デイリーニュース

  • カリフォルニアの人気ビーチ近くで核廃棄物360万ポンドの埋設計画 活動家が反対訴訟

    カリフォルニア州の環境活動家らが、サンディエゴ郡の人気ビーチへの高レベル放射性核廃棄物360万ポンド(約1633トン)保管計画に反対する活動を展開しています。同郡のサンオノフレ原子力発電所は2012年に起きた放射性物質の漏洩事故のため、緊急稼働停止を余儀なくされ、2013年6月までに完全に閉鎖されました。カリフォルニア沿岸委員会が、数百万ポンドにのぼる核廃棄物を薄いステンレス製容器に入れ、海からわずか100フィート(約30メートル)の場所に保管するという計画に許可を出したため、住民らが反対活動を行っています。核廃棄物貯蔵施設拡張に反対する訴訟を起こした団体「市民による監視」(Citizens’ Oversight)の創設者レイ・ルッツに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/17(Wed)
    記事番号: 
    5
  • ボーダー・エンジェルズ 国境越えの移民へのサービスと水の提供でトランプの取り締まりに対抗

    ジェフ・セッション司法長官とジョン・ケリー国土安全保障長官は最近、サンディエゴとティフアナ間の国境を訪れ、「聖域都市」(サンクチュアリ)への取り締まり強化を断言し、連邦政府の移民取締官と全面的に協力するよう地元当局者に求めました。団体「ボーダー・エンジェルズ」創設者で代表のエンリケ・モロネスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/17(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米州人権委員会が米国の国境警備隊の調査開始 メキシコ人父親の殺害をめぐって

    ワシントンDCにある米州人権委員会(IACHR)は、7年前に起きた国境警備隊員によるアナスタシオ・ヘルナンデス・ロハスの殺害とその情報隠蔽について、米国政府への調査を開始することに同意しました。ヘルナンデス・ロハスは25年間にわたってサンディエゴに居住し、5人の子供の父親になっていましたが、国境を越えて米国に戻ろうとした際に殺害されました。サンディエゴ検死局は、ヘルナンデス・ロハスの死亡を殺人と分類し、心臓発作を起こしたほか、「胸部、腹部、腰、膝、背中、唇、頭部、まぶたの打撲、5カ所の肋骨骨折、脊髄の損傷」を負っていたとしています。「南部国境地帯コミュニティ連合」(Southern Border Communities Coalition)会長で、「サンディエゴ同盟」(Alliance San Diego)人権保護担当責任者のクリスチャン・ラミレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ジョン キリアコウが語るCIAの拷問の内部告発 トランプ政権への懸念

    トランプ大統領が、FBIのジェイムズ・コミー長官に、自政権の元国家安全保障担当補佐官マイケル・フリンへの調査打ち切りを迫ったというニュースの前日には、ワシントンポスト紙が、トランプ大統領がロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とセルゲイ・キスリャク駐米大使とホワイトハウスで会談した際、高度の機密情報を漏らしたと報じました。CIA内部告発者のジョン・キリアコウに、かつて自らが行った内部告発について、さらにトランプによるロシアへの機密情報漏洩の重大性について聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • CIA内部告発者ジョン キリアコウ:トランプのFBI調査妨害が事実なら弾劾を考慮すべき

    トランプ大統領にまた大きなスキャンダルが持ち上がりました。ニューヨーク・タイムズ紙は、トランプ大統領が、自政権の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリンへの調査を終わらせるよう、FBIのジェイムズ・コミー長官に個人的に働きかけたと伝えています。この報道によるとトランプ大統領は、ロシア政府関係者との接触について公の場でもまた私的会話でも嘘をついたとしてフリンを解雇した翌日の2月14日、大統領執務室でのジェームズ・コミーと会合中に、この異例の要請をしました。トランプは、コミーにこの要請を行う前、同室にいたマイク・ペンス副大統領とジェフ・セッションズ司法長官に部屋から出て席を外すよう指示しました。会合終了後にコミーが記したメモによると、大統領は次のように言いました。「キミがこの件を打ち切ってフリンの調査をやめることを期待している。フリンは良い男だ。この件を打ち切ってくれるよう願っている」。アナリストとケース・オフィサー(現場担当官)として、CIAに14年勤めたジョン・キリアコウに話を聞きます。キリアコウは、ブッシュ政権の水責め使用をCIA職員として初めて公に認めた後、23カ月にわたって収監されました。

    dailynews date: 
    2017/5/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 私がトランプを提訴する理由:イスラム入国禁止令、掘削、麻薬戦争などに関するワシントン州司法長官による行政との闘い

    ワシントン州シアトルの連邦控訴裁判所で5月15日、あらゆる難民とイスラム教徒が大多数を占める6ヵ国の市民の米国への入国を禁じることを求めた、トランプの2回目の渡航禁止令をめぐる弁論が行われました。今回のような弁論は5月に入って2回目です。これは、トランプが全米規模のイスラム入国禁止を展開しようとした2回目の試みです。トランプの最初の試みを阻止することに成功し、法的な抵抗の嵐に火を付けた人物であるワシントン州の司法長官ボブ・ファーガソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/5/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 弾劾されて当然の違反行為? ロシアとの機密情報共有でトランプが非難される中で渦巻く疑問

    米政府当局者たちは明らかに、トランプ大統領によるロシアへの機密情報の漏えいに非常に危機感を募らせ、電話でCIAと国家安全保障局に何が起きたかについてを警告しました。当局者たちによれば、彼らはトランプの発言がイスラム国に関する重大な情報源を脅かす可能性があることを懸念しているといいます。コロンビア大学ロースクールの講師スコット・ホートンと、スタンフォード大学フーバー研究所の教授であるラリー・ダイヤモンドに話を聞きます。ダイヤモンドはバグダッドの連合国暫定当局で上席顧問を務めました。

    dailynews date: 
    2017/5/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 唖然とするほど無責任:元ブッシュ政権イラク顧問が語るトランプによるロシアとの機密情報の共有

    ワシントンポスト紙は、トランプ大統領が5月第2週におこなわれたホワイトハウスでの会談中にロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とセルゲイ・キスリャク駐米大使に高度な機密情報を漏えいした、という爆弾記事を掲載しましたが、大統領はそれを一部認めたと見ることができます。トランプは5月16日早朝、ツイッターに次のように記しました。「大統領として私は(予定の公表されているホワイトハウスでの会談で)、テロと航空機の飛行の安全性に関する事実をロシアと共有したかった。そして、私にはそうする絶対的な権利がある。人道的な理由に加え、私はロシアがイスラム国とテロとの闘いを大幅に強化させることを望んでいる」。ワシントンポスト紙によると、トランプはイスラム国がコンピュータ爆弾を使って航空機に攻撃をしかけるという潜在的な脅威についての、コードネーム情報として知られる高度な機密情報を漏えいしました。スタンフォード大学フーバー研究所の教授であるラリー・ダイヤモンドに話を聞きます。彼はバグダッドの連合国暫定当局で上席顧問を務めました。

    dailynews date: 
    2017/5/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ハンガーストライキ中のパレスチナ人指導者マルワン・バルグーティの息子 「父に15年間も接触していない」

    イスラエルの刑務所で1500人をこえるパレスチナ人収容者がハンガーストライキを決行して1カ月がたとうとしています。このハンガーストライキは、マルワン・バルグーティの呼びかけによって4月17日に始まりました。刑務所の劣悪な環境、パレスチナ人に対する罪状なしの拘束を認めるイスラエル政府の行政拘禁法に抗議するものです。バルグーティはイスラエルに拘束されているパレスチナ人の中で最も著名な人物です。「パレスチナのネルソン・マンデラ」と評されることもあります。マルワン・バルグーティは先月、ニューヨーク・タイムズ紙の論説記事でハンストの開始を発表し、「イスラエルの刑務所で15年を過ごした私は、イスラエル政府による恣意的な大量逮捕という違法な制度とパレスチナ人収容者に対する虐待の目撃者であると同時に被害者でもある。こうした虐待に抗議するためには、もはやハンガーストライキ以外にはないと決心した」と書きました。息子のアラブ・バルグーティと話します。アラブは最近、ネット上で「塩水の挑戦(salt water challenge)」を立ち上げました。賛同者が(ハンスト中の収容者と同じように)塩水を飲み、その動画をネットに投稿することで、ハンガーストライキへの連帯を表明する試みです。

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    2017/5/15(Mon)
    記事番号: 
    4
  • フィリピンの暴力的麻薬戦争を批判したコロンビア大学の神経科学者に殺害予告

    トランプ大統領はフィリピンのドゥエルテ大統領をホワイトハウスに招待しました。人権団体がドゥエルテ大統領の「対麻薬戦争」を批判するなかでの招待です。フィリピンでは、警察や自警団によって数千人が超法規的に殺されています。神経科学者カール・ハートに聞きます。マニラの麻薬学会に参加したハートは、殺害予告を受けてフィリピンを離れざるをえなくなりました。

    dailynews date: 
    2017/5/15(Mon)
    記事番号: 
    3

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