デイリーニュース

  • 気候変動から核戦争へ ノーム・チョムスキーが人類の存続にとっての文字通りの脅威を警告

    デモクラシー・ナウ!は12月5日夜、ニューヨーク市の歴史的に重要なリバーサイド教会で放送開始20年周年を祝いました。2000人以上の聴衆に向け講演した人物の1人は、世界的に知られた言語学者のノーム・チョムスキーでした。彼は人類が現在直面する二大脅威、すなわち核戦争の可能性と、人類が招いた気候変動による破壊の加速について語りました。

    dailynews date: 
    2016/12/6(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ノーム・チョムスキー:トランプの気候変動否定論は破滅への国際競争を加速させる

    世界的に知られた言語学者で体制批判者のノーム・チョムスキーが12月5日夜、ニューヨーク市のリバーサイド教会でのデモクラシー・ナウ!20周年記念祝賀会で講演しました。彼は2000人以上の聴衆を前に、トランプの気候変動否定論の危険性と、それが人類の未来にとって何を意味するかについて話しました。

    dailynews date: 
    2016/12/6(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ノーム・チョムスキー:トランプの勝利はヒトラーとファシズムが欧州を席巻した当時を想起させる

    12月5日、デモクラシー・ナウ!の20周年を祝うために、2000人以上の人々がマンハッタンの歴史的に重要なリバーサイド教会に詰めかけました。デモクラシー・ナウ!は、1996年のニューハンプシャー州の予備選前夜に放送を開始しました。放送開始日は1996年2月19日でした。番組はラジオ放送として、一握りのラジオ局で始まりました。現在までに放送は5000回を超え、デモクラシー・ナウ!は世界中の1400のテレビ局とラジオ局で放送されています。12月5日夜の祝賀会で登壇した人物の1人は、世界的に知られた体制批判者で言語学者、作家のノーム・チョムスキーでした。彼はドナルド・トランプの選出について語りました。

    dailynews date: 
    2016/12/6(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「ダコタ・アクセス・パイプラインの金融危機」 石油会社との請負契約は1月1日に失われるか

    2016年11月、総投資額38億ドルに上るダコタ・アクセス・パイプライン計画からの投資撤退を求めて、抗議者が世界各地の銀行に対し数十回にわたりデモを繰り広げました。ノルウェー最大の銀行DNBはすでにパイプライン関連の保有資産の売却を迫られており、別のプロジェクト関連融資3件も終わらせることを検討しています。一方、エネルギー経済・財務分析研究所とサイトライン研究所(Sightline Institute)が発表した新報告書"Rickety Finances Behind the Dakota Access Pipeline."(「ダコタ・アクセス・パイプラインの背後でぐらつく金融」)によると、プロジェクトに金融面での弱点があることが明らかになりました。エネルギー・トランスファー・パートナーズ(ETP)は、石油会社に竣工期限を2017年1月1日と約束しており、1月1日の期限に間に合わなければ同社は石油会社との契約を失う可能性があります。報告書の共著者であり、サイトライン研究所でエネルギー金融を指導するクラーク・ウィリアムズ=デリーに話を聞きます。またスウィノミッシュ先住民族コミュニティーのメンバー、マイケル・ベンディオラにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/5(Mon)
    記事番号: 
    4
  • タラ・ホウスカ:DAPL建設の却下は重要な出来事だ でも警戒を解いてはならない

    スタンディング・ロックで4日、歓声が湧き上がりました。米陸軍工兵隊がダコタ・アクセス・パイプライン建設企業に対し、総工費38億ドルにのぼるプロジェクトの最終区間の建設許可を与えないことを決定、パイプラインの別の経路を検討すると発表したのです。しかし検討される代替ルートはどのようなものになるのでしょう。環境影響評価のプロセスはどうなるのでしょうか。ドナルド・トランプ次期大統領の就任後すぐ、この決定が覆される可能性はあるでしょうか。抵抗運動は今後、どのように進められるべきでしょう。先住民の環境団体「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)の全国キャンペーン代表のタラ・ホウスカに、こうした疑問をぶつけます。ホウスカはカウチチング先住民地区(カナダ)出身で、オジブワ族に属しています。

    dailynews date: 
    2016/12/5(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 数千人の退役軍人がスタンディング・ロックに集合 米陸軍はパイプライン建設を却下

    米国陸軍工兵隊がダコタ・アクセス・パイプラインの建設企業であるエネルギー・トランスファー・パートナーズ(ETP)に対し、ミズーリ川地下の掘削許可を与えないことを決定しました。これに先立ち、先住民と非先住民の両方からなる退役軍人数千人がスタンディング・ロックに駆けつけ、日増しに暴力的になる警察の弾圧から「水保護者」を守るための人間の盾となる覚悟を明らかにしていました。米海軍退役軍人でナバホ族出身のレミーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/5(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ダコタ・アクセス・パイプラインの経路が変更 スタンディングロック・スー族代表は陸軍工兵隊の決断を歓迎

    ノースダコタ州のスタンディングロック・スー族と環境保護に歴史的な勝利がもたらされました。米国陸軍工兵隊がダコタ・アクセス・パイプラインの建設企業であるエネルギー・トランスファー・パートナーズ(ETP)に対し、ミズーリ川の途中にあるオアヒ湖の地下掘削への許可を与えないことを決定したのです。パイプラインの建設は正式に差し止められました。パイプライン建設はここ数カ月、ノースダコタ州のスタンディングロック・スー族、米州各地から集まった200以上の先住民族、彼らを支持する非先住民数千人の抵抗を受けてきました。抗議者はみな、パイプライン建設によってスー族の聖地が損なわれ、数百万人の水源となっているミズーリ川がパイプラインから漏れた汚染物で汚される可能性があると心配しています。スタンディングロック・スー族代表のデーブ・アーチャンボルト二世に、この決定についての反応を聞きました。

    dailynews date: 
    2016/12/5(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米国は移民を無期限に拘置できるのか?トランプ政権移行の準備の中、最高裁が審理

    何百万人もの移民を国外退去させるという 次期大統領ドナルド・トランプの公約は、彼らが訴訟で争えば無期限に拘置される可能性が浮上して、新たな注目が集まっています。現在、移民は保釈審問を受ける権利がありません。これが米国市民であれば、刑事事件で裁判にかけられることになった場合、裁判が終結するまで拘置所に収監すべきかどうかを裁判官が検討し、とくに問題がなければ保釈金など一定の条件を満たせば釈放されます。11月30日(水)、最高裁判所で移民にも同等の権利を与えるかどうかが審理されました。ニューヨーク大学法学部教授アリーナ・ダスに話を聞きます。彼女はヒラリオン・ジョセフと共にニューヨーク大学の移民権利クリニックで共同所長を務めています。ヒラリオン・ジョセフは武器輸送の罪で有罪判決を受け国外追放されそうになって不服を申し立てた際、保釈審問がなかったため3年2カ月にわたり移民勾留施設に収監されました。彼は訴訟に勝ち、ようやく釈放されました。そして今年、彼は米国市民になりました。

    dailynews date: 
    2016/12/2(Fri)
    記事番号: 
    6
  • 「巨大な差し押さえ製造機」の黒幕銀行家たちがトランプ内閣の財務長官と商務長官に

    ドナルド・トランプが選んだ二人の閣僚候補について見ていきます。財務長官に選ばれたスティーブン・ムニューチンと商務長官に選ばれたウィルバー・ロスです。ムニューチンはウォール街と深いつながりを持ち、ゴールドマン・サックス社でパートナーとして働いた時期もあります。また、彼のヘッジファンドは、2008年の住宅ローン危機で破綻しつつあった起きたカリフォルニアのワンウエスト銀行を買い取りました。一方、商務長官に指名されたウィルバー・ロスは億万長者のプライベートエクイティ投資家で、専門は破綻企業を安値で買って売り飛ばすことです。彼と彼の企業は国外に雇用や工場を輸出しています。これはドナルド・トランプが選挙活動で反対していたことです。おまけに彼が買った会社は雇用や工場を海外に移転することもしばしばですがl、それはトランプが選挙戦で攻撃してきた行為です。ネイション誌に”Wilbur Ross and Steve Mnuchin—Profiteers of the Great Foreclosure Machine—Go to Washington”(「ウィルバー・ロスとスティーブン・ムニューチン 大規模な差し押さえ製造マシンで暴利を貪った連中がワシントンへ」)という記事を寄稿したデイビッド・ダエンに話をききます。

    dailynews date: 
    2016/12/2(Fri)
    記事番号: 
    5
  • トランプ勝利に貢献した退役軍人だが 彼らの公的医療システムはトランプによって解体される恐れあり

    出口調査によると、退役軍人の間ではドナルド・トランプはヒラリー・クリントンに2倍の差をつけて得票していました。トランプ勝利の決め手となったウィスコンシン州とミシガン州では退役軍人の割合が高いことから、彼らがトランプを当選させたと言えるかもしれないとアナリストは話します。でもトランプは、「復員軍人援護局で予約がすぐに取れなかったら、開業医に診てもらうことができるようにする」という約束以上のものは明確な公約としてあげていません。このことから、多くの人々がトランプは復員軍人援護局のシステムを解体するのではないかと懸念しています。このシステムは、何世代にもわたって築きあげられてきた、戦争で負傷した人たちのニーズに答える真のスペシャリストである病院と献身的な専門医の全国的なネットワークです」と長年退役軍人の状況について長年報道しているアーロン・グランツ記者は語ります。

    dailynews date: 
    2016/12/2(Fri)
    記事番号: 
    4

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