デイリーニュース

  • 不動産王トランプ 開発を目的とする私用収用を支持

    6日に行われた共和党候補者の討論会でジェブ・ブッシュは、ドナルド・トランプが収用権に基づきアトランティックシティー在住の高齢女性の住宅跡地に「リムジン用駐車場」を作ろうとしているとして、トランプを非難しました。トランプはこの行為を擁護しましたが、討論が終わった後、ブッシュ家こそ収用権を使ってテキサス・レンジャーズの野球場を建設したと反撃しました。 ジョージ・メイソン大学教授イリヤ・ソミンに話しを聞きます。著書はThe Grasping Hand: Kelo v. City of New London and the Limits of Eminent Domain(『つかみ取る手 ケロ対ニュー・ロンドン市裁判と収用権の制限』)です。

    dailynews date: 
    2016/2/8(Mon)
    記事番号: 
    3
  • もうひとりのブッシュで再び先制戦争? ジェブ・ブッシュ 北朝鮮に対する軍事攻撃を支持

    北朝鮮は先週末、人工衛星を搭載したと称する長距離ロケットを発射し、国際的な非難を浴びています。この問題は6日の共和党討論にも浮上しました。ジェブ・ブッシュは先制攻撃を支持、トランプは中国に危機解決を促しました。調査ジャーナリストのティム・ショロックに話しを聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • トランプ 拷問容認へと共和党の突進をリード 「水責めよりずっとひどいのを復活させる」

    2月9日にニューハンプシャー州で行われる予備選挙を前に、共和党候補者の最終討論会が6日夜、同州マンチェスターの聖アンセルム大学で行われました。討論後、報道はルビオ候補がオバマ大統領について、同じ論点を何度もくりかえした点に集中しました。その一方で、候補者たちの拷問使用の受け止め方、グアンタナモ基地の拡張については注目が集まりませんでした。討論のハイライトを放送しながら、憲法上の権利センター上級専従弁護士のパーディス・ケブレイに聞きます。ケブレイはグアンタナモ収容者と元収容者の法的代理人です。

    dailynews date: 
    2016/2/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「大きな勝利」 ジュリアン・アサンジ 国連作業部会による釈放要求に歓喜

    国連の作業部会は、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジが「恣意的な拘束」の状態にあると判断し、自由放免されるべきだと正式に決定しました。アサンジはロンドンのエクアドル大使館に3年以上も身を寄せています。性犯罪の申し立てがあったことに基づくスウェーデンへの身柄引渡しを避けるためで、本人は容疑を繰り返し否認しており、スウェーデン当局も彼を訴追したわけではありません。スウェーデンに移送されれば、そのまま米国に引き渡されるのではないかと彼は恐れています。米国では、ウィキリークスが行った一連の暴露のために裁判にかけられる可能性があります。今回の国連の判断に対するアサンジ氏本人および彼の弁護士メリンダ・テイラーの反応を放送します。また、恣意的拘束に関する国連特別報告者マッズ・アンデネスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/5(Fri)
    記事番号: 
    4
  • サンダース&クリントン 2002年のイラク開戦投票をめぐり激論 クリントンはヘンリー・キッシンジャーを称賛

    4日ニューハンプシャーで行われた討論会で、バーニー・サンダース上院議員は、ヒラリー・クリントン元国務長官が、外交問題に関しては自分より経験豊富だと認める一方で、イラク開戦に賛成票を投じた彼女の判断力については疑問を呈しました。「でも経験だけが評価のポイントではありません、判断力も評価対象です。この点でもまた、私たちは共に、2002年当時にイラク戦争に進むことの妥当性を測るための同じ証拠を見せられました。私たちの一方は正しい方に投票しましたが、もう一方は間違った方へ投票しました」とサンダース候補は主張します。クリントン候補は国務長官時代の自分の業績を熱心に売り込みました。「私は近年のどの国務長官よりも優れた国務長官だったとヘンリー・キッシンジャー氏に褒められて、とても名誉に思いました」と彼女は語りました。

    dailynews date: 
    2016/2/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ヒラリー・クリントン ゴールドマンサックスでの有償講演の原稿公開を約束することを拒否

    4日に行われた討論会では、ゴールドマンサックス社がヒラリー・クリントン候補の3回の講演に対し67万5000ドルの報酬を支払ったことに、更なる疑問の声があがりました。2週間前、『インターセプト』のリー・ファン記者がクリントン候補に報酬をもらった講演の原稿を公表する気があるかと聞いたところ、クリントンは笑って済ませました。4日に、『ミート・ザ・プレス』の司会者チャック・トッドが再度聞いたところ、「検討しておきます。今どうなっているかわかりませんが、必ず検討します」とクリントンは答えました。

    dailynews date: 
    2016/2/5(Fri)
    記事番号: 
    2
  • クリントン ウォール街からの献金をサンダースに指摘され「狡猾な中傷」と反撃 

    9日に予備選を控えたニューハンプシャーで、米大統領選の民主党指名を目指すヒラリー・クリントン元国務長官とバーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員が4日夜に討論を行い、激しい火花を散らせました。サンダース候補がクリントン候補の進歩主義者の信憑性に何度も疑問を呈する一方、クリントン候補は、サンダース候補が彼女は政治献金で買うことができると示唆したことを「狡猾な中傷」だと非難しました。討論会のハイライトをお伝えするとともに、ブラック・インスティテュートのバーサ・ルイスと『インターセプト』のリー・ファンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ジカ・ウイルス:気候変動と生態系要因が アメリカ大陸での急速なウイルスの広がりの原因か?

    今日はジカ・ウィルスについて見ていきます。蚊を媒体とした感染症の件数が増加していることから、科学者はジカ・ウィルスの広がりを地球温暖化による気温上昇と関連性があると指摘しています。これは通常生命を脅かす病気ではないものの、通常よりも小さいサイズの頭の新生児が生まれる小頭症という出生異常に繋がる可能性があるとされています。世界保健機関(WHO)はジカ・ウイルスの拡散を国際的公衆衛生緊急事態だとし、同ウイルスは「爆発的に広がって」おり、年内にアメリカ大陸全体で400万人近くが感染する可能性があるとしています。最も被害の多いブラジルでは、4000人以上の新生児の深刻な出生異常の原因が同ウイルスに原因がある可能性があります。一方、テキサス州当局者は、米国でのジカウイルス感染一号は性感染だったと発表しました。米疫病対策センター(CDCP)主任副所長のアン・シュッカートと、フロリダ大学医学部感染病課助教授のエイミー・ヴィトアに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/4(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 独占:フリント郡刑務所の受刑者は どのくらいの期間 鉛入りの水を飲んだのか?

    デモクラシー・ナウ!の独占放送です。汚染された市の水道水を飲み水として、そしてシャワー水として使うしかなかった、ミシガン州フリントのジェネシー群刑務所の数百人の受刑者のうち数人の話を聞きます。2015年10月、フリントの新市長カレン・ウェーバーは、市水道水に高濃度の鉛が含まれることに対し非常事態を宣言、同刑務所は一時的にボトル入りの水を配布しました。しかし水質テストで飲料に適してるとの結果が出たと州の執行官が発表したため、同刑務所は5日後には市の水道水に再び切り替えました。最終的に1月29日、同刑務所は再度ボトル入りの水への切り替えを行いました。2か月の刑期を終え今週出所した元受刑者ジョディ・クレイマーに話を聞きます。ジェネシー群刑務所でクレイマーはキッチン管理人を務め、受刑者への食事および、最近にはボトル入り飲料水の配布を担当しました。29日に水の配布がはじまると、約350mlのボトル2本を1日2回、毎日合計約1400mlを配るよう指示されました。これは米医学研究所が奨励する、成人男性の水飲用量半分以下の量です。クレイマーによれば、同刑務所には妊娠中の女性受刑者も複数おり、29日の切り替えまでは妊婦も同じように水道水を飲んでいました。鉛中毒で妊婦は流産の危険性があるうえに、胎児の脳、腎臓、神経系に恒久的損傷をのこす恐れがあります。

    dailynews date: 
    2016/2/4(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 「ミシガンには毒殺犯がいる」:下院議員 フリント水道水危機を 信者を集団自殺に導いたカルト宗教教祖にたとえる

    米下院議会は2月3日、鉛中毒が問題となっているフリント市の水道水について初の公聴会を開きました。今回の水道水危機は、共和党のリック・スナイダー知事が任命した非常事態管理者(emergency manager)が、フリント市の飲料水の水源を染されたフリント川に切り替えたことで発生しました。フリントの前非常事態管理者ダーネル・アーリーは召喚命令を受けたにも関わらず、今回の公聴会での証言を拒否しました。2日、アーリーはデトロイト公共学校システムの非常事態管理者の職を辞任すると発表。今回の公聴会を招集した下院の監視政府改革委員会の委員長で、ユタ選出の共和党ジェイソン・チャフェッツ下院議員は、アーリーについて連邦保安官に「追跡」させ、召喚状を渡すと発言しています。水道水の鉛汚染を初期に警告した一人、フリント在住のリアン・ウォルターズの証言を含む、公聴会のハイライトを放送します。ウォルターズは「(水が危険だという)証拠もあり、うちの息子が鉛中毒になったという事実もあるのに、市もミシガン州環境品質局も、市民に対し水は安全だと言いつづけました」と証言しました。

    dailynews date: 
    2016/2/4(Thu)
    記事番号: 
    3

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