連邦議会の議員たちは、オバマ政権時に導入され、若い非正規移民約80万人に米国で生活し就労する許可を与えているDACA(Deferred Action for Childhood Arrivalsー幼少期に米国に到着した非正規移民の若者を国外強制退去から保護し、一時的に滞在許可を認める制度)の今後について議論を続けています。共和党議員は、DACA登録者であるドリーマーズ(DREAMers)を保護する移民法制の一部に、非正規移民に寛容ないわゆる聖域都市を罰する改正条項を組み込むよう要求しています。一方、連邦裁判所では、2人目の判事がトランプ政権によるDACAの撤廃を一時的に阻止しました。13日、ニューヨークのニコラス・ガロフィス判事は、DACAプログラムを一時的に維持するための差止命令を発し、DACAの取り消しには「深刻で不可逆的な」社会的コストがかかると警告しました。彼は書面で「このような大規模な決定がどのように深刻な結果を引き起こすかを、完全に理解することは不可能だ」と発表しました。連邦下院の予算委員会副委員長と革新議員団副議長を務めるプラミラ・ジャヤパール民主党議員(ワシントン州選出)に、詳しく話を聞きます。