デイリーニュース

  • 借家人対家主:手頃な価格の住宅が大幅に不足するカリフォルニア州で レント・コントロールを拡大する住民投票

    11月6日の中間選挙の投票日に、カリフォルニア州ではレント・コントロール(家賃抑制)を拡大するかどうかの住民投票も行われます。プロポジション10(住民投票事項10)と呼ばれるこの法案が可決されれば、一部の不動産を恒久的にレント・コントロールから除外する大胆な法律コスタ=ホーキンス賃貸住宅法(Costa-Hawkins Rental Housing Act)は廃止されることになります。このプロポジションには、家主やブラックストーン・グループなどの未公開株式投資会社から反対の声が上がっています。今回、プロポジション10の投票を実現させた3組織のひとつ「強制退去防御ネットワーク」(Eviction Defense Network)の事務局長エレーナ・ポップに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/25(Thu)
    記事番号: 
    4
  • グスタボ・アレラーノ:長年の共和党の拠点だったオレンジ郡 中間選挙で民主党が勝利する可能性はあるのか?

    カリフォルニア州オレンジ郡が、中間選挙後にどちらの党が議会の多数派となるかの予想外の戦場のひとつになっています。ロサンゼルスとサンディエゴの間に位置する南カリフォルニアのオレンジ郡は、80年もの間、強固に共和党の拠点であり続けました。リチャード・ニクソン元大統領は同郡のヨーバリンダ生まれ、サン・クレメンテで余生を過ごしました。オレンジ郡が最後に民主党派大統領に投票したのは1936年、フランクリン・ルーズベルト大統領の時代でした。しかし、ドナルド・トランプ大統領に対する不満と人口構成が変化したことから、オレンジ郡およびその周辺地域で共和党が圧倒的に強かったのは過去のこととなりつつあります。ロサンゼルス・タイムス紙のコラムニスト、グスタボ・アレラーノに話を聞きます。アレラーノは『週刊オレンジ郡』(OC Weekly)の元編集者で、2017年予算削減に抗議して同誌を辞任しました。

    dailynews date: 
    2018/10/25(Thu)
    記事番号: 
    3
  • カリフォルニア州のネオナチ・メンバー 同州およびシャーロッツビルの集会での暴力行為容疑で逮捕される

    カリフォルニア州のネオナチ・ギャング「ライズ・アボーブ運動」(Rise Above Movement)のリーダーが10月23日、ロサンゼルスで逮捕されました。ロバート・ランドーは、2017年に行われた一連の暴動や暴力行為を計画し煽動した容疑がかけられています。これには2017年8月に死者を出したシャーロッツビルでの集会「ユナイト・ザ・ライト」(Unite the Right)が含まれます。他の3人のメンバーであるロバート・ボーマンおよびタイラー・ラウブも、それぞれトーランスおよびレドンド・ビーチの自宅で逮捕されました。4人目の容疑者アーロン・イーソンは未だ逮捕されていません。容疑者たちは暴力行為に参加しただけでなく、複数のイベント前にネット上で暴力行為を煽った容疑をかけられています。このグループは、メンバーを集めるために攻撃行為を記録し公開していました。元FBI捜査官のマイク・ジャーマンと、数十年に渡り政治的暴力を研究しているチャップマン大学のピート・シーミ教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/25(Thu)
    記事番号: 
    2
  • CNNと民主党要人に爆弾が送付された後 トランプはメディアが「怒り」を煽ったと非難

    複数の民主党派要人にパイプ爆弾が送られた事件で、連邦当局は捜査を開始しました。被害にあったのは全員トランプ大統領に批判的な人物です。標的にされたのはオバマ元大統領、ヒラリー・クリントン、ジョージ・ソロス、エリック・ホールダー元司法長官、マクシン・ウォータース下院議員、元CIA長官ジョン・ブレナンなどです。返送先には民主党派のデビー・ワッサーマン=シュルツ下院議員の名が記載されていました。警察はまた、ジョー・バイデン元副大統領および、俳優ロバート・デニーロが所有するニューヨークのレストランに届いた不審な小包についても捜査しています。10月24日、CNNのニューヨーク支局に、警察の説明では「爆発の可能性がある装置」および白い粉の入った包みが届き、同支局は緊急避難を余儀なくされました。問題の小包はブレナン元長官に宛てでした。標的となったのは全員、トランプ大統領が過去に名指しで非難したことがある人物です。当局は、これらの装置が実際、爆発の可能性があったのか、爆弾に見せかけただけなのかは不明だとしています。この事件で負傷者は出ていません。元FBI捜査官のマイク・ジャーマンと、数十年に渡り政治的暴力を研究しているチャップマン大学のピート・シーミ教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/25(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 移民税関捜査局(ICE)の背後にアマゾンやマイクロソフト? トランプの移民追放政策を支援して稼ぐテクノロジー大手

    移民の権利団体による新調査により、アマゾン、パランティア、マイクロソフトのような企業が、トランプ政権の移民収監と国外追放の運用を迅速化して儲けている衝撃的の事実が明らかになりました。国土安全保障省の440億ドルの予算のうち約10%がデータ管理に当てられています。折りしも「政府監視プロジェクト」(Project on Government Oversight)が入手した新たな文書により、アマゾンが、問題が多いとされる自社の顔認識技術の使用を開始させようと移民税関捜査局(ICE)に働きかけていることが明らかになりました。これを利用すると、ビデオ画像に映し出された顔をスキャンすることで移民をリアルタイムで識別することができます。ミヘンテMijente(ラティーノ住民組織のための全国政治ハブ)の主催者ハシンタ・ゴンザレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    5
  • カンザス州のラティーノに対する投票抑圧 ドッジシティ唯一の投票所が市の境界外に移動

    カンザス州では、ラティーノ系が住民の過半数を占める都市が、唯一の投票所を市の外に移動させたことで、市の役人に非難が集まっています。新しい投票所は最寄りのバス停から1マイル以上も離れています。カンザス州ドッジシティは人口の60%がヒスパニックですが、AP通信によると、同市を含むフォード郡では2014年の選挙でヒスパニック系の投票率はわずか17%に過ぎず、白人の投票率は61%でした。ACLU(米国自由人権協会)の報告によると、ドッジシティの唯一の投票所には13,000人以上もの有権者が割り当てられていますが、他の場所では一投票所当たりの有権者数は平均1,200人です。フォード郡民主党の議長ジョニー・ダンラップに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ステイシー・エイブラムズ、1992年に人種差別的なジョージア州旗を焼き捨てたことを釈明

    23日のジョージア州知事選候補者討論会で、民主党知事候補ステイシー・エイブラムズは、1992年に州旗を焼き捨てる抗議行動に参加したことについて釈明しました。その図柄に南北戦争時の南部連合の有名な戦旗が組み込まれていたからです。ジョージア州はその後、州旗のデザインを変更し、公民権活動家たちにとっては勝利となりました。ハーバード大学ケネディ政治学大学院のリア・ライト・リガー教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    3
  • グレッグ・パラスト 選挙前に登録有権者名簿から34万人を削除したとしてジョージア州知事候補のケンプ州務長官を告訴

    ジョージア州知事選に立候補した共和党のブライアン・ケンプ州務長官は、自らの監督の下にのジョージア州に現在居住している34万人以上の住民を有権者名簿から削除していたことが、新たな調査で発覚しました。ブライアン・ケンプとジョージア州の投票抑圧について調査しているジャーナリストのグレッグ・パラストに話を聞きます。パラストは削除問題をめぐるケンプに対する訴訟に加わっています。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ジョージア州知事選 「投票に行く州民が多すぎるのが心配」ともらしたケンプ候補の投票抑圧行為に非難殺到

    中間選挙まで2週間を切りました。ジョージア州の知事選を取り上げます。同州では民主党のステイシー・エイブラムズ候補が、米国初の黒人女性知事を目指して出馬しました。世論調査では、エイブラムズ候補と対立候補のブライアン・ケンプジョージア州務長官が、激しい接戦を繰り広げています。しかし、ここへきてケンプ候補が州務長官の地位を利用して投票抑圧を行なったという告発が持ち上がり、選挙戦は大揺れとなっています。今月に入り、エイブラムズ候補は53,000人分の有権者登録申請が保留されにしているとして、ケンプ州務長官に辞任を求めました。保留された申請の7割がアフリカ系アメリカ人有権者のものですが、同州の人口に黒人が占める割合は3分の1以下です。またケンプ候補に対しては、有権者登録名簿から大勢の有権者を削除したとして投票権活動家も提訴しています。ローリングストーン誌は23日、ケンプ候補が共和党の資金提供者たちとの私的な会話で、投票権を行使するジョージア州民が多すぎることへの懸念を伝える声が記録された録音を発表しました。その数時間後、エイブラムズとケンプは初の公開候補者討論会で、火花を散らしました。ハーバード大学ケネディー政治学大学院のリア・ライト・リガー教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 米国が加担したホンジュラスの政情不安化と政治と経済危機から避難する今日の ホンジュラス人移民

    ドナルド・トランプ大統領は、メキシコ経由で米国の国境へ向かおうとしている約7000人の中米からの移民団を厳しく非難しています。彼は10月22日、証拠なく、テロリストとMS-13ギャングが、この集団に潜入していると主張しました。トランプは、この移民団をまもなくおこなわれる中間選挙の中心課題に据えようと、ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラへの支援を停止するという警告を繰り返し、米国の国境政策をめぐり民主党を非難しました。団体セントロ・プレゼンテ(Centro Presente)のパトリシア・モンテスと、同じく団体アリアンサ・アメリカス(Alianza Americas.)のオスカー・チャコン、中米生まれの活動家2人に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/23(Tue)
    記事番号: 
    2

Pages