マイク・ポンペオ米国務長官は5月21日、就任後初の政策発表で、「史上最強の制裁」と述べイランを威嚇しました。ポンペオは、すべての核施設への「無条件の査察受け入れ」とイランによるイエメンへの介入停止を含む、イランとの新たな核条約のための12の「基本的な要請」を示しました。この発表は、トランプ政権による米国のイラン核合意の離脱から2週間も経たないうちに行われました。「ポンペオとボルトンは、国際社会の選択をはるかに容易なものにしました」と、「全米イラン系米国人協議会」(National Iranian American Council)の創設者で代表のトリタ・パルシは言います。「トランプ政権に協力して、制裁に協調、核合意から離れて戦争に向けての歩みを加速させるか、あるいはそれらに抵抗するかのどちらかということです」。