デイリーニュース

  • 米司法省の内部告発者、ブッシュ政権の「令状なし盗聴プログラム」暴露の正当性を主張、政府当局者と通信企業の訴追を要求

    ブッシュ政権が極秘に行っていた「令状なし盗聴プログラム」を内部告発したトマス・タムに話を聞きます。タムは2004年にニューヨークタイムズ紙にこの件を漏らしたした当時、司法省で弁護士として勤務していました。2007年に、米連邦捜査局(FBI)は彼の自宅を家宅捜査し、コンピューター3台と個人ファイルを没収しました。いまなお、機密文書漏洩で逮捕される可能性があります。

    dailynews date: 
    2009/4/16(Thu)
    記事番号: 
    1
  • オークランドポスト紙ジャーナリスト殺害事件 新たな容疑者2人を起訴へ

    チョーンシー・ベイリー事件の最新の進展を見てみましょう。オークランドポスト紙の編集者だったベイリーがオークランドのダウン タウンで射殺されたのは2007年8月のことでした。彼はそれまで、同地区で起きていたいくつかの殺人事件と地元のベーカリーとの関連を調査していて、そして白昼堂々と殺害されたのです。彼の死後、新聞記者仲間がグループを作って「チョーンシー・ベイリー・プロジェクト」を立ち上げました。彼の調査を引き継ぐとともに、ベイリー殺害における問題のベーカリーの関与や、捜査における警察と被疑者との関連なども調査するためです。
    dailynews date: 
    2009/4/17(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「小グアンタナモ」──拘束中のイスラム教徒や活動家を外部世界からシャットアウトする秘密主義の "CMU" 刑務所

    一般からあまり詮索されないことをいいことにブッシュ政権はインディアナ州とイリノイ州に「交流管理施設(Communication Management Units=CMU)」として知られる秘密主義の2つの拘留所を設けていました。被拘留者たちが家族やメディア、外部社会とコミュニケーションを取ることを厳しく制限するよう作られた施設です。数十人のイスラム教徒が、環境保護活動家や動物愛護活動家らほかの収監者とともにいまもそこに拘束されています。被拘留者2人の代理人弁護士と、この問題を取材しているジャーナリストに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2009/4/17(Fri)
    記事番号: 
    2
  • オバマ政権 ブッシュ時代の拷問手法認可文書を公開 実行のCIA尋問官の訴追は免除

    オバマ政権がブッシュ時代の司法省の内部文書4通を公開しました。 この文書は当時のCIAが尋問手法として拷問を使用することを認可し、合法性を与えたものです。オバマ大統領はCIA職員を訴追するつもりはないと言っていますが、この文書を出した司法省の元法務官たちを訴追するかどうかという問題には触れていません。この文書の公開は、スペインの裁判所がブッシュ時代の法務官6人に対する起訴を検討していることへの対応です。人権弁護士のスコット・ホートンに分析してもらいましょう。
    dailynews date: 
    2009/4/17(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 長年の反核運動家、反戦・反核で逮捕75回超のジョン・ディア神父が語る

    反核運動家として長年活動している、イエズス会のジョン・ディア神父に話を聞きました。毎年8月1日にニューメキシコ州ロスアラモスで「広島の日」と呼ばれる徹夜の平和集会を開催しているディアは、戦争と核兵器に反対する市民的不服従行為で75回以上に渡って逮捕されています。先週も、ネバダ州のクリーチ空軍基地で、米軍無人機への抗議行動中に逮捕されました。25冊以上の著作を発表しているディアの最新刊は、自伝『A Persistent Peace (平和であり続けるために)』です。ディア神父は昨年、デズモンド・ツツ元大主教によりノーベル平和賞にノミネートされています。

    dailynews date: 
    2009/4/20(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ニューメキシコ州のリチャードソン知事と活動家らがローマで表彰される、死刑廃止を評価

    ニューメキシコ州は先月、米国で死刑制度廃止に踏み切った2番目の州になりました。死刑制度廃止は、活動家たちの長年に渡る戦いの末、2月にニューメキシコ州上院で、3月に下院で可決されました。先週ローマのコロッセオで開催された式典で、ニューメキシコ州のリチャードソン知事と、同州で活躍した活動家たちは表彰を受け、またローマ教皇とも対面しました。イタリアから帰国したばかりの、2人の死刑廃止運動家に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/4/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米国とイスラエルに続き、国連世界人種差別撤廃会議の不参加国が続出

    スイスのジュネーブで20日から開催された国連の世界人種差別撤廃会議の再検討会議ですが、より多くの欧米諸国が、米国とイスラエル同様に参加を見合わせるようです。18日に米国が会議不参加を正式決定したことを発表した直後に、オーストラリア、ドイツ、イタリア、オランダ、ニュージーランド各国も、会議のボイコットを表明しました。同会議の開会式で、国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)は、各国の会議ボイコットに対して「深く失望した」と述べました。ジュネーブの最新情報をお届けします。

    dailynews date: 
    2009/4/20(Mon)
    記事番号: 
    1
  • スポケーン構想:地域連合が「コミュニティの権利章典」を市憲章に含むことを目指して活動

    地域社会活動家、組合員、環境団体から成る連合は、スポケーン市憲章の大幅な改正を2009年11 月の総選挙の投票項目にするため、署名活動を開始しました。この改正の達成は、2008年を通じて、エンビジョン・スポケーンという団体が一連のワークショップやタウンホール・ミーティングで草稿した「コミュニティの権利章典」に含まれています。
    dailynews date: 
    2009/4/21(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 50年以上のウラン採掘による放射線被爆が、スポケーンのインディアン保留地に今も影響

    スポケーンのインディアン保留地に住むトワレ・エイブラハムソンから話を聞きます。ここは、 ワシントン州でウラン採掘が行われていた唯一の場所です。彼女は、同地での50年以上にわたるウラン採掘によって引き起こされた放射線被爆による影響に取り組む団体、SHAWL(主権、健康、空気、水、土地)ソサエティという団体の設立を手助けしました。

    dailynews date: 
    2009/4/21(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ハンフォード核特別区:米国の最も汚染された核兵器生産現場を検証

    調査報道記者のカレン・ドーン・スティールから、米国で最も汚染された核兵器生産現場であるハンフォード核特別区について話を聞きます。スティールはハンフォードの核施設の後片付けという名目で無駄にされた500 億ドルの資金についてまとめた新聞の連載で1994年のジョージ・ポーク賞を受賞しました。
    dailynews date: 
    2009/4/21(Tue)
    記事番号: 
    2

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