デイリーニュース

  • ルイス・グティエレス下院議員 オバマが容認する史上最多の移民強制送還に抗議して逮捕

    今週、数千人の移民とその支援者たちがホワイトハウス前で抗議活動を行いました。オバマ政権が過去2年間で百万人以上の移民たちを強制送還してきたことを非難してのものです。ホワイトハウス前の歩道を平和的に占拠して26日に逮捕された十数人の抗議者の中にはイリノイ州選出の民主党連邦下院議員ルイス・グティエレスもいました。彼は犯罪歴もない在留資格の無い移民(undocumented immigrants)の大学生の強制送還措置を保留するようにオバマ大統領に申し入れていましたが、大統領からそれを拒否する書簡を受け取った翌日にこの非暴力の市民的不服従活動に参加していました。「そこで思いついたのです。私が両手に手錠をかけられて、しょっぴかれることで注意を惹き、この(オバマの移民)政策を不道徳なものとして糾弾すると表明してやろう、とね」とグエティエレスは話します。「いま現在は共和党が下院上院とも反移民、外国人排斥の行軍を先導しています。憎悪と偏見でもって私たちの先を行く彼らと同じだけのやる気とエネルギーで、私たちのために(オバマには)ここで立ち上がってほしいと思っています」

    dailynews date: 
    2011/7/29(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 平和学のパイオニア ノルウェー人社会学者ヨハン・ガルトゥング 乱射事件を煽った過激思想を阻止する方法

    ノルウェー警察はアンネシュ・ベーリング・ブレイビク容疑者の銃撃・爆破事件で死亡した24人の身元を新たに公表しました。2つの襲撃事件で計76人が死亡しましたが、そのうち68人が殺害された島での遺体捜索はこれで終了しました。警察によるブレイビクの取り調べは今日、2回目が行われます。一方、ブレイビクは今回の銃撃に使った高性能弾薬の弾倉は米国から購入したと主張するなど、事件の詳細も明らかになりつつあります。ノルウェーがこの悲劇を悼む中、ノルウェー人社会学者で「平和学の父と呼ばれるヨハン・ガルトゥングに話を聞きます。ガルトゥングのお孫さんもブレイビクの襲撃した島に居合わせていました。

    dailynews date: 
    2011/7/29(Fri)
    記事番号: 
    1
  • リチャード・ウルフ: 負債をめぐる対立は「社会のもっとも傷つきやすい弱者を苦しめる政治的茶番」

    共和党は、彼らが10年間で9170億ドルの赤字を削減するとしている予算案を28日に投票にかけることで合意しました。この動きは、上院での民主党の一斉の反対とホワイトハウスの拒否権発動という対決を生みそうです。世界各地での負債と経済緊縮について話すため、アムハーストのマサチューセッツ大学経済学名誉教授で Capitalism Hits the Fan: The Global Economic Meltdown and What to Do About It(『混乱状態に陥った資本主義:世界経済破綻といま何をなすべきか』)など、多数の著書がある、リチャード・ウルフに登場してもらいます。「これは来年の選挙をにらんだ二大政党による政治的茶番劇です。考えても見てください、1940年以来、政府はこれまで何度、負債の上限を引き上げてきたでしょう? 90回、年に2回です。これが、通常の自動的な手続きです。共和党の大統領も民主党の大統領もみな、それを要求してきました」と、ウルフは指摘します。

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    2011/7/28(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 住宅危機と不況後 マイノリティと白人米国人の間の貧富の差 2倍に

    米国勢調査データの新研究により、米国内の白人とマイノリティとの貧富の差が、米国政府が追跡調査を始めたこの四半世紀で最も大きくなっていることが明らかになりました。今では白人の米国人が所有する純資産は、平均してアフリカ系米国人の20倍、ラティーノの18倍です。ピュー研究センターによると、この格差は住宅破綻とそれに引き続く不況の間に悪化し、過去20年間にわたって有色人種が成し遂げた経済的進歩のほとんどを一掃してしまいました。社会学者で人口統計学者であり、国勢調査局人種統計主任だったロデリック・ハリソンと、同センターによるこの研究について話し合います。「特にオバマの当選に大きく依っていた、人種問題を超越した国家への希望と願望のすべては幻影に終わってしまいました。この報告書は、社会経済的不平等が、不景気と活気のない経済によっていかに悪化したかを指摘しています」」とハリソンは語ります。

    dailynews date: 
    2011/7/28(Thu)
    記事番号: 
    1
  • デイブ・ザイリン NFL選手たちの「注目に値する」労働勝利と銀行への公的援助がいかにNBAを叩いたかを語る

    米プロフットボール・リーグに18週間の中断をもたらした全米フットボール連盟(NFL)の労使交渉行き詰まりが解決しました。NFLの選手組合は全員一致でチームオーナーとの取り決めを承認しました。合意の中には選手の健康促進と安全面での改善などいくつかの変更が含まれています。オンフィールドでの練習時間や接触練習の制限や選手の休息日の増加もそうです。選手は生涯にわたって健康保険を維持することもできるようになります。こうした変更は、ネーション誌のスポーツコラムニストであるデイブ・ザイリンを題材にした新作ドキュメンタリー、Not Just a Game(『試合だけの話じゃない』)で取り上げられている数多くの問題の1つ、選手たちの肉体を蝕むフットボールの問題により多くの人たちが気づき始めてきたことで実現されたものです。ザイリンがその映画やNFLの取り決めについて、また、近づく全米バスケットボール協会(NBA)の次期シーズンを台無しにしそうな現在進行中のロックアウトの脅しについても話してくれます。「こうしたリーグのオーナーたちは自分たちが思っていたほど助成金がもらえない。2008年の経済危機と銀行への1兆ドルの公的資金投入のせいです」とザイリンは言います。「そこで彼らはこう言う。『我々は収益率を回復しなければならないし選手たちから給料をもっと返してもらわなければならない。

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    2011/7/27(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 生前に極右主義を嘆いていた『ドラゴン・タトゥーの女』の著者スティーグ・ラーソン

    ノルウェーの事件の余波が続く中、ここでスティーグ・ラーソンの仕事に注目してみます。彼がスカンジナビアとヨーロッパにおける極右主義に関する広範な研究を行っていたことはそう知られていませんが、「ミレニアム三部作」として彼の死後に刊行された国際的なベストセラー・ミステリー『ドラゴン・タトゥーの女』『火と戯れる女』『眠れる女と狂卓の騎士』は多くの人が知っているでしょう。「学校や若者の間で増えている極右主義や白人至上主義文化に対抗しよう」とする自身の情熱の一環として、ラーソンはスウェーデン・エキスポ財団(Swedish Expo Foundation)を設立し、その雑誌「エキスポ(Expo)」を編集していました。スウェーデンのストックホルムから、ラーソンの生涯のパートナーであるエバ・ガブリエルソンに、彼の生前に2人がいっしょに行っていた研究について話してもらいます。

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    2011/7/27(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ノルウェーの射撃事件容疑者の視点 米欧の極右の外国人嫌悪症を反映

    76人を殺害したノルウェーの事件の前に、容疑者のアンネシュ・ベーリング・ブレイビクは自身の政治的信念を綿密に綴った長文の文書を残していました。1500ページ余りに及ぶ彼のこの政治マニフェストは「ヨーロッパ独立宣言」と題され、世界中の、特に米国の外国人憎悪著しい右翼団体と共通する目的を掲げています。それが多く依拠するものは著名な反イスラムのアメリカ人ブロガーや爆弾魔「ユナボマー」として知られるテッド・カジンスキーの書いたものです。彼の文書から、彼がイスラム教徒、マルクス主義者、多文化主義者、フェミニストの女性たちを全体的に憎悪する右翼国粋主義者だということが明らかです。ノルウェーの大虐殺の後でさえ、米国の右翼評論家たちは公にブレイビクの見解を擁護する姿勢を示しました。米国の右翼運動を広範に記述してきた作家で、ブレイビクの1500ページのマニフェストも読んだジェフ・シャーレットに話を聞きます。「この文書を読んで最もショックだったことは、これがじつに、すべての意味でなんと米国的であるかということでした。というのも、このうちの大きな部分のネタ元はアメリカ人の書いたものなんですよ」とシャーレットは言います。「彼は大変なアメリカ崇拝者です。合州国はヨーロッパと違って“キリスト教徒のアイデンティティ”をいまも維持していると言っているのです」

    dailynews date: 
    2011/7/27(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 独占:解雇された米軍内部告発者がハリバートン社のイラクでの無入札契約暴露で97万ドルの和解金を勝ち取る

    米陸軍工兵司令部の元契約監査長のバンナティン“バーニー”グリーンハウスは、当時副大統領だったディック・チェイニーがトップを務めていたハリバートン社との数十億ドルの無入札契約を公的に批判したことで降格された6年後に、97万ドルの和解に達しました。グリーンハウスは、国防総省がハリバートンの子会社であるケロッグ・ブラウン・アンド・ルートと不当に契約を結んだことを非難していました。2005年6月に議会で証言した彼女は、この契約を、政府の職権乱用としては、自分の勤続20年で目撃した中で最悪であると述べました。この証言の2ヶ月後、彼女は「能力不足」という名目で国防総省で降格されました。彼女は政府の契約監査員としてを20年間高い評価を得、米陸軍工兵司令部の上級文民監査員となりました。全国内部告発センター(National Whistleblowers Center)の協力を得て、グリーンハウスは彼女の降格に対する訴訟を起こしました。デモクラシー・ナウ!では、グリーンハウスによる政府の内部告発者たちにとっての大勝利にもあたる和解発表を独占放送します。グリーンハウスの弁護士マイケル・コーンと全国内部告発センターのディレクタースティーブン・コーンにも話を聞きます。

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    2011/7/26(Tue)
    記事番号: 
    4
  • グレン・グリーンウォルド:ノルウェー事件が米国メディアの“テロリズム”に対する二重基準を露呈

    多くのニュースメディアとコメンテーターたちは当初、ノルウェーの爆破・乱射事件をイスラム過激派によるものと報じていました。ルパート・マードック所有の英紙ザ・サンは、一面に「アルカイダの大虐殺:ノルウェーの9/11」という見出しを掲げました。米国では、マードックのウォール・ストリート・ジャーナル紙が当初、「ノルウェーは欧米の規範に忠実であったから標的にされた」と報じ、犯行を“ジハーディスト(聖戦主義者)たち”によるものとしていました。一方、ワシントン・ポスト紙のウェブサイトで、ジェ二ファー・ルビンは「これは、ジハーディストたちに対する戦争をするのは対価が高すぎると考える人たちに対して現実を突きつけたメッセージなのです」と書きました。事件に対するメディアの報道について討論するため、憲法専門の弁護士で、政治と法律問題のブロガーでもあるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。彼はSalon.comに今回のノルウェー事件のメディア報道について書いています。「結局イスラム教徒は関与しておらず、現実には犯行は、世界観の一部に異様な反イスラム主義と執拗な反イスラム偏見を持つ右派の国粋主義者によるものとわかったとき、“テロリズム”という言葉は、主流メディアの言説からほぼ完全に消滅しました。そのかわりに彼は“狂人”とか“過激派”と呼ばれ始めたわけです」とグレンウォルドは言います。

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    2011/7/26(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ノルウェー事件が明らかにする欧州で広がる暴力的な反イスラム感情

    ノルウェーでの銃乱射と爆破の犯行を認めたアンネシュ・ベーリング・ブレイビクは、「マルクス主義とイスラム教徒による植民地化」からノルウェーとヨーロッパを救うために行動したと主張する反イスラムの過激右派と描写されています。こうした見方が広まっていることとその正当性について、ノルウェーの反人種主義センター(Norwegian Center Against Racism)のディレクターであるカリ・ヘレン・パータプオリと話します。彼女は、ブレイビグのイデオロギーは部分的に、ノルウェー防衛同盟(Norwegian Defence League)とノルウェーのイスラム化を阻止する会(Stop the Islamisation of Norway)という団体による影響で形成されたと言います。「彼は単に乱射を行ったのではありません。彼は右派の政治環境によって形成されたのです」とパータプオリは言います。

    dailynews date: 
    2011/7/26(Tue)
    記事番号: 
    2

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