29日、ABC局は人気番組『ロザンヌ』の主演スター、ロザンヌ・バーのツイッターでの一連の人種差別発言を受け、番組の打ち切りを発表しました。ツイッターの中でロザンヌは、「VJは、ムスリム同胞団と『猿の惑星』との落とし子」と書いていました。VJとは、長年、オバマ前大統領の顧問をつとめた、アフリカ系アメリカ人女性、バレリー・ジャレットのことです。ロザンヌはまた、ユダヤ系の億万長者ジョージ・ソロスをナチの協力者だったと非難し、チェルシー・クリントンを攻撃しました。番組の打ち切り決定を行なったのは、アフリカ系アメリカ人として初めて主要テレビ局の社長となったチャニング・ダンジです。昨年放送が始まった1980年代のシチュエーション・コメディのリバイバル番組『ロザンヌ』は高視聴率を取り、トランプ大統領から絶賛され、ロザンヌは番組の成功を祝う電話を受けました。リオデジャネイロにいるグレン・グリーンウォルドから詳しくききます。