シリアをめぐる討論会を続けます。米国は、少なくとも30人の子供を含む86人が死亡した化学兵器による攻撃への対抗措置として、シリア軍の飛行場へのミサイル攻撃を行いました。シリア政府は、攻撃を行ったことを否定しています。シリア系カナダ人作家のヤザン・アル=サーディがベイルートから討論に加わり、「どちらの大国も(中略)シリアの自己決定権やシリア人の正義など構ったことではないのです」と語ります。コードピンク共同創立者のメデア・ベンジャミンは、「シリアの人々のために私たちが何か前向きなことをしたいと思っているのは本当です」と語ります。「そのためにすべきなのは、シリア難民の米国入国を阻むトランプの禁止令をすぐに解き、シリア難民が直面している人道的危機を救うために国連がぜひとも必要だとする50億ドルの資金提供を行い、最終的な停戦と政治的解決のためにロシアと協力することを求めることです」。討論には、ジャーナリストで元人権弁護士のアリア・マレク、政策研究所研究員のフィリス・ベニスも加わります。