デイリーニュース

  • 「私たちは変化を待つことはできない」:釈放された内部告発者チェルシー・マニングが語るイラク、刑務所、上院選への出馬

    15年前の2003年3月、米国によるイラク侵攻が始まりました。本日は時間いっぱい、イラク戦争の最も有名な内部告発者であるチェルシー・マニングの初の生放送テレビインタビューをお送りします。マニングは、イラクで情報分析官として陸軍に従軍していた2010年、イラク戦争に関する膨大な量の文書をウィキリークスに漏えいしました。彼女はさらに、外交公電と、グアンタナモ米軍基地および米国によるアフガニスタン戦争の情報も漏えいしました。これは米国史上最大の機密データ漏えいと言えるでしょう。マニングは逮捕され、最終的に35年の刑を言い渡されましたが、これは米国の内部告発者に課せられた刑期としてはもっとも長いものです。2017年、オバマ大統領は、任期を締めくくる仕事のひっつとして、マニングに恩赦を与えました。マニングは「人生最初のチャンス」を欲しいとオバマ大統領に手紙を書いたのです。彼女は釈放されて以来、トランスジェンダーの権利と、より高い透明性を求める先導的な活動家として表舞台に立っています。アニー・リーボヴィッツが撮影した彼女の写真がヴォーグ誌に特集されたり、アウト誌の2017年の「今年の話題の人」(Newsmaker of the Year)に選ばれたりもしました。1月には、3期目を狙う民主党上院議員ベン・カーディンに挑戦してメリーランド州の連邦上院議員に立候補することを発表しました。

    dailynews date: 
    2018/3/27(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 銃乱射世代からの声 全米の若者が変化を求めてワシントンに集結

    米国の首都ワシントンでは24日、主催者発表で80万人にのぼる人々が街に出て、フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で2月14日に起こった銃乱射事件を経験した生徒らが組織した銃規制を求めるデモ行進「March for Our Lives」(命のための行進)に加わりました。エイミー・グッドマンと、デモクラシー・ナウ!の青年特派員を務めるニューヨーク市ビーコン高校のソレダッド・アギラー=コロンが、世界中から抗議にやってきた人々に話を聞きました。

    dailynews date: 
    2018/3/26(Mon)
    記事番号: 
    3
  • パークランド銃乱射をくぐり抜けたエマ・ゴンザレス 4分間の沈黙で世界に訴える

    パークランドの銃乱射事件を生き延びたエマ・ゴンザレスが24日、ワシントンで行われた銃規制を求めるデモ「March for Our Lives」(命のための行進)に登場し、涙をこらえながら壇上で4分間にわたって沈黙を続けました。米国の社会運動史上、最も強烈な沈黙と呼ばれています。ゴンザレスの歴史的な演説を放送します。

    dailynews date: 
    2018/3/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「一人の命はアメリカにあるすべての銃に値する」銃規制を求めるMarch for Our Lives(命のための行進)開催 生徒らが暴力終結を要求

    米国では24日、銃規制法の採択を議員に求める抗議活動が800カ所以上で開かれ、歴史的な行動の一日となりました。首都ワシントンでは、デモ行進「March for Our Lives」(命のための行進)に主催者発表で80万人が参加しました。フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で2月14日に起こった銃乱射事件を経験した生徒らが主体となった銃規制を求めるデモです。ニューヨークでは15万人が街に出て、シカゴでは8万5千人が集会を開き、ロサンゼルスでは5万5千人が行進しました。アトランタやピッツバーグでも数万人が集まりました。ワシントンの抗議活動では、パークランドやシカゴの銃乱射事件をくぐり抜けた被害者らが壇上に立ち、影響力を振るう全米ライフル協会(NRA)を非難し、暴力に終止符を打つことを求めました。人々の発言のハイライトをお送りします。

    dailynews date: 
    2018/3/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米国人教授 ケンブリッジ・アナリティカ社を提訴し自分の心理学プロファイルを要求

    ケンブリッジ・アナリティカ社の有権者プロファイリング事業をめぐるスキャンダルを取り上げます。衝撃的な新事実は、同社が5千万人以上のフェイスブック利用者の個人データを本人の許可なく収集して、大統領選挙で有権者をトランプ候補支持に動かすために利用したことでした。ケンブリッジ・アナリティカは億万長者のロバート・マーサーによって設立されました。トランプ大統領の元上級顧問でブライトバート・ニュース・ネットワーク会長のスティーブ・バノンも同社の重要ストラテジストの1人でした。

    dailynews date: 
    2018/3/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • インドでのトランプの不動産取引に関する新たな大規模調査で汚職、訴訟、詐欺が発覚

    トランプのインドでの事業提携とそれらの取引が引き起こすホワイトハウスとの利益相反に関する大規模な新調査の結果が公表されました。ニュー・リパブリック誌の特集記事は"Political Corruption and the Art of the Deal"(政治汚職と取引の技)です。この記事の中でジャーナリストのアンジャリ・カマトは、トランプ・オーガナイゼイションの外国における契約はインドが他のどの国よりも多いと指摘しています。これらの不動産契約は総額で約15億ドルに相当し、最大1100万ドルの使用料を2014年から2017年の間に生み出したと、彼女は書いています。カマトは1年にわたる調査の中で、トランプのインド側のパートナーが重ねてきた訴訟、警察の取り調べ、政府の調査の履歴をたどり、そこから浮かび上がる賄賂、詐欺、脅喝、違法な土地買収、脱税そしてマネーロンダリングなどの疑惑の証拠について記しています。

    dailynews date: 
    2018/3/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプのこれまでで最も憂慮すべき外交政策措置? 戦争屋ジョン・ボルトンを国家安全保障担当補佐官に任命

    トランプ大統領はハーバート・マクマスター国家安全保障担当大統領補佐官の後任にジョン・ボルトンを指名しました。ボルトンは超タカ派として有名です。彼はイランや北朝鮮との戦争を支持すると公言しており、米国によるイラク侵攻の支持でも突出していました。3週間前には、ボルトンはウォール・ストリート・ジャーナル紙に"The Legal Case for Striking North Korea First"(北朝鮮への先制攻撃を肯定する法的事例)という記事を寄稿しました。2015年には、オバマ政権がイランの核開発計画阻止のための交渉を行っているさなか、ボルトンは"To Stop Iran’s Bomb, Bomb Iran"(イランの爆弾を阻止するため、イランを爆撃せよ)という記事を書きました。ベテラン調査報道記者ガレス・ポーターに話を聞きます。彼は最近、アメリカン・コンサバティブ誌に"The Untold Story of John Bolton’s Campaign for War with Iran"(ジョン・ボルトンによる対イラン戦争キャンペーンの秘話)という記事を寄稿しました。

    dailynews date: 
    2018/3/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • イラク侵攻から15年 忘却と歪曲により米国の戦争犯罪と拷問の履歴はうやむやに

    15年前の今週、サダム・フセイン大統領が大量破壊兵器を隠しているという偽りの大儀名分から米国はイラクを侵攻しました。世界各国から反対の声が上がり、国連安保理事会の承認もないままに攻撃は実行されたのでした。現在もつづく戦争でイラクは破壊され、同地域は不安定な状況です。アルジャジーラのメヘディ・ハサン記者と、女性反戦団体「コード・ピンク」(CodePink)のメディア・ベンジャミンに話を聞きます。

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    2018/3/22(Thu)
    記事番号: 
    4
  • イスラエルとサウジの圧力で米国は対イラン戦争へ?

    ジャーナリストのメへディ・ハサンと、反戦女性団体「コード・ピンク」(CodePink)のメディア・ベンジャミンが、イランとの確執で米がサウジアラビアの肩を持っていることと、それが中東に及ぼす影響について語ります。イランとの戦争になるということでしょうか? サウジアラビアは3月19日、イランと世界各国との間に結ばれた2015年の核合意を「欠陥合意」と呼びました。トランプ大統領は以前より、この合意から撤退すると脅しています。

    dailynews date: 
    2018/3/22(Thu)
    記事番号: 
    3
  • イエメンが世界最悪の人道的危機に直面も 米上院はサウジの攻撃への支援停止を拒否

    米国上院議会は3月20日、議会が正式に軍事行動を許可しない限り、サウジアラビア主導のイエメン戦争における米軍の関与を30日以内に停止するという超党派の決議案を否決しました。過半数を占める共和党に民主党議員10人が加わり、44対55票で決議案は否決されました。アリゾナ州選出のジョン・マケイン上院議員は棄権しました。米国が支援するサウジ主導の空爆と海上封鎖により、イエメンでは医療、水道、衛生システムが崩壊しており、コレラが大規模に流行し、数百万人の市民が飢饉に見舞われています。サウジが2015年に侵攻して以来、1万5000人以上が犠牲となりました。同戦争への米国の関与に反対するバーニー・サンダース上院議員のスピーチの一部を放送するとともに、アルジャジーラのメヘディ・ハサン記者と、反戦女性団体「コード・ピンク」(CodePink)のメディア・ベンジャミンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/22(Thu)
    記事番号: 
    2

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