デイリーニュース

  • 「50年代に逆戻りした気分」コレッタ・スコット・キング回想録の共著者がエリザベス・ウォーレン上院議員の発言禁止を語る

    米国上院議会は2月8日(水)夜、ジェフ・セッションズ上院議員の司法長官就任を52対47で承認しました。セッションズ議員の承認については、同議員が投票権法(Voting Rights Act)に反対し、過去に人種差別発言を繰り返してきたことを巡り、広く反対運動が行われました。7日夜にはじまり24時間に及んだ審議は、マサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員が発言を禁じられ叱責された場面でクライマックスを迎えました。ウォーレン議員は、マーティン・ルーサー・キング牧師の妻コレッタ・スコット・キングが1986年に書いた書状を読み上げている最中でした。この書状は、当時、連邦判事の候補だったセッションズを不適格として非難する内容でした。この事件について、バーバラ・A・レイノルズ牧師に話を聞きます。レイノルズは、コレッタ・スコット・キングの回想録Coretta Scott King: My Life, My Love, My Legacy(『コレッタ・スコット・キング―人生、愛、私が遺すもの』)を共同執筆しました。

    dailynews date: 
    2017/2/9(Thu)
    記事番号: 
    5
  • トランプが次にテロ組織に認定するのは どの外国団体?

    トランプ政権は、外国テロ組織に公式認定する団体を増やすことを検討しています。中東で最も歴史があり影響力をもつイスラム組織のひとつムスリム同胞団も候補に挙がっています。米自由人権協会(ACLU)の「国家安全保障プロジェクト」(National Security Project)責任者のヒナ・シャムシに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/9(Thu)
    記事番号: 
    4
  • シリア難民問題の根底に 民間人の拷問 失踪 勾留の蔓延

    アムネスティ・インターナショナルによる、サイドナヤ刑務所での絞首刑問題報告書が発表されたのは、トランプ大統領が難民受け入れの無期限停止およびシリア等ムスリムが過半数を占める7カ国の国民の米国入国をすべて一時禁止とする大統領令に署名してから2週間も経たぬうちでした。ニコレット・ウォルドマンに、シリア難民問題の根本原因について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/9(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 人間屠殺場:シリア刑務所で最大1万3000人が絞首刑と アムネスティ・インターナショナルが発表

    アムネスティ・インターナショナルのショッキングな報告書によれば、ここ数年で、最大1万3000人がシリア政府の軍事刑務所内で絞首刑に処されました。ほとんどが民間人と報告されています。アサド政権はダマスカス近郊の刑務所を人間屠殺場にし、数千人の民間人を絞首刑にする計画的絶滅政策を行っているとアムネスティは非難しています。この殺害は戦争犯罪であり、人道に対する罪であるとアムネスティは主張します。同報告書を共同執筆した、アムネスティ・インターナショナルの勾留問題専門調査員ニコレット・ウォルドマンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/9(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 陸軍のダコタ・アクセス・パイプライン承認間近 「水の保護者たち」世界規模の抗議運動を呼びかける

    7日(火)、米陸軍工兵司令部はダコタ・アクセス・パイプライン建設の最終段階を承認すると発表しました。アムネスティ・インターナショナルはこの発表を「非合法で恐るべき人権侵害」と評しました。ここ数ヶ月間に、警察はスタンディング・ロックでの抗議活動に対する暴力的な取締りを強化しています。先週は、歴史的にスー族が協定で得た土地に設置された新しい抵抗キャンプを武装した警察が襲撃し、70人以上が逮捕されました。受賞歴もあるプエプロ族のジャーナリストでインディアン・カントリー・メディア・ネットワークの仕事で取材にあたっていた、ジェニ・モネも逮捕されました。

    dailynews date: 
    2017/2/8(Wed)
    記事番号: 
    4
  • これは部族の権利と人権を侵害するものだ:スタンディング・ロック議長 ダコタ・アクセス・パイプライン承認を非難

    米陸軍工兵司令部が7日(火)、ダコタ・アクセス・パイプライン建設の最終段階を承認すると発表したことを受け、先住民が率いる「水の保護者」たちは38億ドルのパイプライン・プロジェクトへの「最後の抵抗」を緊急に呼びかけています。陸軍長官代理のロバート・スピアは連邦議会に宛てた書簡で、陸軍工兵司令部はダコタ・アクセス・パイプラインの環境影響調査を破棄し、8日(水)ミズーリ川に続くオアヘ湖の湖底の掘削を許可する地役権をエナジー・トランスファー・パートナーズ社に与えると述べました。陸軍工兵部はさらに、通例となっている命令後14日間の猶予期間を要しないとしており、これにより同社は油送管の最後の1.5マイルを埋めるトンネルの掘削を即刻開始できます。スタンディング・ロック・スー族部族会議議長のデイブ・アーシャンボウ2世に聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/8(Wed)
    記事番号: 
    3
  • トランプのムスリム入国禁止令と闘うACLU 大統領令を最初に止めたACLUの弁護士に聞く

    トランプ大統領が移民に関する大統領令に署名してから24時間もたたないうちに、ACLU(アメリカ自由人権協会)は、これに対抗する提訴を行いました。JFK空港で勾留されていたイラク人2人に関して調停を行うよう連邦裁判所判事に求めたのです。1月28日(土)夜、ブルックリンの連邦地裁判事アン・ドネリーは2人の釈放を命じ、トランプ大統領令の一部について全国的に一時停止命令を出しました。この判決はトランプが入国禁止とした国からの訪問者であっても、有効な入国ビザをもつ訪問者の国外追放を一時的に停止するものです。この裁判の議論に貢献したACLU弁護士のリー・ゲラーントに聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/8(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ACLU: 裁判所にムスリム入国禁止令を審査する役目はないと主張するトランプ政権 これは危険な状況だ

    米国の第9連邦巡回区控訴裁判所は、7日(火)イラク、シリア、イラン、スーダン、リビア、ソマリア、イェメンから米国への人々の入国を禁止するドナルド・トランプの大統領令の復活を許可するか否かに関する弁論聴取を行いました。この訴訟はワシントン州とミネソタ州が起こしたもので、この緊急聴取はシアトルの連邦地裁判事が全国的に効力をもつ、入国禁止令の一時停止を命じる仮処分を出した数日後に実施されました。司法省のオーガスト・フレンチィ弁護士は、裁判所がトランプの大統領令を審査する権限について疑問を呈しましたが、ワシントン州は行政府を審査するのは裁判所の義務だと論じました。口頭弁論の一部をご紹介すると共に、ACLU(アメリカ自由人権協会)のリー・ゲラーント弁護士に聞きます。ゲラーントは、トランプの入国禁止大統領令に対して最初に裁判所に異議を提出した人物で、その論議が全国的な差し止め命令の火付け役になりました。

    dailynews date: 
    2017/2/8(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ハーバード大学教授からトランプへ:メディアがテロ攻撃を隠蔽しているという証拠はない

    トランプ大統領は2月6日、メディアは意図的にテロリストの攻撃を隠蔽していると不当に主張しました。「報道すらされないところまできている」とトランプは述べ、「そして多くの場合、非常に不正直なメディアはそれを報道したくないのだ」と続けました。こうした主張は、トランプのイスラム教徒入国禁止令を含む彼の移民に対する弾圧を正当化するため、米政府が潜在的な、さらには想像上のテロ攻撃についての恐怖心をあおる広範囲にわたる扇動の一部に見えます。ハーバード大学の教授スティーブン・ウォルトに話を聞きます。外交政策に関する彼の最近記事の題名はTrump Has Already Blown It(『トランプはすでにそれを台無しにした』)です。

    dailynews date: 
    2017/2/7(Tue)
    記事番号: 
    6
  • スティーブン・ウォルト 「イスラエル、イランからメキシコまで、トランプは外交政策をすでに台無しにした」

    トランプ大統領の新たな外交政策について検証します。トランプは、米国とオーストラリアとの間での難民に関する外交取引の条件について文句を言ってから、同国のターンブル首相との電話会談を突然打ち切ったと報じられています。一方、メキシコのエンリケ・ペニャニエとの電話会談中、トランプはメキシコに米軍を派兵すると脅したと報じられています。トランプの国家安全保障問題担当補佐官マイケル・フリンはさらに、米国はイランに「警告」を発していると発表しましたが、これが何を意味をするのかは明らかではありせん。そしてトランプのイエメンでの最初の秘密作戦は、まったくの大失敗に終わり、結果的に米海軍特殊部隊の1人と最大23人のイエメンの民間人が死亡しました。ハーバード大学の教授スティーブン・ウォルトに話を聞きます。外交政策に関する彼の最新記事の題名はTrump Has Already Blown It(『トランプはすでにそれを台無しにした』)です。

    dailynews date: 
    2017/2/7(Tue)
    記事番号: 
    5

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