デイリーニュース

  • フロリダ州議会 全米的な推進気運を尻目に刑務所民営化法案を否決

    フロリダ州上院議会が州内の少なくとも27カ所の刑務所を民営化するという法案を否決しました。可決していれば全米最大の企業運営型刑務所が登場するところでした。議会は否決しましたが、共和党のリック・スコット知事はなおも知事権限で刑務所を民営化することができます。米司法省によると、民営刑務所に収監される受刑者の増加は17%と、全刑務所の囚人数の伸び率4%を上回っています。営利目的の刑務所運営事業者の最大手コレクションズ・コーポレーション・オブ・アメリカはこのほど48州に書簡を送り、州刑務所の買い上げを提案しました。20年間に及ぶ管理契約と、収容能力の90%という稼働率を保障することが条件です。刑務所民営化に関して2人のゲストと話し合います。フロリダ州の共和党上院議員マイク・ファサノは、南フロリダの州刑務所を民間会社に譲り渡す法案に対し反対運動を率いました。もう1人のマイク・ブリックナーはオハイオ州の米国自由人権協会(ACLU)の広報担当で、同協会の報告書"Prisons for Profit: A Look at Prison Privatization"(『営利目的の刑務所 刑務所民営化の調査』)の共同執筆者です。

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    2012/2/17(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アンソニー・シャディド(1968-2012) ピュリッツァー受賞の比類なき中東特派員 シリアで死亡

    ピュリッツァー賞受賞のニューヨークタイムズ海外特派員アンソニー・シャディドが亡くなりました。43歳でした。シリア国内の衝突を取材中の14日、喘息の発作に見舞われたのが原因のようです。シャディドはレバノン系のアメリカ人でアラビア語を流暢に話し、他のジャーナリストたちには見ることのできなかった中東社会の様々な様相生を捉えてきました。米国によるイラク占領を取材していた際の、他に類のない取材で2004年と2010年の2回、国際報道でのピュリッツァー賞を受賞しました。シャディドはこの10年、数回にわたってデモクラシー・ナウ!にもゲストとして出演し、リビア、チュニジア、イラク、レバノンに関してリポートしてくれました。最後になってしまった2011年4月のインタビューからの抜粋を放送します。これは彼がリビアでムアンマル・カダフィ指導者の軍に6日間拘束された後、アメリカに戻ってきた直後に行われたインタビューです。

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    2012/2/17(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「当事者の女性たちはどこに?」 女性証人閉め出しで避妊保険規則公聴会の議員たちが退席

    連邦議会で劇的な光景がありました。民主党の議員数人が公聴会の最中に退席したのです。この公聴会は、オバマ政権が医療保険サービスの規制で、健康上の配慮や避妊のための避妊薬の無料提供を、カトリック系の病院や大学が加入する保険にも適用することを義務付けたことに関するものでした。公聴会の議長が、この義務づけに賛成する女性の証言を阻止したことに反発して、議員たちが行動に出たというわけです。公聴会を途中退席したワシントンDC選出の下院議員エレノア・ホームズ・ノートンと、証言を妨げられたジョージタウン大学の法学生サンドラ・フルックに聞きます。ジョージタウン大学はカトリック系大学で、そこの医療保険は避妊医療をカバーしていません。

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    2012/2/17(Fri)
    記事番号: 
    1
  • すし詰め状態の刑務所の火災で死者が続出 クーデター後のホンデュラスの死者数はさらに増加の一途をたどる

    2月の第3週、ホンデュラスでは、定員以上を収容した刑務所の火災で350人以上の囚人が死亡しました。過去百年に起きた最悪の刑務所火災となりました。死亡した囚人のほとんどは、判決を受けるどころか、起訴もされていません。ホンデュラスは司法汚職や頻繁な麻薬の密売が蔓延し、批評家によると世界で最も高い殺人率はホセ・マヌエル・セラヤを失脚させた2009年のクーデター以来、悪化しているそうです。カリフォルニア大学サンタ・クルス校の歴史学の教授で、ネーション誌のホンデュラス特派員のダナ・フランクに話を聞きます。「これは自然災害ではありません」とフランクは言います。「今回の火災の前に2003年と2004年に刑務所で二つの火災がありました。ずいぶん前にこの刑務所自体を一掃しておかなければならなかったのです」

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    2012/2/16(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 緊張高まるイラン情勢 外交官爆死事件、科学者殺害、核開発発言と戦争をけしかけるメディア

    インドとグルジアで起きたイスラエルの外交官を狙った爆弾事件と、イランの科学者を殺害したのはイスラエルの犯行だとイランが非難したことで、両国間の緊張が高まっています。一方イランは、新しいウラン濃縮遠心分離機や国産の原子炉燃料に触れ、核開発プログラムでかなりの新しい成果があったと主張しています。「マスコミの言うことを信ずるのなら、イランを意味もなく攻撃的な国だと思うでしょう。他の国、特にイスラエルや米国にを闇雲にけんかを吹っかける国だと思うでしょう」と弁護士でサロン・ドット・コム(Salon.com)の政治・司法ブロガーのグレン・グリーンワルドは言います。「こういった報道の驚くべきところは、米国やイスラエルがイランに対してしてきた行為と言う背景をまったく無視しているところです。」全米イラン系米国人協会(National Iranian American Council)のレザ・マラシにも話を聞きます。「紛争をそんなに危険なものに、おそらくありえるものにしているのは、双方に何のコミュニケーションもないことなのです」とマラシは言います。「コミュニケーションをしなければ、そのことで誤解や誤算を招く結果となるのです」

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    2012/2/16(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ジェレミー・スケイヒル:米国はイエメンの貧困化し分裂したイスラム主義者の蜂起を扇動した

    米国のイエメンにおける対テロリズム政策は米国が潰そうとしたまさにその脅威を強化したのではないでしょうか?ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。スケイヒルは最近ネイション誌の特集記事で、米国の無人機による攻撃とそれによる民間の犠牲者、イエメンの深刻化する貧困などすべてがイスラム教主義者による蜂起に結びついていると書きました。「米国の傲慢は、イエメンに送り込むどんな米国の役人もアリ・アブドラ・サーレハ大統領よりは賢いと考えていたことにあります」とスケイヒルは言います。「サーレハ大統領は賢く立ち回り、財源として反テロリズムからうまい汁を搾り取りました。米国が送り込んだ部隊が、テロリストと同定された何者かとの戦闘に従事したことはありません。これらの部隊はサーレハ政権を防衛しただけです。」

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    2012/2/16(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ウィスコンシンの蜂起から1年 リコール運動と対決するウォーカー知事

    2月15日は、共和党の州知事スコット・ウォーカーが大半の公務員の給与や手当を大幅削減するとともにほとんどすべての団交権を否定する計画を発表してから、丸1年となります。1年が経って今、ウォーカーはリコール運動のまっただ中におり、選挙違反の捜査にも直面しています。「みんな、ただ次の選挙を待っているだけではダメだと気づいたんですね」と、ネイション誌で一連の抗議活動を取材したジョン・ニコルズは言います。「政治権力が自分たちの権利を奪おうとした、あるいは何か根本的なやり方で彼らを脅したとき、彼らは街頭に出てその政治権力に抗議しなければならないことに思い至ったのです」。ニコルズは新著Uprising: How Wisconsin Renewed the Politics of Protest, from Madison to Wall Street(『蜂起:ウィスコンシンが抗議の政治を刷新した方法 マディソンからウォールストリートへ』)を上梓しました。

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    2012/2/15(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨークの病院は無保険患者を借金漬けに 巨額の公的補助は何のため?

    無保険の人々の数が増え続けている中、ニューヨークの医療センターのほとんどが無保険で医療代を払えない患者たちを助けようと設定された規約を破っていることが新たな大規模調査で明らかになりました。調査対象の病院の2/3が法律に違反しているか、州のガイドラインに従っていないか、あるいは医療費補助を受けるため条件を増やすといったことを行っていました。それも州の貧困者援助基金から総計で4億6300万ドルもの補助を受けているにもかかわらず、です。3人のゲストから話を聞きます。2年にわたる今回の調査を指揮したニューヨーク・コミュニティ・サービス協会(Community Service Society of New York)からはエリザベス・ベンジャミンに来てもらいました。ジェシカ・カーティスは医療改革推進のための全米組織であるコミュニティ・カタリスト(Community Catalyst)で病院の説明責任プロジェクトの責任者をしています。これはニューヨークに限った問題ではないと彼女は言っています。ホープ・ルベルは無保険患者で、約8万8千ドルの治療代で病院に訴えられています。その病院は同じ年に5千万ドル以上の公的補助を受けています。「そんなお金がぜんぶそうした病院の銀行口座で眠っているかと思うと腹が立って腹が立って」とルベルは言います。

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    2012/2/15(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米陸軍内部告発者ダニエル・デイビス中佐「国防総省はアフガン戦争で国民をだましている」

    「アフガニスタンの現地の状況がどうなのか、連邦議会やアメリカ国民に話をするときに米軍の幹部クラスの指導者たちがあまりに真実を歪めているので、いまや真実が何なのかつかめなくなっている」これが米陸軍中佐ダニエル・デイビスが新たに発表した非難に満ちた報告の結論です。彼は2011年10月、1年に及ぶ2度目のアフガニスタン派遣から帰還し、この10年戦争がいかにひどいことになっているのかについて軍当局がアメリカ国民を惑わしてきたと言っています。アフガニスタン政府は国民に基本的な生活物資を供給することもできず、事実上、米軍基地の目の届く範囲から外れたアフガンほぼすべての部分を反政府武装勢力が支配していると彼は主張します。彼の報告書全文を入手して2月第2週にそれを出版した、ローリング・ストーン誌のマイケル・ヘイスティングズに話を聞きます。「デイビス中佐は歴史を正しく残そうとしているのです。彼はそれが正しい道だと信じているし、そのためには喜んで職を賭する覚悟です」

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    2012/2/15(Wed)
    記事番号: 
    1

    eyeshot

  • 「それがすべて」:ストーリーコー創設者が語る口述歴史プロジェクトからのラブ・ストーリー

    2月14日のバレンタインデーに、愛について語る普通の米国人の声をお届けします。これは、受賞歴もある米国の社会史プロジェクト、ストーリーコー(StoryCorps)から編まれた新刊の中に収められているものです。同書All There Is: Love Stories from StoryCorps(『それがすべて:ストーリーコーからのラブ・ストーリー』)は、二つの人生を結び付けて行く愛を中心テーマにした約4万件のインタビューの中から、最も印象的な物語を紹介しています。「ストーリーコーのメッセージの一つは、愛する人には言いたいことを今日言おう、待ってはだめだということを忘れないで、ということです」と、ストーリーコーの創設者デーブ・アイセイは言います。愛についてのアイセイのお気に入りの録音のいくつかも放送します。その中には、末期癌で人生最後の日々を送る夫が、妻に向けて、二人で過ごした人生を振り返りながら録音した次のようなメッセージがあります。「最愛の妻へ:今日は本当に特別な日だね。私たちが愛を分かちあう日。そして愛は何年も経った今でも大きくなり続けているね。愛は今、この辛い日々の中で私たちを支えるために使われているんだね。僕のすべての愛、すべての日々、そしてそれ以上を込めて。ハッピー・バレンタインズ・デイ」。

    dailynews date: 
    2012/2/14(Tue)
    記事番号: 
    2

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