デイリーニュース

  • 「これは始まりにすぎない」:山火事、暴風雨、記録的熱波で気候変動が明らかに

    6月末の2週間は、コロラド州で史上最悪の山火事がおき、米大西洋岸中部の暴風雨では23人が死亡し400万世帯が停電しました。さらに米東海岸と中西部は、ダストボウル(1931年から1939年にかけて米国中南部の大草原地帯で断続的に発生した砂嵐)以来の記録的な熱波に見舞われました。6月の最終週の1週間で2000以上の最高気温記録が更新されました。“異常気象”という言葉がテレビ画面をにぎわす中、“地球温暖化”という言葉はどこにいってしまったのでしょう。英ガーディアン紙の米国環境記者スザンヌ・ゴールデンバーグと、ウェブサイト「ウェザー・アンダーグランド」の気象部門責任者のジェフ・マスターズに話を聞きます。「私たちは我々の未来を見ているようなものです」と、マスターズは言います。「こうした異常気象をこれからもっと目にすることになるでしょう。そして、今回の一連の熱波、山火事、暴風雨が引き起こしているような事態をもっと頻繁に見るようになるのです。今回のことは始まりにすぎないのです。」

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    2012/7/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 殺人と人種差別的侮蔑にも関わらずホワイトプレインズ警察が不起訴に 射殺されたケネス・チェンバレンの遺族が人権訴訟へ

    68歳のアフリカ系アメリカ人で退役軍人のケネス・チェンバレンの死をめぐり、ニューヨークのホワイトプレインズ市と同市警に賠償金2100万ドルを求める人権侵害訴訟が2日、起こされました。彼は、緊急救命通報ペンダントが誤作動した後、自宅で警察官に射殺されました。警察当局は、チェンバレンに対しての人種差別的な侮蔑語を使ったことを認めていますが、それは警察官が家の中に突入する際に相手の気をそらす「戦術」だったと主張しています。ウェストチェスター郡大陪審は2か月足らず前、発砲に関し、警察官のアンソニー・カレリを起訴しない判断を下しました。チェンバレンの息子、ケネス・チェンバレン・ジュニアとチェンバレン側の弁護士のマヨ・バートレット、ランドルフ・マクラフリンに話を聞きます。「訴訟は、私の父の死に対して、ホワイトプレインズ市に責任を取らせるための数多くの方策の第一歩に過ぎません」とチェンバレン・ジュニアは語ります。「地区検察局であれ誰であれ、他人に対して人種差別的侮蔑語を浴びせるのを『戦術』と呼ぶことを提案することは許されません。このような言葉を警察官以外が使っていたら、憎悪犯罪、あるいは最低限でも悪質な嫌がらせとして、罪に問われるはずです。このことからも、大陪審に一体何が伝えられたのか、疑問がますます膨らみます」とバートレットは言います。

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    2012/7/2(Mon)
    記事番号: 
    2
  • メキシコ大統領選、PRIが政権奪回の見通し 米国が支える「麻薬戦争」政策継続へ

    メキシコで行われた大統領選の開票速報によると、かつての政権党、制度的革命党(Institutional Revolutionary Party、PRI) のエンリケ・ペニャニエト候補が勝利を確実にしたもようです。ペニャニエトの主な対立候補、左派のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドールはまだ敗北を認めていませんが、PRIはすでに勝利宣言を行いました。ロペスオブラドールは、PRIの政権奪回に反対する全国の学生運動の拡大も手伝って、投票前の数週間で支持数を圧倒的に伸ばしてきました。メキシコ市から、メキシカン・ロー・レビュー(Mexican Law Review)の編集者で、メキシコ国立自治大学教授のジョン・アカ―マンに話を聞きます。「ペニャニエトは、(退陣するメキシコ大統領フェリペ・)カルデロンの麻薬戦争戦略に継続性を与え、この暴力的な麻薬戦争と、メキシコに汚れ仕事を押し付けている米国政府の命令に完全に従う候補者だというのはとてもはっきりしています。(メキシコ国民が)あとどれほどの間、今起きている人道的危機に対処し、耐えることが出来るのかわかりません。だから、学生がまだ路上に出ているということは良いニュースです。ロペスオブラドールは基本的に前回の選挙と同数の票を獲得しました。1400〜1500万人の国民が彼に投票しました。

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    2012/7/2(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米最高裁はツギハギだらけの医療保険制度を認めたが バーモント州はシングルペイヤー方式を推し進める

    バーモント州が2017年までの完了を目指す医療保険制度の徹底的な見直しは、今回の新しい連邦医療保険改革法の先を行っています。5月に成立した「バーモント州患者保護および医療費負担適正化法」(The Vermont Patient Protection and Affordable Care Act)で、バーモント州は米国で初めてシングルペイヤー方式を提供する州となりました。6月30日、バーモント州知事ピーター・シュムリンは、連邦の改革案「医療費負担適正化法」を支持した最高裁の判決を歓迎しましたが、バーモント州はほとんどその恩恵を受けないだろうと述べました。バーモント州の医療改革ディレクターであるロビン・ランジは「我々は、長期に渡り医療保険制度の改革を進めており、州民のケアをするための制度であることを最優先させて来ました。国全体がそうなるのを待っている気はありません」

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    2012/6/29(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 最高裁判決は数百万の国民への医療保険加入を保障するが 医療サービスへのアクセスやその質に問題が残る

    最高裁の医療保険改革法についての画期的な判決をめぐって3人のゲストに話し合ってもらいます。「国民医療保険制度を支持する医者たちの会」(Physicians for a National Health Program)のオリバー・フェイン医師は28日、この新法が米国の医療制度の危機を救うことにはならないとする声明に署名しました。ウェンデル・ポッターはかつては民間保険会社の重役でしたが、いまでは内部告発者として「公益擁護センター」(Center for Public Integrity)の上級アナリストです。ジョディ・ジェイコブソンは性と生殖医療に関する情報提供ウェブサイト「RH Reality Check」の編集長です。

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    2012/6/29(Fri)
    記事番号: 
    2
  • マイケル・ムーア: 最高裁によるオバマ医療保険改革法の合憲判決はシングルペイヤー方式への道を開く勝利

    米連邦最高裁が「オバマ・ケア」と呼ばれる医療費負担適正化法(Affordable Care Act)を支持し1960年代以来最大の医療制度改革への道を開きました。2007年のドキュメンタリー映画『シッコ』で米医療制度の数多くの欠陥を指摘した著名な映画監督マイケル・ムーアの反応を聞きます。「この法律にはいろいろと心配な点もありますが、我々にとっては本当に大きな勝利です」とムーアは言います。「我々はみんなが医療保険に加入出来るよう、全国民のための「メディケア」実現に向けて努力していかねばなりません。人々が病気になることで利益を得る民間企業の医療保険参入を許すべきではありません」

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    2012/6/29(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 『エスケープ・ファイア』:医療保険制度に関する米最高裁の判決間近 非効率で費用が高騰し続ける米国の医療制度を取り上げた映画

    6月28日、米最高裁判所の「患者保護および医療費負担適正化法」(Patient Protection and Affordable Care Act)に関する歴史的な判決のニュースを全米が待ち受けています。ドキュメンタリ―映画の新作"Escape Fire: The Fight to Rescue American Healthcare." (『エスケープ・ファイア:米国のヘルスケアを救う闘い』) を通して我々の医療システムの状況を検証します。この映画は、医学、産業界、政府、ひいては軍部の上層部にいて医療制度の改革に取り組む人たちのドラマティックなヒューマン・ストーリーとなっています。オバマ大統領の医療保険制度改革法案に政治的な議論が飛び火する前の2009年にこの映画を撮影し始めた監督のマシュー・ハイネマンに番組に来てもらいます。

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    2012/6/28(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 米司法長官の議会侮辱罪判定投票始まる一方 銃密輸おとり捜査についての共和党の主張を覆す新調査発表

    28日米下院では、失敗に終わったとして論争の的になっている武器密輸捜査をめぐり、米司法長官のエリック・ホルダーの議会侮辱罪を判定する投票が行われます。共和党の議員らはホルダーが、「ファースト・アンド・フューリオス("Fast and Furious")作戦」とコード名を付けられた、米国-メキシコの国境での武器密売のおとり調査について、文書を隠していたと糾弾しています。共和党の議員らは、数ヶ月にわたって、米国の捜査員が、メキシコの犯罪組織の上層部に接近するため、メキシコ麻薬組織への仲買人に銃を販売することを奨励したのではないかという疑惑を主張してきました。連邦捜査員は、その際2,500丁もの銃の行方がわからなくなりました。しかし、フォーチュン誌のキャサリン・エバンは6か月にわたる調査を行い、「連邦捜査員が意図的にメキシコの麻薬カルテルに銃が渡るように仕組んだことはなかった」という新たな結論を出しました。エバンが番組で調査結果を論じます。

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    2012/6/28(Thu)
    記事番号: 
    2
  • メキシコの投票ウォ―ル街占拠運動に刺激を受けた学生中心の運動が メキシコ市前市長に逆転勝ちをもたらすか?

    熾烈な麻薬戦争下のメキシコで、7月1日、新大統領を選出する選挙の投票が行われます。制度的革命党(Institutional Revolutionary Party)が政権を奪還するのでしょうか、それとも2006年の選挙で接戦で負けた前メキシコ市長のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールがウォ―ル街占拠運動に刺激を受けた「私は132番目の仲間だ」( Yo Soy 132)運動 に後押しされて逆転勝ちをさせることができるのでしょうか?メキシコの代表的な革新派全国紙、ラ・ホルナダの記者タニア・モリナとメキシカン・ロー・レビュー (the Mexican Law Review) の編集者で、メキシコ国立自治大学の教授のジョン・アカ―マンにメキシコ市で話を聞きます。

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    2012/6/28(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 350.orgのビル・マッキベンが語る コロラド州山火事 ハリケーン・デビー キーストーンXL リオ+20の失敗

    異常気象がコロラドの山火事やフロリダの記録的な雨量に拍車をかけています。オバマ政権はキーストーンXLパイプラインの南部セクションの建設承認に向けて動きました。反気候変動の草の根キャンペーン350.orgを創設した環境保護活動家で教育者、作家でもあるビル・マッキベンに話を聞きます。「今日のような気象をみると、地球温暖化時代の初期段階がどんな感じかよくわかります」とマッキベンは言います、「史上初めて、7月になる前に4つもの熱帯暴風雨が訪れることになってしまった。……コロラドでは州史上最悪の山火事が起きています。その前には州史上で最も暖かい天候が続きました。……これが、地球の温暖化が始まるときの──まだ「始まり」ですよ──様相です。この方向に進むのを遅らせるための足がかりさえ(国連のリオ+20サミットでは)なにも決まりませんでした」

    dailynews date: 
    2012/6/27(Wed)
    記事番号: 
    3

    Dark Money: Inside the Final Frontier of Unlimited Political Spending (Part 2)

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