デイリーニュース

  • コロンビアとコロンビア革命軍(FARC)歴史的な平和協定で停戦に同意 実施への長い道のりが始まる

    50 年以上という世界最長の紛争の一つが終結の兆しを見せています。本日コロンビア政府首脳とコロンビア革命軍(FARC)のメンバーがキューバのハバナで、約 4 年かけて交渉してきた歴史的な停戦合意を発表します。この躍進的な合意の中には、停戦の条件、武装解除、武器を返還した後の反乱者の安全性などが含まれると報告されています。コロンビアの内戦は 1964 年に始まり約 22 万人が死亡し、500 万人以上が移住を余儀なくされたと推定されています。本日、フアン・マヌエル・サントス大統領とコロンビア革命軍の最高司令官ティモレオン・ヒメネス(通称ティモチェンコ)が、ハバナで行われる式典で公式に停戦合意の内容を発表します。コロンビアの元平和高等弁務官ダニエル・ガルシア・ペーニャと記者のマリオ・ムリロから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/6/23(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 殺害されたバージニア工科大学教授の娘: 米国の銃による暴力の蔓延に取り組まなければならない

    銃による暴力の犠牲者の家族が22日ワシントンD.C.に集まり、新しい銃器規制法の制定を求めました。ウマ・ロガナサンもその一人です。彼女の父親 G.V. ロガナサン教授は 2007 年 4 月 16 日にバージニア工科大学で起きた銃乱射事件で死亡しました。乱射が起きた時、彼は 14 人の学生に上級水分学の講義を行っていました。その中の 9 人の学生も殺害されました。現在ウマは、「あらゆる町を銃器から守る」(Everytown for Gun Safety)と言う団体の生存者ネットワークでボランティアをしています。彼女にワシントン DC から話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/6/23(Thu)
    記事番号: 
    4
  • オーランドの銃乱射事件を受け フロリダ州のアラン・グレイソン下院議員が「攻撃用武器規制法」の復活に意欲

    米連邦下院本会議場では、オーランドで 49 人が殺害された乱射事件を受けて、民主党の議員達が共和党の幹部に銃規制法案の採決を求めて歴史的な座り込みを続けています。フロリダ州のオーランドを含む地域選出の民主党下院議員アラン・グレイソンに話を聞きます。彼はパルス・ナイトクラブの銃乱射事件を受けて、「攻撃用武器規制法」(Assault Weapon Ban)(訳注:1994年~2004年にかけて実施された法律だが2004年に更新されなかった)を復活させる法案を草稿しています。

    dailynews date: 
    2016/6/23(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 銃購入の可否をテロ監視リストに結びつける民主党の法案は 銃規制への第一歩か それとも危険な先例か

    下院本会議場で座り込みをしている民主党議員は、銃器購入の際の身元調査義務を拡大し、政府の監視リストに載っている人物への銃器販売を制限する法案への採決を求めています。この法案はアメリカ自由人権協会(ACLU)および憲法上の権利センター(Center for Constitutional Rights)などから強い反発を受けています。バーバラ・リー下院議員(民主党カリフォルニア州選出)と憲法上の権利センター代表のビンセント・ウォーレンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/6/23(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「採決させろ!」:ジョン・ルイス下院議員が銃規制法案の採決を求めて歴史的な座り込みを先導

    米連邦議会の民主党議員達は、オーランドで 49 人が殺害された乱射事件を受けて、共和党の幹部が銃規制への行動を起こすことを求めて、下院本会議場で歴史的な座り込みを続けています。この座り込みは公民権運動のベテラン、ジョン・ルイス下院議員が先導しました。ルイスが座り込みを始めると、共和党幹部は議事を中断させ下院が管理する議場のカメラを停止したため、 C-SPAN (議会を中心にカバーする政治専門のケーブル・チャンネル)は議場からの放送の停止を余儀なくされました。しかし議員たちがペリスコープやフェイスブックで、議場の様子をライブのストリーミングで流し始めました。ここでは下院本会議場の現在の様子をライブで放映し、ルイス下院議員の演説と、バーバラ・リー下院議員(民主党カリフォルニア州選出)からの話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/6/23(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 数十年にわたる抗議活動の末 カリフォルニア州最後の原発が閉鎖に 再生可能エネルギーに転換

    環境活動家達に大きな勝ち星です。カリフォルニア州では、半世紀以上続いた原子力エネルギーの歴史が幕を閉じ、原発ゼロとなることが決まりました。21 日、州最大の電力事業者が、2025 年までにカリフォルニア州最後の原発ディアブロ・キャニオンの稼働を停止するという、環境保護グループと労働組合が推す提案に同意したのです。カリフォルニア州の経済規模は世界第6位に位置しています。同州は1950 年代に、他州に先駆けて原子力発電を受け入れた州の一つでした。ディアブロ・キャニオン原子力発電所は 1985 年に操業を開始しましたが、このプロジェクトは最初から論争の的でした。安全性への懸念から、反原発活動家達は長年この原発の閉鎖を訴えてきました。地震を引き起こす可能性がある大型の活断層がいくつも付近を走っている危険な立地のためです。環境団体FoE(Friends of the Earth)のデイモン・モグレンに話を聞きます。FoEはディアブロ・キャニオン原発の閉鎖を求めて1960 年代から闘ってきました。

    ☆このセグメントは学生字幕翻訳コンテスト2017の課題動画です。

    dailynews date: 
    2016/6/22(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ジョー・コックス殺害犯が参加した 2000 年のネオナチ集会を組織した FBI 密告者に聞く

    先週、英国議会のジョー・コックス議員を殺害したトーマス・メイヤーについてです。メイヤーは襲撃の際、「ブリテン・ファースト(英国第一)」と叫んだと報じられています。「ブリテン・ファースト」は、23日に行われる、英国の欧州連合(EU) 離脱の是非を問う国民投票で離脱を推進している極右で反移民の政党の名でもあります。17 日に裁判所に出廷し氏名を問われたメイヤーは、「私の名は、『裏切り者には死を、英国に自由を』だ」と名乗りました。コックスは英国が欧州連合(EU)に残留することを強く訴えていました。メイヤーと米国および英国のネオナチ団体とのつながりを示す情報がさらに表面化しています。一方、トッド・ブロジェットという名のFBI (米連邦捜査局)の元雇われ密告者は、 2000 年に自分がロンドンで組織したネオナチの集会でメイヤーと顔を合わせたことがあることを明らかにしました。「リバティー・ロビー(the Liberty Lobby)」の設立者ウィリス・カルトや、「ネオナチ全米同盟(National Alliance)」のウィリアム・ピアスなど、複数の極右団体のリーダー達と仕事したことがあるトッド・ブロジェットをゲストに迎えます。

    dailynews date: 
    2016/6/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トーマス・フランク クリントンと民主党の体制を語る:民衆の党に何が起きたのか?

    21 日、ヒラリー・クリントンはオハイオ州で経済に関する主要演説を行い、ドナルド・トランプを大統領当選は米国経済に破滅をもたらし、「トランプ不況」を引き起こしかねないと警告しました。クリントンは、「彼は多くのビジネス書を書いています。その全てが 11 章 (Chapter 11) で終わっているようです。さもありなん。」と述べました〔訳注:Chapter 11 は、「連邦破産法第11章」すなわち、「清算・廃業の法的手続き」を意味することをひっかけた皮肉〕。しかし、ヒラリー・クリントンの経済政策は、未だに自らの所属政党属である民主党の批判にさらされています。先週、民主党大統領選候補のバーニー・サンダースは支援者達に向けた演説で、党をより進歩的な方向に進めるよう圧力をかけるべく、7月にフィラデルフィアで開かれる民主党全国大会に出る意向であると伝えました。新著 Listen, Liberal: Or, What Ever Happened to the Party of the People? (『リベラルよ、聞け:民衆の党に何が起きたのか?』)の筆者、トーマス・フランクから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/6/22(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「闘いは始まったばかり」 活動家たちがオアハカの教師たちに対する警察による殺害と弾圧を非難

    メキシコ南部のオアハカ州で、教師たちに対する警察の激しい弾圧で9人が死亡、100人以上が負傷しました。警察は6月19日、ノチストランのコミュニティの教師たちを襲撃しました。教師たちはそこで、ネオリベラル的教育改変と、抗議者がでっち上げだと言う罪で6月第3週に2人の教員組合指導者が逮捕されたことへの抗議行動のために道路を封鎖していました。オアハカの教師の1人は次のように話しています。「到着するなりすぐに、彼らは攻撃を始めました。私たちの人数は本当に少なかったのに。私たちはすぐに逃げようとしました。でも彼らは即座に攻撃を始めました。彼らは、その場を立ち退く警告も与えませんでした」。オアハカの団体「大地の大学」(Universidad de la Tierra) 創始者で、New Forms of Revolution(『革命の新形態』)を含む多くの本の著者であるグスタボ・エステバから話を聞きます。

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    2016/6/21(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「#黒人の命も大切」活動家 オークランドは、少女を強姦し人身売買した「野獣」警察官たちの名前を公表するべき

    オークランド市は、大規模な警察スキャンダルに直面しています。このスキャンダルでは、複数のオークランド警察署員が売春婦として働いていた未成年の少女と性交渉をしたとされ、未成年者強姦と人身売買の疑いがもたれています。ここ数日で、3人の警察署長が辞任しました。AP通信は、14人のオークランド警察官がこの性犯罪スキャンダルに関与し、そのうち2人が辞任、3人が有給休職中と報じています。6月17の午後、抗議者たちはオークランド警察署の外で抗議行動を行い、同署の周囲に赤い「危険」テープを巻き付け、付近に未成年者強姦罪を犯した人間がいることをコミュニティに警告する「ミーガン法」(Megan’s Law)警告を投稿しました。オークランドを拠点とする「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)の活動家で「警察によるテロへの抵抗プロジェクト」(Anti Police-Terror Project)の共同設立者であるキャット・ブルックスから話を聞きます。ブルックスは、6月17日のオークランド警察署に対する抗議行動を組織化するのを手伝いました。

    dailynews date: 
    2016/6/21(Tue)
    記事番号: 
    4

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