伝説的なミュージシャンで俳優、そして活動家としても活躍するハリー・ベラフォンテに、人種差別との闘いや、師のポール・ロブスン、政治改革を推し進めることのできる音楽の力、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとの親交、ハイチにおける米国の役割について話を聞きました。Sing Your Song(シング・ユア・ソング)というベラフォンテの半生を記録した新しいドキュメンタリー作品が完成しました。ジャマイカ移民の息子であるベラフォンテは、ハーレムとジャマイカの路上で育ちました。1950年代にはカリプソ音楽が流行する火付け役となり、さらにミリオンセールスのアルバムを記録した最初のアーティストにもなりました。またアフリカ系米国人ミュージシャンとして初めてエミー賞を受賞しました。こうした世界的なスターダムへ駆け上がっていくキャリアの一方で、ベラフォンテは公民権運動にも深く関わっていきました。キング牧師の親友の一人として、1963年のワシントン大行進の実行も支援しました。ベラフォンテは番組で次のように語りました。「米国の南部に足を運び地方に暮らす黒人の市民の声に耳を傾け、クー・クラックス・クラン(KKK)や人種差別に抵抗する歌を歌う人々の声を聞き、さらに最も大変な差別的状況におかれている女性たちが、これを機に状況に抗議しようと立ち上がるのに出会いました。