デイリーニュース

  • ジンバブエ 大統領選の公式発表を前に緊張高まる

    ジンバブエの緊張が高まっています。大統領選の公式結果の発表が遅れています。野党指導者モーガン・ツバァンギライは現職のロバート・ムガベに得票数で勝利したと言っていますが、ジンバブエ選管の公式発表があるまでは勝利宣言は控えるともしています。「アフリカ・アクション」のジェラルド・ルメルと、ジャーナリストで政治活動家のグレース・クウィンジェに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/4/2(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ウォルマート 交通事故で重度障害の元従業員からの保険費用回収を企てるも 世論の批判で断念

    デビー・シャンクが交通事故にあったのは2000年5月のことでした。この事故でデビーは記憶の多くを失い、話すことも歩くこともできなくなりました。事故を起こした輸送会社を訴えた損害賠償訴訟は勝訴し41万7000ドルがデビーの今後の生活のため信託に振込まれました。ところがそこにデビーの雇用元だったウォルマートが出てきました。この世界最大の小売企業は、デビーの治療にかかった保険支出を回収しようと彼女を相手に訴訟を起こして勝ち、40万ドル以上のお金を得ることになったのです。このてん末は最近いくつかの全米TVニュースや新聞の社説で取り上げられ、世論の大きな非難を浴びました。そうしてウォルマートはこのほど、元従業員からのこの保険費用回収を行わないと発表するに至ったのです。デビーの夫ジム・シャンクに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/4/2(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 1968年から40年:ベトナム戦争テト攻勢後 最低支持率の中リンドン・ジョンソン大統領が2期目出馬の取りやめを発表

    40年前のこの週、当時米国の大統領であったリンドン・ジョンソンは2期目の大統領選への出馬を断念すると発表し、国中を驚かせました。ベトナム戦争を理由に、ジョンソンの支持率は過去最低を記録していました。引退発表の2ヶ月前、テト攻勢の名で知られる、北ベトナム人民軍とベトコンによるサイゴンの米国大使館と南ベトナムの100以上の施設への攻撃がありました。ベトナム戦争を専門とする歴史学者マリリン・ヤングに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/4/3(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 1968年から40年:人種差別に抗議する黒人学生らに警察官が発砲した「オレンジバーグの虐殺」を振り返る

    1968年2月8日、サウスカロライナ州立大学のキャンパスに黒人学生が集まり、オレンジバーグという町にあるたったひとつのボーリング場における人種差別に抗議しました。多数の警官が現場に駆けつけ、キャンパス前で学生たちが火をたくなど、緊張が高まったところで警官が学生たちに向かって発砲。これにより学生3人が死亡し、27人が負傷しました。オレンジバーグの虐殺として知られるようになったこの事件で、暴動を起こした罪で有罪判決を受けた唯一の人クリーブランド・セラーズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/4/3(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ゴー・サイン:弁護士フィリップ・サンズが描く ブッシュ政権による拷問への過程

    英国の国際法弁護士フィリップ・サンズが、バニティフェア誌の中でジョン・ユー弁護士をはじめとする高い地位にある法律家たちが、グアンタナモ収容所やアブグレイブ刑務所、その他CIAの秘密収容所における拷問政策の計画・実行にどのように加担したかについて暴露しました。バニティフェア誌によると、当時ホワイトハウスの法律顧問であったアルベルト・ゴンザレスと他の政府高官らは2002年、個人的にグアンタナモ収容所を訪れ、尋問手法について話し合い、実際の尋問現場にも立ち会ったと伝えています。本日は、ファイヤーハウススタジオでサンズに話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2008/4/3(Thu)
    記事番号: 
    1
  • デモクラシー・ナウ!スペシャル マーティン・ルーサー・キングの人生そして暗殺後40年

    マーティン・ルーサー・キング牧師は40年前の今日、4月4日に暗殺されました。賃上げを求める清掃職員とデモをするためにテネシー州メンフィスを訪れていたときでした。彼の人生とその遺産を振り返りましょう。まずはジェシー・ジャクソン師です。キング師の暗殺されたロレイン・ホテルに彼も滞在していました。ハリー・ベラフォンテにも登場してもらいます。彼は1968年4月4日、アトランタのキング師の家にキング夫人コレッタ・スコットを訪問中でした。次はドクター・ビンセント・ハーディング。師の親友で同僚です。師のあの「ベトナムを越えて」の反戦スピーチを起草したひとでもあります。さらにメンフィスで当時清掃職員だったテイラー・ロジャーズ。キング師の死の数時間前に会っていた長年にわたるアクティビストでコミュニティーの先導役チャールズ・キャベッジ。1968年時点で数少ないメンフィス市警のアフリカ系刑事だったジェリー・ウィリアムズ。メンフィスの巡回裁判所裁判官で全米公民権博物館の共同創設者であるダーミー・ベイリー判事。そしてキング師自身の声も聞きましょう。テネシー州メンフィスでの重要なベトナム反戦スピーチで、彼の最後の公的演説です。死の前夜のスピーチです。

    dailynews date: 
    2008/4/4(Fri)
    記事番号: 
    1
  • チリのベストセラー作家イザベル・アジェンデ 自らの半生、家族、ミチェル・バチェレ大統領、拷問、移民を語る

    チリのベストセラー作家イザベル・アジェンデは、個人的なエピソードと架空の事柄を織り交ぜる巧みで人を魅了する物語づくりで国際的に知られています。彼女の著作は12冊を超え、これまでの売り上げは全世界で計5100万部に上っています。1982年の小説デビュー作『精霊たちの家』は、激動の政治状況を生きた4世代にわたるチリのある一族を描いたもので、アジェンデ自身の家族をモチーフにしていました。最新作は、その家族の思い出をつづった『The Sum of Our Days』です。アジェンデに自らの著作、家族、チリのミシェル・バチェレ大統領、米国の移民の処遇などについて、スタジオでロングインタビューしました。

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    ★ ニュースレター第1号(2008.9.10)

    ★ DVD 2008年度 第1巻 「中南米の潮流」に収録

    dailynews date: 
    2008/4/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米国務省、イラクでのブラックウォーター契約1年延長 07年バグダッド銃乱射事件、FBI捜査中にもかかわらず

    米国務省は、イラク・バグダッドでの軍事企業ブラックウォーターとの契約の1年延長を発表しました。2007年9月16日にバグダッドでブラックウォーター警備員が民間人17人を殺害した銃乱射事件に対して、FBIによる捜査が継続する中での発表となりました。しかし、以前に調査を実施した国防総省は、ブラックウォーター警備員が挑発行為も正当な理由もなく銃を乱射したと結論づけています。ベストセラー『Blackwater: The Rise of the World's Most Powerful Mercenary Army(ブラックウォーター 世界最強の傭兵軍団の勃興)』の著者でジャーナリストのジェレミー・スケイヒルに話を聞きました。スケイヒルは先週、ブラックウォーター副社長に9月16日の銃乱射事件について問いただしました。

    dailynews date: 
    2008/4/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 飽食と飢餓:食糧価格高騰で世界各地で暴動発生 ラジ・パテルが語る「世界食糧システムの隠れた戦い」

    各国における食糧価格の急騰が、世界の飢餓問題にとって新たな脅威となっています。アフリカ大陸では、ブルキナファソ、カメルーン、コートジボワール、モーリタニア、セネガルなど至る所で食糧価格高騰を端緒とする暴動が巻き起こっています。西アフリカのほとんどの地域で食糧価格は50 %上昇。シエラレオネでは300%も上昇しています。また、米国では過去6ヶ月の間に、小麦、トウモロコシ、米を含む穀物類が41 %急騰しました。Stuffed and Starved: The Hidden Battle for the World Food System(『 飽食と飢餓:世界食糧システムの隠れた戦い』)の著者であるラジ・パテルから話を聞きます。

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    ★ DVD 2008年度 第4巻 「食の危機」に収録

    dailynews date: 
    2008/4/8(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 独占: イラクで同僚からレイプされた元KBRの女性従業員2人が初の合同インタビュー

    軍事請負会社KBRの女性従業員がイラクでのレイプを申し立てました。同社でのレイプ被害を明らかにしたのは、彼女で2人目です。この女性リサ・スミス(仮名)は、1月にイラク南部の軍事基地で2人の同僚からレイプされたと言い、上司からは「黙っておけ、さもないと危険な目にあう」と言われたと話しています。リサ・スミスは4月9日、上院外交委員会で公的に証言する予定です。一方、元KBRの従業員ジェイミー・リー・ジョーンズは昨年、バグダッドで同社従業員から薬物を飲まされ集団レイプされたとして、KBRと元親会社のハリバートンを訴えました。番組では、合同インタビューとして、勇敢にも自らの被害を公表したスミスとジョーンズの2人から話を聞きます。また、リサ・スミスの事件をネイション誌で暴露したジャーナリスト、カレン・ハウパートからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/4/8(Tue)
    記事番号: 
    1

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