デイリーニュース

  • フアン・ゴンザレス:プエルトリコの財政管理委員会はハリケーン後の危機を悪化させた

    トランプ大統領は3日、ハリケーン「マリア」による壊滅的な被害から2週間近くたってからプエルトリコを訪問します。プエルプエルトリコの350万人の住民はいまも電気を断たれ、食品や燃料、飲料水の供給も減少しています。サンフアンのカルメン・ユリン・クルス市長は、連邦政府にさらなる支援を懇願し、「私たちは死にかけています。あなたたちは非効率と官僚主義で私たちを殺そうとしているのです」と警告しました。デモクラシー・ナウ!の共同司会者でニューヨーク・デイリー・ニュース紙の元記者、作家のフアン・ゴンザレスに詳しく聞きます。ゴンザレスの新著は、Reclaiming Gotham: Bill de Blasio and the Movement to End America’s Tale of Two Cities(『ゴタムを取り戻す:ビル・デブラシオとアメリカの「二都物語」を終焉させる運動』)です。

    dailynews date: 
    2017/10/2(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 作曲家リン・マニュエル・ミランダの父 ハリケーン「マリア」に襲われたプエルトリコ人へのトランプの「人種差別的」な攻撃を批判

    ハリケーン「マリア」による壊滅的な被害から2週間近くが経ちますが、プエルトリコでは350万人の住民がいまだに電気を断たれ、食品や燃料、飲料水の供給も減少しています。トランプ大統領は3日にプエルトリコを訪問する予定ですが、ニュージャージー州ベッドミンスターに所有するプライベートゴルフリゾートに滞在していた先週末、サンフアンのカルメン・ユリン・クルス市長を一連のツイートで攻撃しました。トランプは、「サンフアン市長はつい数日前までは礼儀正しかったのに、今ではトランプに嫌がらせをしろと民主党に言われたようだ。サンフアン市長やプエルトリコの連中はリーダーシップに欠けている。自分たちの職員を働かせることができないのだから。地域が努力すべき時に、すべてを人任せにしている。島にいる連邦職員1万人は素晴らしい仕事をしているではないか」と書きました。トランプのツイートに人々は怒りました。高い評価を受ける劇作家で、ミュージカル「ハミルトン」のクリエーターで最初の主演者であるリン・マニュエル・ミランダもその一人です。ミランダは9月30日、「あなたは地獄に直行だ@realDonaldTrump。あなたに長いセリフは無用だ。誰かが『こちらへどうぞ』と言って、地獄への道案内をしてくれるだろう」とツイートしました。

    dailynews date: 
    2017/10/2(Mon)
    記事番号: 
    1
  • マイケル・ムーア 自身のブロードウェイ・ショー、 トランプ、 プエルトリコ、 メディアについて語る

    本日はアカデミー賞受賞の映画監督、マイケル・ムーアへのインタビューをお届けします。彼は 『マイケル・ムーア・イン・トランプランド』、『華氏911』、『ボウリング・フォー・コロンバイン』、『シッコ』など多くの作品を世に送りだしましたが、その功績にまた一つ、ブロードウェイでの舞台作品が加わりました。彼のブロードウェイでのデビュー作 The Terms of My Surrender(『私の降伏条件』)は、「ブロードウェイ・ショーは現職の大統領を引きずり降ろすことができるのか」という問題提起から始まったものです。ムーアが、彼がこれから起こるべきだと考える工程表を示します。

    dailynews date: 
    2017/9/29(Fri)
    記事番号: 
    2
  • プエルトリコからのレポート:水不足と健康危機の中 死者数は発表よりも多い

    「グッド・ニュース」か「フェイク・ニュース」か?プエルトリコで次々と明らかになる人道的危機への対応について、トランプ政権と国土安全保障省長官代行のイレイン・デュークは弁解を続けていますが、現地では今でも350万人以上の人々が電気もなく、清潔な水もなく、食料そしてその他の援助物資を必死に求めています。本日はプエルトリコに拠点を置く「調査報道センター」のデータ・ジャーナリスト、ローラ・モスコソに話を聞きます。モスコソによれば、死者数は政府が発表しているよりもずっと多く「当センターの電話は鳴りっぱなしで、多くの証言が寄せられている」ということです。

    dailynews date: 
    2017/9/29(Fri)
    記事番号: 
    1
  • フィンランド初の女性大統領 女性の権利 医療保険制度 ヨーロッパにおける極右台頭を語る

    本日はパリのUNESCO本部から放送しています。2000年にフィンランド初の女性大統領に選出され、2012年まで在職したタルヤ・ハロネンに話を聞きます。ハロネンが大統領になったのは、フィンランドがヨーロッパの国として初の女性参政権を実現した約100年後のことでした。2009年、ハロネンはフォーブズ誌の「世界で最もパワフルな女性100人」に選ばれました。退任後のハロネンは、ジェンダーの平等や情報公開を求める運動で有名になっています。9月28日は「国際情報ユニバーサルアクセスの日」(International Day for the Universal Access to Information)であり、UNESCOで記念スピーチを行ったハロネンに、費用効率の良いフィンランドの医療保険制度について聞きました。同国ではおかげで「乳児死亡率が下がり、米国よりも出産看護制度も優れている」と彼女は語りました。

    dailynews date: 
    2017/9/28(Thu)
    記事番号: 
    3
  • トランプが名前をうまく発音できない国「ナミビア」出身の 著名ジャーナリストにインタビュー

    アフリカの国ナミビアは、トランプ大統領が先週の国連スピーチ中、国名の発音を間違えたことで、ニュースで話題になりました。トランプが存在しない国名「ナンビア」に言及したとき、多くの人はそれがガンビアなのか、ザンビアなのか、それともナミビアをさすのか混乱しました。ホワイトハウスのスタッフは後に、トランプはナンビアと言うつもりだったと説明しています。同スピーチでトランプは、アフリカの首脳らに対し、自身の友人らが富を築くのに力になったことに感謝しました。ナミビアで最も著名なジャーナリストのひとりで、9月28日、UNESCOでスピーチするためにパリ滞在中のグエン・リスター記者に話を聞きます。リスター記者は独立紙『ナミビアン』(The Namibian)を創刊、編集者を務め、過去には同紙で南アフリカのアパルトヘイト政権批判を展開しました。80年代、リスター記者は2度投獄され、同紙の編集室も放火で破壊されたこともあります。90年代、ナミビアの独立後には、同紙のビルに火炎瓶が投げ込まれました。グエン・リスター記者は現在、報道の自由保護運動の先頭に立っています。
    dailynews date: 
    2017/9/28(Thu)
    記事番号: 
    2
  • フランス人活動家:エマニュエル・マクロンは反労働者的改革と警察国家の顔を「若くてハンサム」にしただけ

    パリからお送りする本日の放送では、中道派のエマニュエル・マクロンがマリーヌ・ル・ペンを破りフランス最年少の大統領に就任してから5か月も経たない同国の政治的混乱について分析します。マクロンは地滑り的勝利を収めましたが、世論調査によればフランスの有権者は、今では実際の彼の政策に反対しています。9月23日、左派野党の党首ジャン=リュック・メランションが15万人ものデモの先頭に立ち、マクロン大統領とフランス労働法改革の試みに反対しました。一方、人権保護団体は、マクロンの推進する反テロ新法が、2015年のパリ襲撃事件後に施行された非常事態宣言の中核部分の恒久化することになると批判しています。「フランスの状況は非常に不安定です。社会的にも、経済的にも、政治的にも」と、本日のゲスト、人権および公民権運動家のヤッサー・ルアティは言います。

    dailynews date: 
    2017/9/28(Thu)
    記事番号: 
    0
  • ムハマド・ユヌスが語る:貧困も失業も、温室効果ガスもゼロの世界の達成

    一連の破壊的なハリケーンが米国を襲う一方で、南アジアでは壊滅的な洪水によって1300人以上が死んでいます。「バングラデシュは世界でも最も人口密度が高い国です。...私たちは、数千人もの気候変動難民が生まれるという状況に瀕しています」と、グラミン銀行の創設者で2006年のノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスは述べます。彼の近刊のタイトルは、"A World of Three Zeros: The New Economics of Zero Poverty, Zero Unemployment, and Zero Net Carbon Emissions" (『3つのゼロの世界:貧困も失業も、温室効果ガス排出もゼロに』)です。

    dailynews date: 
    2017/9/27(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ビルマで攻撃にあうロヒンギャの保護 ノーベル平和賞受賞者が国連安保理に要請

    ビルマでは人道的な危機が広がりつつあります。少数派のイスラム教徒ロヒンギャが住む何百もの村が焼かれ、40万以上のロヒンギャが国外に逃れました。国連人権高等弁務官は、典型的な民族浄化そのものを仕掛けているとビルマ政府を非難しました。ここ数日パングラデシュ当局はロヒンギャ避難民の移動を厳しく制限しています。ロヒンギャに仮設キャンプから出るなと命じ、ロヒンギャに車での移動を提供することや、家を貸すことを禁じました。グラミン銀行の創設者で、2006年のノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスに、この件についての話を聞きます。彼および数十人もの他のノーベル平和賞受賞者たちは、ビルマ ラカイン州(Rakhine)のロヒンギャを保護し、その人道危機を止めるように国連安全保障理事会に呼びかける書簡にサインしました。ユヌスの新著は "A World of Three Zeros: The New Economics of Zero Poverty, Zero Unemployment, and Zero Net Carbon Emissions" (『3つのゼロの世界:貧困も失業も、温室効果ガス排出もゼロに』)です。

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    2017/9/27(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「沈黙の死」に苦しむイエメンの人々 米国支援の殺戮戦争でサウジアラビアが人権調査を拒否

    米国が支援するサウジアラビアによる一連のイエメン爆撃に対し、人権侵害の疑いへの独立調査組織を求める声が高まっています。イエメンのNGO「人権のための組織ㇺワタナ」 (Mwatana Organization for Human Rights) の代表、ラディア・アル・ムタワケル(Radhya Al-Mutawakel)に話を聞きます。彼女は、イエメン戦争について国連安保理で初めて市民社会を代表して証言をおこないました。イエメンで3年にわたって続く戦争では、1万人以上の民間人が殺され、国のインフラは荒廃し、甚大なコレラの蔓延が引き起こされています。

    dailynews date: 
    2017/9/27(Wed)
    記事番号: 
    2

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