デイリーニュース

  • デイビット・ケイ・ジョンストン:トランプは人種差別や常軌を逸した行動から目を逸らせるために 戦争を引き起こそうとしている

    ニューヨーク・タイムズ紙によれば、米国防総省は核兵器使用が許容される対象の拡大を提案しており、それにはサイバー攻撃や米インフラへの非核兵器攻撃も含まれます。この核兵器使用拡大戦略の概要は草案としてすでにトランプ大統領に提出されており承認を待っています。この動きは国防総省およびトランプ大統領の様々な行動で核戦争の脅威が増す中行われました。ウォールストリート・ジャーナル紙は、国防総省は新たに2基の海上核兵器の開発を計画していると報じており、ニューヨークタイムズ紙も国防総省が北朝鮮との戦争の可能性に備えて続けざまに軍事演習を行っていると報じています。ピュリッツァー賞に輝く調査報道記者で、ドナルド・トランプを30年近く取材してきたデイビッド・ケイ・ジョンストンに話を聞きます。ジョンストンの新著は、It’s Even Worse Than You Think: What the Trump Administration Is Doing to America(『あなたが思うよりもずっと悪い--トランプ政権が米国にしていること』)というタイトルです。

    dailynews date: 
    2018/1/18(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 移民・関税執行局(ICE)は、我々にメッセージを送っている」:マル・モラ・ビヤルパンドが語る国外退去のターゲットとされること

    番組の最後に登場するのは、滞在許可をもたない移民活動家マル・モラ・ビヤルパンドです。移民・関税執行局は移送手続を取っていますが、ビヤルパンドに言わせると、それは彼女の政治活動に対する報復です。マルは「北西部拘留センターへの抵抗(Northwest Detention Center Resistance)」という組織を主宰し、移民権利活動家として全国的に名を知られ、移民の追放と拘留に抗議する、市民的不服従の様々な活動に従事してきました。本人の話では、クリスマスの数日前に、「召喚状」を受けとりました。「家に召喚状を届けることで移民・関税執行局(ICE)は一線を越え、法執行機関から政治的抑圧機関へと正式に飛躍を遂げました。憂うべき事態です」と述べます。マルの在米居住期間は25年を超えます。

    dailynews date: 
    2018/1/17(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 移民・関税執行局(ICE)が移民活動家をターゲットに? 拘束や国外追放処分を受けた指導者の家族が語る

    ニューヨーク市の「新サンクチュアリ連合」事務局長ラビ・ラグビアは、11日、移民・関税執行局の審査手続きに出頭した際、拘束されました。ラビの拘束により巻き起こった非暴力の抗議に警察は暴力で応え、ニューヨーク市議会議員を含む18人が逮捕されました。ラビは現在、フロリダで勾留され、強制送還に直面しています。「アメリカ・フレンズ奉仕団」で、長年にわたり移民権利擁護活動を行っている彼の妻エイミー・ゴットリーブに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/17(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ニューヨーク市の移民の権利擁護活動家ジーン・モントルビユがハイチへの追放後にコメント:「とても惨めな思いです」

    16日、移民の権利擁護運動のリーダー、ジャン・モントルビユが、30年以上にわたり米国に居住してきたにもかかわらず、ハイチに追放されました。彼は1986年に17歳でグリーンカードを手にハイチから米国にやって来ました。クラック・コカインが蔓延した頃、コカイン所持で有罪判決を受け、11年の刑を宣告され刑期に服しました。釈放後、米国市民と結婚し、4人の子供をもち、小規模ビジネスで成功し、移民権活動家になりました。その後、刑事司法制度の対象になったことは一切ありませんでした。16日に国外追放されたジャン・モントルビユが、ハイチから番組に参加します。ジャンの元妻で、3人の子供の母親ジャニ・コーセンも加わります。

    dailynews date: 
    2018/1/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨーク市議会議員ジュマ二・ウィリアムズ:移民を守るため市民的不服従活動が必要

    ニューヨーク市議会議員ジュマ二・ウィリアムズは、11日、ラビ・ラグビアの護送に使われた救急車の前に立ちふさがろうとし、市議会議員のイダニス・ロドリゲスおよびその他16人と共に逮捕されました。ウィリアムズは、ジャドソン記念教会での講演で、マーティン・ルーサー・キング師から得たインスピレーションと、市民的不服従の必要性について話したばかりでした。

    dailynews date: 
    2018/1/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「移民刑務所からの手紙」:移民の権利擁護運動指導者ラビ・ラグビアのことば

    マーティン・ルーサー・キング・デーにあたる1月15日、ニューヨーク市で、活動家ラビ・ラグビアの拘束に反対する集会が開かれ、数百人が集まりました。ラグビアは、ニューヨーク市の「新サンクチュアリ連合」(New Sanctuary Coalition)事務局長で、出頭審査に直面している何千人もの人々を支援する「付き添いプログラム」のパイオニアです。先週、自らの審査のため移民・関税執行局(ICE)に出頭した際、勾留されました。ラビの拘束により火がついた非暴力の抗議に警察は暴力的に対処し、ニューヨーク市議会議員を含む18人が逮捕されました。ラビは25年以上前にトリニダード・トバゴから米国に合法的に移住しましたが、2001年に有線通信不正行為で有罪判決を受け、グリーンカード(永住ビザ)が審査の対象になりました。米国市民と結婚し、米国生まれの娘がいますが、政府は永住権の正常化を拒否しました。また、1週間前には、ニューヨーク市「新サンクチュアリ連合」のもう一人のリーダー、ジーン・モントルビユが自宅を出たところで拘留され、16日にハイチに国外退去されました。15日、数百人がワシントン広場の周囲を抗議と祈りのジェリコ・ウォークで歩いた後、ジャドソン記念教会に集まり、ラビとジーンへの支持を表明しました。ラビ・ラグビアの擁護委員会のメンバー、リア・トリベディが、ラビの手紙を朗読しました。

    dailynews date: 
    2018/1/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 『彼らがあなたをテロリストと呼ぶとき』:黒人の命も大切の共同設立者パトリス・カーン=カラーズの人生

    1月16日に発売された、強いメッセージをもつ新しい本について取り上げましょう。この本は、自分の家族に降りかかる米国の社会的、人種的不正義に抵抗する一人の女性の物語を描いています。その女性とは、「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)運動の共同設立者であるパトリス・カーン=カラーズです。When They Call You a Terrorist: A Black Lives Matter Memoir(『彼らがあなたをテロリストと呼ぶとき:黒人の命も大切運動回想』)と題されたこの本は、生き残ること、強さ、抵抗力の物語であると共に、罪のない黒人の命を使い捨てにすることをよしとする文化を変える行動を呼びかけています。パトリスの物語は、彼女の母親が仕事を3つ掛け持ちして何とか生活費を捻出していた、1990年代終わりから2000年代はじめのロサンゼルスでの彼女の幼少期を追いながら、自分の親戚や友人を含む若い黒人の男たちを傷つける、大量投獄と麻薬戦争を身近なものとして描いていきます。パトリスの父親は麻薬戦争の犠牲者でした。彼は50歳で亡くなりました。パトリスの兄は、精神病と葛藤の末の非暴力犯罪で、刑務所で何年も過ごしました。彼は一度、自動車事故に関わった際にテロリズムで起訴されたことすらあります。

    dailynews date: 
    2018/1/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • キング牧師生誕の日 最近になって発見された1964年の演説でキング牧師が公民権、人種分離、南アフリカのアパルトヘイトについて語る

    パシフィカ・ラジオ・アーカイブスの中から、1964年12月7日に録音されたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の録音テープが見つかりました。デモクラシー・ナウ!が独占放送します。キング牧師はノーベル平和賞をオスロで受賞する数日前にロンドンに行き、人種分離政策、公民権を求める戦い、南アフリカのネルソン・マンデラへの支持、反アパルトヘイト闘争について演説を行いました。この演説を録音したのはパシフィカ・ラジオのヨーロッパ特派員だったサウル・バーンスタインでした。最近になって、この録音があることをパシフィカ・ラジオ・アーカイブスの責任者ブライアン・デシャザーが発見しました。

    dailynews date: 
    2018/1/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • Time’s Up(もう、おしまい):性的暴力に対するゴールデングローブ賞デモに登場した女性5人を紹介

    全米各地で女性たちが Time's Up(もう、おしまい)を宣言しています。このスローガンの下に、ハリウッド女優から家事労働者まですべての女性が一丸となって立ちあがり、ジェンダーや人種の平等とセクハラや性的暴行のない世界を要求しています。この運動は7日夜に開催されたゴールデングローブ賞で始まりました。この運動への連帯を示すため、多くの人が黒の衣装を着用し、レッドカーペットを暗く染めました。参加したのは俳優や女優だけではありませんでした。今年のゴールデングローブ賞の会場には、多数のハリウッドスターが社会正義活動家を同伴しました。メリル・ストリープは「全米家事労働者連盟」(National Domestic Workers Alliance)のアイ=ジェン・プーを伴ってレッドカーペットを歩きました。シェイリーン・ウッドリーはスクアミッシュ族のカリーナ・ローレンスに付き添われ、エマ・ストーンはテニス優勝者でLGBT権利唱道者のビリー・ジーン・キングと、スーザン・サランドンはプエルトリコのメディア正義を求める活動家のローザ・クレメンテと登場しました。エイミー・ポーラーのゲストはレストラン・オポチュニティー・センター(ROC)代表のサルー・ジャヤラマンでした。

    dailynews date: 
    2018/1/12(Fri)
    記事番号: 
    4
  • トランプの「肥溜め」発言は白人至上主義者らをつけあがらせる Time’s Up(もう、おしまい)活動家が警告

    トランプによる「肥溜めのような国」発言に対する批判が高まる中、7日に行われたゴールデングローブ賞でTime's Up(もう、おしまい)運動に参加した5人の女性に話を聞きます。#MeToo(私も)運動を始めたタラナ・バーク、女優のシェイリーン・ウッドリー、「女性農業労働者全国同盟」( National Farmworker Women’s Alliance)のモニカ・ラミレス、スクあミッシュ族のカリーナ・ローレンス、「全米家事労働者連盟」(National Domestic Workers Alliance)のアイ=ジェン・プーです。

    dailynews date: 
    2018/1/12(Fri)
    記事番号: 
    3

Pages