デイリーニュース

  • 全米最大の公民権運動団体NAACPが創立100周年を迎える

    前週、全米で最も歴史があり、また最大規模の公民権運動団体であるNAACP(全米黒人地位向上協会)の創立100周年記念式典が開催されました。式典の最大の注目は、16日夜にハーレムで行われたオバマ大統領の演説でした。就任後初の人種問題に関する重要な演説に多くの聴衆が集まりました。番組では長年 NAACP代表を務めているジュリアン・ボンドと、歴史家でLift Every Voice: The NAACP and the Making of the Civil Rights Movement(『すべての声に耳を傾けて:NAACPと公民権運動の成立』)の著者でもあるパトリシア・サリバンをゲストに迎えて、NAACPの歴史と今後の展望について話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/7/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ウォルター・クロンカイトが死去、メディア統合や戦争を批判した著名な米CBSキャスター

    米CBSの伝説的なキャスターであるウォルター・クロンカイトが17日、ニューヨークの自宅で亡くなりました。92歳でした。1962年に放送が開始され、1981年まで20年近くにわたりクロンカイトがキャスターを務めた「CBSイブニングニュース」は、お茶の間の多くの視聴者を獲得した夜の人気番組となりました。クロンカイトの仕事や業績をたたえるニュースが米全土で放送されていますが、彼のニュースで最も重要な瞬間であったと多くの人が考えている事柄について、主要メディアではほとんど報道されていません。それは1968年の2月、ベトナムから帰国した直後のクロンカイトがベトナム戦争に対する疑問を番組で表明し、米国の世論を一変させる役割を果たした点です。
    dailynews date: 
    2009/7/20(Mon)
    記事番号: 
    1
  • フランク・マコート(1930‐2009):故人の弟が語る『アンジェラの灰』で描かれた貧困の少年時代

    7月19日に78歳で死亡したフランク・マコートの生涯を振り返ります。マコートはピュリツァー賞受賞の自伝『アンジェラの灰』でよく知られた作家です。同書は、マコートが「よくぞ生き延びることができた」と語ったブルックリンとアイルランドでの極貧の少年時代を綴った作品で、彼がニューヨーク市で高校教師を30年務めた後に出版されました。教師時代の回想録は後にTeacher Man(『ティーチャー・マン』)として発表されました。フランク・マコートの弟で、俳優、作家であるマラシー・マコートから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/7/21(Tue)
    記事番号: 
    4
  • オバマが医療保険制度改革を推進する中、下院委員会はクシニッチ法案を承認しシングルペイヤー方式選択への道を温存

    米国議会では民主党指導者らが、政府が運営する健康保険の創設に導く法案への反対を仄めかしている「保守派」民主党議員を味方に引き入れるため、医療保険制度改革法案の中の高額所得者への追加増税の内容を変更する提案をしています。オハイオ州選出の民主党左派デニス・クシニッチ下院議員から話を聞きます。下院委員会は最近、個々の州がシングルペイヤー方式を採用することを認めるクシニッチの修正案を承認しました。
    dailynews date: 
    2009/7/21(Tue)
    記事番号: 
    3
  • グアテマラのアルベンス大統領からホンジュラスのセラヤ大統領まで:ラテンアメリカにおけるチキータ社の影響

    ジャーナリストのニコラス・コズロフは、「今から2週間前に、民主的に選出されたマヌエル・セラヤ政権をホンジュラスの軍部が転覆させたとき、チキータ・バナナ社の重役たちは安堵のため息をついただろう」と記しています。というのも「このシンシナティを拠点とするフルーツ会社は、今年の初めに、ドール社と一緒になって、最低賃金を60%引き上げたセラヤ政権を批判した」からです。コズロフから、中米におけるチキータ社の「長くて、汚点だらけの」政治史について話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/7/21(Tue)
    記事番号: 
    2
  • クーデター政権との軍事関係凍結を宣言する一方、米国はホンジュラスの兵士を軍事学校で訓練

    欧州連合(EU)がホンジュラスのクーデター政権への援助を停止する一方、米国は資金提供を続けています。また、米国は同国との軍事関係を絶ったと発表していますが、ナショナル・カトリック・レポーター紙は、ホンジュラスの軍人が依然としてジョージア州フォートベニングにある悪名高い陸軍教練機関スクール・オブ・ジ・アメリカス(SOA)で軍事訓練を受けていることを明らかにしています。
    dailynews date: 
    2009/7/21(Tue)
    記事番号: 
    1
  • コーネル・ウエストとカール・ディックス オバマ時代の人種と政治

    7月11日に開催されたNAACP(全米黒人地位向上協会)の100周年祝いから1週間経ちました。プリンストン大学教授のコーネル・ウエストと、レボリューショナリー・コミュニスト・パーティー(革命的共産党)のカール・ディックスの2人に現在の黒人アメリカの状況を語ってもらいましょう。ウエストはプリンストンの宗教およびアフリカ系アメリカ人研究の教授であり、人種問題に関する数多くの著作があります。ディックスは同党の創設メンバーで、1970 年にベトナム従軍を拒否した6人の兵士の1人として2年間を牢獄で過ごしました。
    dailynews date: 
    2009/7/22(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 慈善医療団体の無料医療を求めたちが全米から続々

    ワシントンでは医療保険制度改革の議論が続いていますが、バージニア州周辺の米市民数千人は今週末、リモート・エリア・メディカルという名の慈善援助組織が提供する無料の医療を受けようと行列を作ることになりそうです。この組織の創設者であるスタン・ブロックの話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/7/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領の長年の医師はホワイトハウスの医療保険制度改革案に反対 単一支払い皆保険を支持

    1987年から大統領就任までの期間、オバマの医師だったデイビッド・シャイナーは現在、公にオバマの医療保険制度改革案に反対し、単一支払い皆保険(シングルペイヤー・システム)の導入を求めています。
    dailynews date: 
    2009/7/22(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 新作映画『イエスメンが世界を正す』 ゲリラ的反企業グループ「イエスメン」 環境破壊企業と私腹を肥やす企業を狙い撃ち

    ユニークなゲリラ的アプローチで企業を批判する政治活動家グループ「イエスメン」が新作映画『イエスメンが世界を正す(The Yes Men Fix the World)』で再登場。この映画は、アンディ・ビクルバウムとマイク・ボナノが、知名度の高い人や企業へのいたずらと批判を通して、大手企業の内部に侵入し内幕を暴くというものです。 イエスメンは、エクソン・モービル、ハリバートンなど世界の名だたる企業をものともせずでっちあげの対象にしています。
    dailynews date: 
    2009/7/23(Thu)
    記事番号: 
    5

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