聞きます。公聴会を中断させたため数十人が会場から排除されましたが、シークも抗議を行った後、その一人になりました。

    dailynews date: 
    2018/9/5(Wed)
    記事番号: 
    1
  • カナダの先住民活動家が巨大な敵に勝利 450億ドルのトランス・マウンテン・パイプライン計画を裁判所が却下

    カナダの連邦控訴裁判所は、キンダー・モルガン社のトランス・マウンテン・パイプラインの規模を3倍に拡大するカナダ政府の承認を却下しました。これは先住民団体と環境保護主義者たちにとっての大きな勝利です。エレノア・ドーソン判事は8月30日、今回の740億ドルのプロジェクトの許可を取り消し、カナダ国家エネルギー委員会と連邦政府が裁判所の命じた修正事項を完遂するまで建設を中断させました。ドーソン判事の判決は、今回のプロジェクトによって影響を受ける先住民たちとの話し合いが不十分であったことに言及し、拡大計画についてのカナダ国家エネルギー委員会の評価は欠陥だらけで連邦内閣は承認の過程でこれを信頼すべきではなかったとしています。同判決のわずか数分後、キンダー・モルガン社の株主たちは既存のパイプラインと拡大プロジェクトを450億ドルで連邦政府に売却することに合意しました。トルドー首相は5月に、カナダ政府はパイラインを購入すると発表していました。これは、拡大計画が今後数年のさらなる見直しに直面する中、カナダ政府がこのプロジェクトを所有することを意味します。

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    2018/9/4(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 何を隠しているのか? 10万件の文書隠蔽にも関わらずカバノーの最高裁判事承認公聴会が始まる

    アンソニー・ケネディ米連邦最高裁判所判事の後任に指名されたブレット・カバノー判事の承認公聴会が始まっています。彼が承認されれば、1930年代以来の超保守的な最高裁になる可能性があります。カバノーはまだ53歳で、今後数十年、最高裁判事を務めることになるでしょう。批評家たちは、彼を承認することは公民権、環境規制、銃規制法、投票権の大幅な後退につながりかねず、妊娠中絶の禁止を違憲とした「ロウ対ウエイド裁判」の判決を覆してリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)を脅かす可能性があると警告しています。「法の下の公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law) の代表クリステン・クラークに話を聞きます。同委員会は先週、カバノーの判決履歴判を批判する痛烈な報告書を発表し、カバノーの指名に反対する声明を出しました。彼女は9月第1週に行われる上院のカバノー承認公聴会に参加する予定です。

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    2018/9/4(Tue)
    記事番号: 
    1
  • アンチ資本主義映画『ソーリー・トゥ・ボザー・ユー』監督インタビュー ブーツ・ライリーがストライキの力 階級闘争を語る

    本日はレイバー・デーの特別番組として、映画『ソーリー・トゥ・ボザー・ユー』(Sorry to Bother You)の脚本・監督を務めたブーツ・ライリーにインタビューします。社員を奴隷のように働かせて荒稼ぎをする悪徳テレマーケティング会社で、オークランド出身の男が働きはじめた。悪徳ビジネスの渦中に放り込まれた彼はある日、全人類を脅かす秘密を発見する――。現代のディストピアを描いたこの社会風刺作品は、今夏最高の映画の一つと評価されています。ライリーは、ザ・クー&ストリート・スウィーパー・ソーシャル・クラブのリードボーカルとして活躍するかたわら、詩人、ラッパー、ソングライター、プロデューサー、脚本家、ユーモア作家、政治活動家、コミュニティ活動家、講師、講演などをこなしています。

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    2018/9/3(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 占領下西サハラでの4日間 アフリカ最後の植民地を映した希少映像

    デモクラシーナウ!は、メディア封鎖をかいくぐり、北西アフリカの占領地西サハラでの数十年に渡るサハラウィ人の自由への戦いと、モロッコによる暴力的弾圧を取材しました。その成果を独占放送でお送りします。モロッコは国連と国際社会を無視して、1975年より同地域を占領してきました。モロッコによる占領への抵抗が続くなか、数千人が拷問、投獄、殺害されたり、行方不明になっています。占領下にある人々と亡命したサハラウィ人は1700マイルの壁で隔てられています。西サハラへジャーナリストが足を踏み入れるのをモロッコが常に妨害してきたこともあって、この状況を国際メディアはほとんど報じてきませんでした。しかし2016年後半、デモクラシー・ナウ!は西サハラの都市ラユーンに潜入、国際報道団として数年ぶりに同占領地域取材を果たしました。

    dailynews date: 
    2018/8/31(Fri)
    記事番号: 
    1

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