ドナルド・トランプ大統領が立ち上げた「選挙不正調査委員会」 (Election Integrity Commission) と呼ばれる委員会の第2回の会合が、12日ニューハンプシャー州マンチェスターで開かれました。この会議は同委員会自体が一連の訴訟に直面し、副委員長であるカンザス州務長官クリス・コバックの辞任を求める声が高まるなかで行われました。トランプ大統領は2016年の大統領選で不正投票が行われたいう自身の主張を調査するためにこの委員会を招集しました。しかし投票権擁護の活動家の多くは、この委員会が全国的な投票権抑圧の下地作りを目指しているのではないかと懸念しています。問題の12日の会合での証人リストは100%白人男性から成り、その中には投票者がまず身元調査に合格するという提案をしている、極右で銃所持支持活動家、ジョン・ロット・ジュニアも含まれます。マザー・ジョーンズ誌の上級記者、アリ・バーマンに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、"Lawsuits, Falsehoods, and a Lot of White Men: Trump’s Election Commission Meets Amid Growing Controversy"(「訴訟、ねつ造と多くの白人男性たち:議論が高まるなかで開かれたトランプの選挙委員会」)です。