デイリーニュース

  • ニューヨーク市の学生たち ウォール街占拠「行動の日」のユニオン・スクエアのデモに参加

    昨日、ニューヨーク市の至る所で占拠行動が行われました。その中で千人以上の学生たちを集めてユニオン・スクエアへ向かうデモ行進も行われました。この公立公園は長きにわたり政治デモの地としての歴史を持っています。公園外で行われた行進では数百人が通りになだれ込んでニュースクールの建物を占拠しようとしました。この行進に参加したニューヨーク大学の学生と、この占拠運動を「この学期、多くのより広範な社会問題を垣間見させてくれるプリズム」としてカリキュラムに取り込んだニュースクール教授に話を聞きます。また、ネイション誌特派員のジョン・ニコルズにも話を聞きます。彼は「1年前にはだれがこの2011年の11月の寒い雨の日に何千人もの若者たちがニューヨーク市や全米の都市の街頭に出ているなんて予測できたろう。何かが変わったんです」と言います。

    dailynews date: 
    2011/11/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ヒップホップの伝説ラッセル・シモンズ 1%の一員が99%と占拠を支持する理由

    2カ月前、伝説的ヒップホップ興行主ラッセル・シモンズが最初の大物支持表明者の1人としてロウワー・マンハッタンにあるズコッティ公園のウォール街占拠地を訪れました。17日朝にも再び訪れ、デモクラシー・ナウ!のホスト、エイミー・グッドマンの取材を受けました。「私たちはウォール街に未来を左右されたくない。だからウォール街にいるんです。で、私たちは国民が未来を決めるようにしたい」とシモンズは言います。彼は連邦政府の公職選挙に立候補する者には民間の寄付を禁じる憲法修正を支持すると言います。「私たちは、政治家が自分を選んだ人々の側に立って物事を決めるものだと信じていたい。ここのところが米国の民主主義制度の欠陥なのです」。

    dailynews date: 
    2011/11/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ウォール街占拠満2カ月でNY市や全米で大勢が結集

    現行の経済システムに抗議するウォール街占拠運動は17日に3カ月目に入り、全米で数十都市に拡大していますた。この日の逮捕者は全米で推計300人。うち多くを占めるのは、NY証券取引所を閉鎖しようとして逮捕されたニューヨーク市の抗議者たちです。「今朝、私たちはウォール街を実質的に閉鎖した。私たちの物語で、私たちの肉体で、私たちの心で、閉鎖を実現したのです」と抗議行動を組織した人は言います。デモクラシー・ナウ!のリポーター、ライアン・デブローが報告します。

    dailynews date: 
    2011/11/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ウォール街占拠運動に対し武装化する警察取り締まり:「軍事化する都市」における暴力の過行使

    番組ではウォ―ル街占拠運動の取締りについての討論を行います。運動への対処について、警察署長間での相互連絡の確立を手助けした団体、ポリス・エグゼクティブ・リサーチ・フォーラム(The Police Executive Research Forum)の代表チャック・ウェクスラーと、「シアトルからウォ―ル街占拠までの準軍事警察隊」というタイトルでネーション誌に最近記事を書いたシアトルの前警察署長ノーム・スタンパーを迎えます。「これは本当の話です。警察はこのような立場を取りたくはないのです。市民はこのような紛争を扱うのに他に方法はあるかと自問するべきです」ウェクスラーは言います。「昼夜を問わずすばらしい仕事をしている思いやりに満ち、上品で能力のある警察官がたくさんいます。“悪いリンゴ”である他の種類の警察官もいますよ。彼らに共通してあるのは、腐ったシステムや構造をいわば占拠しているのです。私は軍事化する官僚機構の話をしているのです」とスタンパーは強調します。Cities Under Siege: The New Military Urbanism(『追い詰められた都市:軍事化する都市』)の著者のステファン・グラハムと、15日早朝、警察による「ウォール街を占拠」の野営地襲撃で法的オブザーバーとして働いたニューヨーク最高裁判所の元判事のカレン・スミスも番組に参加します。

    dailynews date: 
    2011/11/17(Thu)
    記事番号: 
    4
  • シアトル占拠運動でトウガラシスプレーを噴きつけられた84歳の女性 「悪化している」警察の取り締まりを批判

    全米の警察がこの2か月の間のウォール街占拠活動の抗議者たちに過度な暴力を行使したことが批判されています。シアトルでは市長のマイク・マッギンが16日、その数時間前に84歳のドルリ・レイニーという引退した学校教師がデモ中にトウガラシスプレーを顔面に噴きかけられたことについて謝罪しました。彼女がトウガラシスプレーを噴きかけられたときの、刺激薬とそれを洗い流すために使われた液体が彼女のあごから滴り落ちている写真が一気に出回りました。「シアトルを占拠せよ運動」の運営者によると、15日の夜、聖職者と十代の妊婦にもトウガラシスプレーが噴きかけられた様子です。シアトルからドルリ・レイニーに聞きます。「私が問題にしているのは単に警察の残忍性ではないのです」とレイニーは言います。「警察の態度が加速的に悪質化していくことが問題なのです」

    dailynews date: 
    2011/11/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨーク・タイムズの元フリーランス記者 占拠運動のさなかに企業メディアを辞めたことについて

    ニューヨーク・タイムズ紙のウォ-ル街占拠運動についての最初の記事を取材した同紙の元フリーランス記者、ナターシャ・レナードに話を聞きます。彼女はブルックリン橋のデモを取材中に逮捕されました。彼女はニューヨーク・タイムズのフリーランス記者として働くのを辞め、最近「なぜ主流派メディアを辞めたのか」というタイトルでサロン・ドット・コム(Salon.com)に記事を書きました。

    dailynews date: 
    2011/11/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「ウォ―ル街を占拠せよ」の全国的な行動の日がニューヨーク証取所での抗議で始まる

    17日はウォ―ル街占拠運動の3か月目の始まりを記念する全国的な行動の日です。ここニューヨークでは、運営者側が「ウォール街を閉鎖しろ!地下鉄を占拠しろ!広場を乗っ取れ!」と書いてあるポスターを配っています。この放送をしている最中にも、9時半にニューヨーク証券取引所が取引を開始するのを阻止するために、金融街の様々な場所で抗議者たちが行進しています。国のインフラへの支出をさらに増やす必要性を強調するために、労働組合は17日、全米の多くの橋で抗議を計画しています。ポートランドでは、抗議者たちがスティール橋を占拠する計画です。シアトルでは、モントレーク橋が行動の場所とされています。ワシントンD.C.では、抗議者たちがキー橋を行進する予定です。ニューヨークでは、午後5時にブルックリン橋で行動の予定となっています。今回の行動は、ニューヨークの警察が、リバティ・プラザでのウォ―ル街占拠活動を襲撃し野営地を破壊してから2日後にあたります。抗議者たちは公園に戻ることを許可されましたが、寝袋やテント、楽器の持ち込みは禁止されました。デモ隊、ニューヨーク警察の双方によってニューヨーク証券取引所に至るすべての通りが閉鎖されたウォール街から、デモクラシ・ナウ!のライアン・デヴローが生で報告します。

    dailynews date: 
    2011/11/17(Thu)
    記事番号: 
    1
  • オークランドからニューヨークまで 警察による占拠抗議運動の取り締まりは「新軍事都市」の前触れ

    全米の一連の摘発では、暴動用装備に身を包んだ警官隊がウォール街占拠運動の野営地を解体し抗議者の逮捕を繰り返しました。その後、オークランド市長のジーン・クアンがBBCとのインタビューで米国内18都市の当局で構成される電話会議に参加し、占領運動にどう対処するかを話し合ったことを明らかにしました。米国やヨーロッパで警官隊が暴力的に抗議を取り締まっていますが、今日は国内の警察力への軍事技術の影響力がますます強くなっていることに目を向けたいと思います。スティーブン・グラハムは英国ニューキャッスル大学の都市社会学の教授です。彼の著書にCities Under Siege: The New Military Urbanism(『包囲される都市:新軍事都市』)があります。「占拠運動がこれほどパワルフルなのは、世界中の公的空間、特に象徴的な公的空間を占拠することで、都市というものが民主主義の土台となる空間であるということを再確認する働きをしているからです」

    dailynews date: 
    2011/11/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「占拠」3カ月目へ この抗議運動がいかに世界的運動として盛り上がってきたか?

    占拠運動は満2カ月をむかえます。この運動の戦略と成功について研究している2人のゲストをお迎えしています。作家のジェフ・シャーレットは「オキュパイ・ライターズ(占拠を支持するライターたち)」というグループの創設に助力し、ウォール街占拠の野営地から撤去された図書館コーナーの再建作業に協力しています。彼は最近ローリング・ストーン誌に、Inside Occupy Wall Street: How a Bunch of Anarchists and Radicals with Nothing but Sleeping Bags Launched a Nationwide Movement(『ウォール街占拠の内側:寝袋のほか何も持たないアナーキストと急進派の群れが全米的な運動をどう始めたのだったか?』)というタイトルの記事を書きました。マリーナ・シトリンにも話を聞きます。彼女はスペインからギリシャまで全世界の大衆運動を研究しており、ちょうどギリシャから帰ってきたばかりです。シトリンはウォール街占拠の集会というのは「革命的とは言えないにしても、急進的な組織の方法」を提示していると言います。「自分たちの近隣地区で集まって一緒になってそういうふうに組織になったら、それはただの組織というよりもう1つの統治政府みたいなものです」

    dailynews date: 
    2011/11/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ウォール街占拠者たち 野営は禁止されるも 200人逮捕の後で再びズコッティ公園へ

    15日の火曜日夜遅く、警察が彼らの野営を強制的に排除してから24時間も経っていないのに、数千人のウォール街占拠運動の抗議者たちがズコッティ公園に猛然となだれ込みました。警察は自分の体を仲間の体や公園の樹木に鎖でつないで排除を拒んでいた十数人を含む200人以上を逮捕しました。一方、第一審裁判所の判事は、抗議者たちが公園に戻る際、バックパックやテント、寝袋を公園に持ち込むことを禁じた市の命令を支持しました。デモクラシー・ナウ!は野営解体後に再び集まった抗議運動の人たちから話を聞きました。「私がここにいる理由はこんなに多くの人間が苦しんでいるのを見るのにうんざりしているからです。1%の人間たちが労働者を尻目にすべての富をためこんでいる」とフィラデルフィア市警で警部まで務めて引退したレイ・ルイスは言います。彼はかつての同僚である警察官たちは「基本的に、1%に属する独裁者たちの法をただ執行しているだけ」と批判します。「その間に、自分たちの医療保険が削減され、年金も減少し、給料も下がっているのに、そのことに気づいてもいない」

    dailynews date: 
    2011/11/16(Wed)
    記事番号: 
    1

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