100冊以上の著作を持つ反体制知識人、マサチューセッツ工科大学のノーム・チョムスキー教授は昨年12月に80歳になりました。ニューヨーク・タイムズでは「生存する最も重要な知識人」と呼ばれながらも、大企業メディアではほとんどその声が取り上げられることはありません。今日はそのノーム・チョムスキーの声をお届けしましょう。ニューヨークでこのほどブレヒト・フォーラムが主催してチョムスキーの講演会がありました。ハーレムのリバーサイド教会には 2000人以上の聴衆が詰めかけ、「危機と希望:彼らのものとわれわれのものと」と題した話に聴き入りました。チョムスキーの講演は地球規模の経済危機や環境問題、イラク戦争、アフガニスタンとパキスタン、アメリカ帝国への抵抗、その他多くのことに及びました。