英紙ガーディアンが昨日スッパ抜いた秘密の気候合意文書草稿によれば、2050年の一人当たりの二酸化炭素排出量の上限目標が先進国と途上国間で不平等に設定されています。つまり富裕国の国民は、貧困国の国民よりも2倍近くも多い二酸化炭素を排出できるというものです。文書はまた、途上国が排出量を減らし気候変動の影響に対処するための援助として年間100億ドルの基金設立を提案しています。しかしこの額は、多くの代表たちが気候変動に最も影響を受けやすい国々がその影響と効果的に立ち向かうに必要な額、と認識している額よりもはるかに少ないものなのです。