デイリーニュース

  • 米国心理学会の造反会員がCIAの尋問と拷問に関与の学会の責任を追及

    デモクラシー・ナウ!はサンフランシスコから放送していますが、ここはまた米国心理学会(APA)が年次総会で歴史的な投票を行おうとしている場所でもあります。テロ容疑者へのCIAの拷問的尋問に会員の心理学者たちが重要な役割を担っていたことが次々と明らかになって以来、これに怒り心頭のAPA会員たちが被拘束者尋問への心理学者の参加の全面禁止を呼びかける一時執行停止動議を提出しました。この尋問関与禁止キャンペーンの先頭に立つ2人の心理学者、ボストン精神分析学大学院のスティーブン・ソルズ博士とニューヨーク大学のスティーブン・ライズナー博士に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2007/8/17(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ホセ・パディーヤの弁護士 有罪評決を「とんでもない悲劇」と控訴へ

    9/11同時多発テロ後で最も注目されてきた裁判の1つで、ホセ・パディーヤ被告が有罪となりました。16日、マイアミの陪審員たちはパディーヤと他の2被告にボスニア・コソボ・チェチェンでの殺人共謀罪と殺人のための物質的支援の罪で有罪の評決を出しました。パディーヤは逮捕当初、ブッシュ大統領に「敵の戦闘員」と名指しされ、放射性物質をまき散らすダーティー・ボム(汚い爆弾)を米国内で爆破させる計画を練っていたとされていました。逮捕後、彼はすべての権利を剥奪され、サウスカロライナの海軍刑務所に移送されて43カ月にもわたって極度の隔離状況下で拘禁され続けました。ブッシュ政権は弁護士との接見も2年にわたって禁止していたのです。最高裁への異議申し立てを受けてブッシュ大統領はパディーヤを「汚い爆弾」計画とは関係のない、はるかに量刑の軽い刑事事件で訴追しました。被告弁護団や専門家は、隔離拘禁と尋問が彼に重篤な精神的損傷を与えたと言っています。パディーヤの弁護人アンドリュー・パテルは今回の有罪評決を「とんでもない悲劇」と呼び、控訴を予定しています。パテル弁護士に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2007/8/17(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 2007年8月17日ヘッドライン

    -逮捕から5年のホセ・パディーヤ 容疑の米国内爆破テロとは別罪状で有罪に -イラク展開外国兵の死者4000人突破 うち3702人が米兵 -2004年のファルージャでの捕虜射殺で元海兵隊員を訴追 -ブッシュ政権 イスラエルに大増額の300億ドル超の武器支援決定 -ベネズエラのチャベス大統領 6年2期の任期制限の撤廃を提案 -令状なし盗聴問題のFBI長官メモ アシュクロフト面会のゴンザレス司法長官の話と矛盾 -コロンビアの石炭鉱山労働組合幹部3人殺害で米石炭会社に無罪判決 -米ベテラン外交官 アラブ人差別の脅しコメントで起訴後に辞職 -エドワーズ候補 カトリーナ被災者の担保取得企業に巨額投資 -米ユタ炭坑落盤 救出作業員3人が死亡
    dailynews date: 
    2007/8/17(Fri)
    記事番号: 
    0
  • 「The 11th Hour(瀬戸際の時)ハリウッド発 危機に瀕する地球環境についてのドキュメンタリー

    新作映画The 11th Hourは地球環境が直面している危機と、その危機が現在の私達の生活に与える影響についての長編ドキュメンタリーです。俳優のレオナルド・デカプリオが製作し、自身でナレーターも務めています。映画ではノーベル平和賞を受賞したケニアの環境保護活動家ワンガリ・マータイ、物理学者スティーブン・ホーキンス、前ソビエト大統領ミハイル・ゴルバチョフ、環境保護活動家ビル・マッキベンらにインタビューをしています。映画からの抜粋を見ながら、この映画を共同執筆・監督したナディア・コナーズとレイラ・コナーズ・パターソンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2007/8/16(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 心理学者が語る 米国の尋問官はいかにしてホセ・パディーヤの心を壊したか

    法廷心理学者アンジェラ・ハガーティー博士がホセ・パディーヤとの22 時間にわたる精神鑑定インタビューについて、初めて全国放送で話しをします。パディーヤはアメリカ市民でありながらブッシュ大統領によって、アルカイダにつながりのある敵性戦闘員と指定され、サウスカロライナの海軍営倉の独房に 3 年半隔離されていました。現在彼はフロリダで裁判にかけられています。ハガーティ博士は、「パディーヤの人間性は営倉で完全に作りかえられてしまった。これは人間の心を破壊する行為にほかならない。独房での隔離によって彼は脳に障害を負った。彼が罪状について有罪なのかどうか私にはわからないが、罪が確定する前にすでに彼は中東旅行のつけを存分に払わされた。」と言っています。
    dailynews date: 
    2007/8/16(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 2007年8月16日ヘッドライン

    -イラク 14日の自爆攻撃で死者500人超す恐れ -ペルー地震 死者300人 -イラン革命防衛隊 米による「テロリスト」指定を無視 -国際NGO CARE 米政府の「ひも付き」食料援助を拒絶 -米政府 パキスタンのムシャラフ大統領にブット前大統領との権力分割を要求 -スーダン政府 国連拘束中の反乱軍リーダーの治療に同意 -米シェブロン石油のナイジェリア抗議住民謀殺容疑 米連邦地裁が訴追続行に同意 -ブッシュ政権 スパイ衛星システムの使用を国内監視にも拡大 -米陸軍の自殺者 過去26年間で最高 4分の1がイラン・アフガン従軍者 -反戦グループのポスターに罰金1万ドル ワシントン市が脅迫 -CIA と電子投票機メーカーディーボールド社 ウィキペディアの情報を書き換え
    dailynews date: 
    2007/8/16(Thu)
    記事番号: 
    0
  • ナオミ・クライン:シンクタンクから戦闘タンク(戦車)まで 「世界に単一市場を強要する企ては、今や数百万人の犠牲者を生んでいる」

    「もうひとつの世界は可能か?」ーこれが、先週NYで開催されたアメリカ社会学会の今年度のテーマでした。「私たちは理念の勝負で負けたわけではない。出し抜かれたわけでもないし、論破されたわけでもない」とジャーナリストで作家のナオミ・クラインは言います。「私たちが負けたのは、私たちが押しつぶされてしまったからだ。私たちは、時には軍のタンク(戦車)に押しつぶされ、そして時にはシンクタンクに押しつぶされた。シンクタンク、つまりタンク(戦車)製造業者たちから金をもらってシンク(考えること)をしている人々たちに。」クラインは、近刊予定の書籍『The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism(ショック・ドクトリン:惨事活用型資本主義の勃興)』の著者です。
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    2007/8/15(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 狙われたKPFTラジオ局: 米ヒューストンのパシフィカ・ラジオ局 放送中のスタジオに路上から銃撃

    弾丸が、パシフィカ・ラジオ局KPFTのスタジオの窓を貫通しました。米南部のテキサス州ヒューストンにあるKPFTラジオ局が狙われたのは、これが初めてではありません。1970年に放送を開始した直後にも、2度にわたって白人至上主義団体KKKによって発信器が爆破されています。2度もの爆破を受けたのは、全米でこの局だけです。
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    2007/8/15(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 2007年8月15日ヘッドライン

    - イラクで自爆攻撃 200人死亡 300人負傷 武装勢力と対立する少数派宗教地区で - イラク米合同軍1万6000人規模の新掃討作戦 イラク人父親と3歳の娘が殺される - イラク米軍収容施設内の被拘束者収監者 2万3000人に - 米 イラン革命防衛隊をテロ組織に指定 主権国家の正規軍では初 - イラン大統領 タリバン支援疑惑を否定 アフガン大統領と会談で - レバノン イスラエル侵攻終結から1周年で民衆数十万人がデモ - 米移民収容施設で7月に3人死亡 適切な治療を怠る - 米低所得者向け食料配給券 該当者の半数1700万人に行き渡らず - 米国心理学会前会長 CIA秘密収容所での取り調べに関与 - 米人気ラジオ司会者アイマスの人種差別発言 米ラドガース大女子バスケ部員が提訴
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    2007/8/15(Wed)
    記事番号: 
    0
  • ブッシュの「頭脳」カール・ローブ米補佐官、8月末に辞任 議会からの厳しい追及を受け

    月曜日(8月13日)、米議会によるいくつもの調査の渦中にいたブッシュの参謀役カール・ローブが、大統領次席補佐官を8月末に辞任することを発表しました。カール・ローブに関する2冊の著作『Bush's Brain(ブッシュの「頭脳」)』と『The Architect(生みの親)』の共著者である、「ダラス・モーニング・ニュース」紙のウェィン・スレーター記者と話しました。
    dailynews date: 
    2007/8/14(Tue)
    記事番号: 
    3

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