テキサス州は、死刑に使用される薬物ペントバルビタールの、現在の在庫の使用期限が切れる数日前に、新たに補充分を確保し、死刑囚レイ・ジャスパーの処刑を行いました。一方オクラホマ州では、死刑に必要な薬物が足りないため、2件の死刑を延期しました。死刑用薬物が不足するなか、オクラホマ州法務長官補佐はテキサス州の同僚に、大学トップ・アメフト・チーム、オクラホマ大学対テキサス大の試合の50ヤード・ライン席のチケットと引き換えなら、テキサスの薬物手配を手伝えるかもしれないと冗談を飛ばしました。コロラド・インディペンデント紙(The Colorado Independent,)が入手したメールで明らかになったこのやり取りでは、オクラホマ州が余った死刑用薬物を死亡した死刑囚の遺体に注射したことも暴露されています。同紙の編集者を務めるスーザン・グリーン記者に話を聞きます。