デイリーニュース

  • オハイオ州務長官 住宅差し押さえ危機と同州が貸し手を訴えた裁判を語る

    おびただしい数の人々が住居を立ち退かされている中、大手金融業者が抵当家屋の差し押さえに際して不正を働いていた疑いが明るみに出て、全米で家屋差し押さえの一時執行停止を求める声が高まっています。7日のホワイトハウスの発表では、議会が可決した銀行の差し押さえ手続きを容易にする法案にオバマ大統領が署名しないことを決めました。差し押さえ危機の最新情勢について、オハイオ州務長官のジェニファー・ブルナーと話します。今週、オハイオ州は債権者であるアリー・ファイナンシャルと同社住宅ローン部門GMACモーゲージとを、多数の差し押さえ承認において不正を行ったとして提訴しました。
    dailynews date: 
    2010/10/8(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 服役中の中国反体制活動家にノーベル平和賞

    今年のノーベル平和賞は「基本的人権のために長年にわたって非暴力で戦ってきた」服役中の中国の人権活動家・作家の劉暁波(リウ・シアオポー)に決まりました。劉は集会・表現・宗教の自由を求める訴えの先頭に立ってきたため、昨年、懲役11年の刑を宣告され、服役中です。
    dailynews date: 
    2010/10/8(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 特集番組:英スパイ小説家ジョン・ル・カレが語る イラク戦争やアフリカの搾取、新著「われらの時代の裏切り者」

    本日の番組では、世界的に著名な英国出身の小説家、ジョン・ル・カレ(本名:デビッド・コーンウェル)に長時間のインタビューを行いました。ル・カレの作家キャリアは50年に及び、スパイ小説の大家としての地位を築きました。今週刊行予定で、彼の22冊目の著作となる最新小説の題名は、Our Kind of Traitor(「われらの時代の裏切り者」)です。デビッド・コーンウェルは1950年代後半から60年代初頭まで、英情報機関に勤めていました。冷戦まっただ中の時代でした。3作目の小説「寒い国から帰ってきたスパイ」は国際的なベストセラーとなりました。冷戦終結後もル・カレは意欲的に執筆活動を行い、さらにグローバリゼーションの不公平さや、歯止めの効かない多国籍企業の力、さらに企業の利益を保護するために国家のスパイ機関が果たす役割などに関心を向けるようになりました。「株主の名のもとに行われていることは、私にとって、あえて言えば、神の名のもとに行われている物事と同じくらい恐ろしい」と、ル・カレは述べます。おそらく冷戦以後の時代の作品で最も知られているのは、何も知らされていないケニア人たちを危険で時には死に至る薬物試験に搾取する製薬会社を描いた「ナイロビの蜂」でしょう。
    dailynews date: 
    2010/10/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「進歩主義者狩り」:ACLUとタイズ襲撃計画犯人 グレン・べックらの話で触発

    バイロン・ウィリアムズは7月、カリフォルニア州の高速パトロール警官らに発砲し逮捕されました。ウィリアムズは米国自由人権協会(ACLU)と、人権団体や環境保護主義者、進歩主義的な団体に資金を提供する小規模財団タイズ・ファウンデーション(Tides Foundation)の従業員らの殺害を企てたことで告訴されました。一方、監視団体メディア・マターズ(Media Matters)のウェブサイトに掲載された刑務所内での一連の独占インタビューで、独立系ジャーナリストのジョン・ハミルトンは、バイロン・ウィリアムズがフォックス・ニュースのグレン・べックをはじめとする右派のマスコミ有名人たちの話に触発されたことを明らかにしています。
    dailynews date: 
    2010/10/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 救済された銀行がなぜ住宅ローン返済困難者の自宅に侵入しているのか?

    10月第二週、フロリダ州在住のナンシー・ヤコビニは、彼女が住宅ローン支払いを滞納した際、彼女の銀行が雇った代理人が自宅に侵入したことを明らかにしました。泥棒に入られたと思ったヤコビニは、警察に通報しました。ヤコビニの弁護士マシュー・ワイドナーと、住宅差し押さえの全米一時停止を長年にわたって求めている住宅サービス組織NACA(Neighborhood Assistance Corporation of America)の設立者兼CEOのブルース・マークスから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 不正スキャンダルが高まる中 米政府は住宅差し押さえの全米一時凍結に渋面

    複数の大手金融業者が数千人を自宅から強制退去させる際に不正を働いた可能性があるという新事実について、40という数の州検事総長が手を結んで合同捜査を行うことが、10月13日に発表される予定です。主要な民主党議員たちが住宅差し押さえの全米での一時停止を要求する一方、米政府は金融産業を罰することに反論しています。ニューヨーク州選出の民主党議員エド・タウンズから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ヌエバ・ヨルク展;ニューヨーク創成における3世紀を越すラテンアメリカ系社会の歴史的役割を展示

    ニューヨーク・スパニッシュハーレムのヒスパニック美術博物館エル・ムセオ・デル・バリオ(El Museo del Barrio)で始まった展示のテーマは同市におけるラティーノ社会の歴史です。展示会は1613年から第二次世界大戦が終わるまでのニューヨーク市とスペイン語圏の世界との関係に焦点を合わせています。同市のスペイン語読みであるこの「ヌエバ・ヨルク」展の主任歴史家でNY市立大学の歴史学教授マイク・ウォレスに話を聞きましょう。ウォレスはピュリッツァ賞を受けたGotham: A History of New York City to 1898(『ゴッサム:1898年までのニューヨーク市の歴史』)の共著者でもあります。
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    2010/10/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 消えた判事の意見書 グアンタナモ被拘束者の裁判 死者や証人への拷問を隠すため書き換えられた判決

    調査報道サイトのプロプブリカが今年になって釈放されたグアンタナモ被拘束者のケースで衝撃的な事実を明らかにしました。拘束されていたのはウスマン・アブドゥル・ラヒム・モハメド・ウスマンですが、3月16日、彼の釈放命令が裁判所の電子訴訟記録一覧に掲載された翌日になって、ケネディ判事の書いた意見書がそこから消えたのです。数週間後、新たな判決文が同じ場所に現れましたが、結論は同じだったものの、8ページに及ぶテキストがそっくり抜けてなくなっていました。その中には、ウスマンに対する政府側の主張を判事が破棄した重要な部分も含まれていたのです。
    dailynews date: 
    2010/10/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 同性愛公言禁止」撤回命令を祝うもゲイ人権運動に立ちはだかる 十代の自殺 同性愛嫌悪の選挙運動 暴力事件

    ネイション誌のリチャード・キムとともに米国のゲイ人権運動が現在直面している重大問題のいくつかについて話し合います。連邦判事が12日に同性愛者の従軍を禁じた「同性愛公言禁止」(Don't ask, don't tell)政策を直ちに執行停止するよう命じましたが、一方で十代のゲイたちの自殺が多発しています。また、中間選挙を前に政治家による同性愛嫌悪をあおるような発言が続いているほか、ニューヨークではつい先日、性的指向を理由に3人の男性が殴る蹴るの暴行を受けて拷問されたという事件も起きています。
    dailynews date: 
    2010/10/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • アナンヤ・ロイが語るカリフォルニアの教育論争と新著『貧者の資本』

    「公教育と社会的諸サービスを守る全国行動の日」の一環として先週、カリフォルニアのいくつかの学校の構内で抗議行動が行われました。 カリフォルニアのアーノルド・シュワルツェネッガー州知事は、大幅な予算削減に反対して州全域で行われた抗議行動、集会、授業放棄などの後に、3億ドルあまりの助成金を復活させました。 カリフォルニア大学バークレー校教授で今年初めの抗議運動の絶頂期に連帯連合(Solidarity Alliance)に参加したアナンヤ・ロイに話を聞きます。 ロイの新著Poverty Capital: Microfinance and the Making of Development(『貧者の資本:マイクロファイナンスと開発推進』)についても語ってもらいます。
    dailynews date: 
    2010/10/14(Thu)
    記事番号: 
    5

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